1月2日(土) 全国地区対抗大学ラグビー大会 東京学芸大学 28-24 東北学院大学

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1月2日(土) 第66回全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会 1回戦 東京学芸大学 vs 東北学院大学

2016年1月2日(土) 10:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場
レフリー:
アシスタントレフリー:
東京学芸大学 東北学院大学
28 FULL TIME 24
14 前半 17
14 後半 7
詳細(日本協会)

マッチレポート

 暖かな冬の陽射しのもと、東北学院大学のキックオフで試合開始。序盤はお互いに硬さのせいかミスが目立つが、東北学院大学が相手キックに対する確実なカウンターアタックを中心に、相手陣で優位に試合を進めていく。

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そして、前半11分、東北学院大学がラックから右へ展開し、⑪布施がタックルを次々と外して左隅へトライをあげ、この試合の均衡を破る。
ここから攻撃のスピードが上がり、さらに、前半18分、1トライを加え、0-10としたことで東北学院大学のペースで試合が進むかと思われたが、徐々に東京学芸大学が目を覚ましたかのような連続攻撃を仕掛けるようになっていく。

そして前半26分、相手ゴール前スクラムで⑧保坂のサイド攻撃から最後は⑦小松がトライ(ゴール成功)をあげ、7-12と反撃開始。
さらに、前半33分にも相手陣22mライン内側でのラインアウトからモールを作ってトライ(ゴール成功)をあげ、14-12とし、この試合初のリードを奪う。しかし、その後のキックオフでの東京学芸大学のミスからつかんだチャンスを東北学院大学が確実にスコアし、14−17の東北学院大学僅差のリードで前半終了。

後半は、東京学芸大学がキックオフから積極的に攻撃を仕掛け、相手陣で試合を優位に進めるも、なかなか決定的なチャンスは生まれず。
そのような状況の中で東北学院大学が徐々に地域を押し戻していき、これが後半14分の①小島のトライ(ゴール成功)につながり、14-24とリードを広げる。
しかし、東京学芸大学もしつこく食い下がり、後半19分に相手のタックルミスをうまくついて②熊谷がトライ(ゴール成功)をあげ、19-24と点差を広げさせない。
その後はお互いに一歩も譲らず、勝負の行方は残り10分の攻防に。

最後に笑ったのは東京学芸大学。後半34分に相手ディフェンスの一瞬の隙をついて⑳池谷が中央にトライ(ゴール成功)をあげて逆転に成功し、終了間際の東北学院大学の猛攻を凌ぎきって、そのままノーサイド。
28−24という緊迫したシーソーゲームを東京学芸大学がものにし、準決勝に最初の名乗りを上げた。

(文責 大林 直之)

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