4月17日(日) 大阪府警察26-12中部電力 関西セブンズフェスティバル
レフリー:
アシスタントレフリー: / /
大阪府警察 | 中部電力 | |||
26 | FULL TIME | 12 | ||
14 | 前半 | 7 | ||
12 | 後半 | 5 | ||
▶大阪府警察 14松田信夫
メンバー表(48時間前)
マッチレポート
風が少し強く始めた、第Ⅰグラウンド。
社会人・クラブ・オープンの部決勝は、トップウェストAリーグ1位と2位の対決、大阪府警察と中部電力となり、電光掲示板側から攻める大阪府警察のキックオフで始まった。
最初のトライは、大阪府警察。
前半3分、中部電力は、自陣22m内側右でのマイボールスクラム、左へ大きく展開するが、大阪府警察のタックルを受けながらパス、そのボールがグラウンドへ転がると、大阪府警察⑩川島がボールを拾い上げ、ゴール右隅から左へ展開、⑬三瀬がスペースを突き、ゴールポスト中央へトライ、自らコンバージョンを決め、7-0と先制する。
中部電力は、前半5分、大阪府警察のキックオフ再開のボールがノット10mとなり、フリーキックから攻め、相手陣22m内側へ入るとパスを受けた⑨兵頭が縦に切れ込みゴール前でのタックルをかわしながら左中間へトライ、⑩鬼木のコンバージョンも決まり、7-7の同点とする。
今度は、中部電力のキックオフ再開のボールがタッチラインを超え、大阪府警察はフリーキックから攻撃、⑦髙橋が右サイドを突き、相手陣10m付近で⑭松田へパスをすると、⑭松田が巧みなステップでディフェンスをかわしゴールポスト中央へトライ、⑬三瀬のコンバージョンも成功し、14-7とし、前半が終了した。
後半、中部電力のキックオフ再開のボールを、大阪府警察⑭松田がキャッチ、⑦髙橋へパスが渡ると、⑦髙橋はディフェンスの間の狭いスペースを突き、抜け出すと自陣10mから約60mを走り切り右中間へトライ、19-7と引き離す。
大阪府警察はディフェンスの圧力をかけ、中部電力のパスミス、ハンドリングエラーを誘い、相手陣で試合を進める。
それでも、中部電力は、自陣10m内側右での相手ボールスクラムから大阪府警察のパスミスでボールがグラウンドへ転がると、⑫高木が足に引っ掛け、ボールは相手陣22m手前へ、大阪府警察が必死に戻りキープを図ろうとするがペナルティー。
中部電力は、ペナルティーからキックで前進し、ラインアウトから左へ展開、4フェーズ目、⑫高木からからタッチライン沿いにいた⑭杉浦へ飛ばしパス、左隅へトライ、後半5分、12-19と詰め寄る。
直後の中部電力のキックオフ再開のボールがノット10mとなり、後半6分、大阪府警察はフリーキックから展開、相手陣10m手前で㉑前田がゴール前に目掛け蹴り込む、中部電力も必死に戻りボールキープを図ろうとするがペナルティー、そこから、大阪府警察⑧吉田がクイックスタートでダブルタックルを受けながらゴールポスト中央へトライ、⑫前中のコンバージョンも決まり、26-12と引き離す。
中部電力は、その後のキックオフ再開のボールがノット10mとなり、フリーキック得て仕掛けるが、大阪府警察がターンオーバー、ボールをタッチへ蹴りだし、フルタイム。
大阪府警察が、26-12で、社会人・クラブ・オープンの部、初優勝を飾った。
優勝チーム会見レポート
大阪府警察
大久保 洋志監督
なかなかコロナが収束しない中でこのような大会を開催していただきこの場をお借りしてお礼申しあげます。
我々は出場チームの中で唯一の公務員チームということで、大阪府民の皆様、全国の方に強い警察官を見ていただこうという思いで取り組んでまいりました、なかなか感染防止の難しい中でコツコツと練習に取り組んできた結果が今日のゲームに現れたと思います、日頃は選手を褒めることはあまりないですが今日はよくやったと褒めてやりたいです、また明日から厳しく指導していきたいと思います。
前田 翼キャプテン
どのチームも素晴らしいチームでした、先ずは大阪府警察としてはデフェンスの面で公務員チームとしてひたむきにしっかりタックルに入って完全にシャットアウトするようなデフェンスを心がけてやった結果が優勝に結びついたと思います。
POM 松田 信夫選手
チームの目標としていたセブンズマッチで優勝できてうれしく思います、今回POMをもらえたのは今までひたむきに練習してきたおかげだと思います。
・今日3試合を消化するなかでどのようにコンデションやモチベーションの維持をしたのか?
前田キャプテン
どこのチームに対しても「自分たちがやってきた事を出そう」と先ずチームに伝えました、またセブンズは試合の間の時間が空くのでその間も気持ちを切らさずに相手の試合を見て自分たちの気持ちを高めていました。
・他のチームと比べて走力という点では突出していて、どの試合も走り勝ったというイメージがあるが、日頃の練習はどのように取り組んでいるのか?
大久保監督
年明けから感染が増えてきて業務に支障をきたすような練習が出来なかったので、例年のこの時期と比べて練習は出来ていませんでした、3月中旬からこの大会の参戦に向けて機運が高まってきまして、走り負けているようではだめだと、リカバリーを無視してというか後回しにしてハードに走り込んできました、その結果が出たかなと思っています。
・ワールドカップ後初めての花園でのセブンズ大会ということで一言感想をいただきたい。
前田キャプテン
コロナ禍でこのような大会を開催していただいたことに感謝しつつ、来年も再来年もこの大会で強い大阪府警察を皆様に伝えていきたいと思います。
松田選手
去年開催されなかった分今年開催されてよかったですし、こうして優勝することができました、これを15人制に生かしていきたいと思います、また来年も頑張ります。