11月21日(日) 関西大学 vs 立命館大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

2021ムロオ関西大学Aリーグ 第6節
2021年11月21日 14:00 K.O.
入場者数:人 天候:
レフリー:船岡 克広(関西協会)
アシスタントレフリー:椿原 歩(関西協会) / 嵯峨 慶二(関西協会) / 河村 隆史(関西協会)
関西大学 立命館大学
17 FULL TIME 19
3 前半 7
14 後半 12
詳細(PDF)

メンバー表(48時間前)

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関西大学
監督森 拓郎
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮内 慶大1175105つくしヤングラガーズ→東福岡
2HO垣本 大斗217095枚岡中→石見智翠館
PR龍田 恭佑4174105瀬田北中→京都成章
4LO篠田 昂征118392徳島城東
5LO栗本 勘司418196報徳学園
6FL山本 大輝417190菫中→常翔学園
7FL千原 拓真417688長野市少年少女RS→中部大春日丘
8NO.8池原 自恩318094関大一
9SH溝渕 元気216974蹉跎中→大産大附属
10SO高桑 基生416878大阪RS→常翔学園
11WTB澤口 飛翔217583御所中→御所実業
12CTB立石 和馬117585つくしヤングラガーズ→東福岡
13CTB藤原 悠417887伊丹RS→大阪桐蔭
14WTB大坪 勇太317893神奈川DAGSRS→國學院久我山
15FB垣本 大誠317075枚岡中→石見智翠館
16Re.今井 虎太郎3174100天理中→尾道
17Re.朝倉 貫太4177102國學院久我山中→國學院久我山
18Re.細矢 一颯2173102蹉跎中→関大北陽
19Re.雨谷 陸椰2180100高槻RS→常翔学園
20Re.雨谷 悠雅417695高槻RS→東海大仰星
21Re.湫 叶太216768東海大仰星中→東海大大阪仰星
22Re.工藤 広和417080原中→東福岡
23Re.池澤 佑尽218084兵庫県RS→東福岡
立命館大学
HC鬼束 竜太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR百地 龍之介4175103東海大仰星中→東海大仰星
2HO中川 魁316592小阪中→大阪桐蔭
3PR藤野 翼3174105横須賀市RS→関東学院六浦
4LO阿部 孔哉418198高崎RC→東農第二
5LO宮城 雄真2186100瀬田北中→京都成章
6FL中村 壮417890吹田RS→東海大仰星
7FL江木畠 悠加117791中鶴少年RC→大分舞鶴
8NO.8宮下 大輝418198尼崎RS→報徳学園
9SH北村 瞬太郎216873横浜RS→國學院栃木
10SO江良 楓417282枚岡中→大阪桐蔭
WTB木田 晴斗417689関西大倉中→関西大倉
12CTB森 駿太217185かしいヤングラガーズ→東福岡
13CTB江川 剛人218480吹田RS→桐蔭学園
14WTB藤井 健太郎417888洛南中→伏見工業
15FB吉本 匠希218383文の里中→常翔学園
16Re.横尾 太一417295交野第一中→東海大仰星
17Re.前川 和輝216998亀岡中→天理
18Re.金井 慎太郎4173105佐野日大
19Re.畠澤 諭4193112開志国際
20Re.小島 良介418291西陵中→洛北
21Re.諸井 琉哉316674千歳中→流経大柏
22Re.宮嵜 隼人317284明石JRC→報徳学園
23Re.間瀬 陽紀317377熊谷東中→深谷

マッチレポート

2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグもいよいよ終盤の第6節、優勝争いと共に目が離せないのが順位争い。共に上位校との争いに苦戦を強いられた両チームも、この日まで勝ち点は関西大学9、立命館大学5と入れ替え戦回避に向けて予断を許さない。1つでも勝ち点を積み上げ、ライバル校との差を広げておきたい。関西大学は直前のケガでキャプテンPR龍田恭佑を欠いた不安は拭えず、立命館大学も未だ1勝と結果が出ていない。重苦しい雰囲気の中、立命館大学のキックオフでゲームが開始された。

いきなり先制したのは関大。前半5分の22ml中央付近のPGをゲームキャプテンSO⑩高桑基生が慎重に決め3-0とした。

その後は両チームとも硬さが目立ち、反則やミスなどでなかなか主導権を奪えない。一方の立命館は前半終了間際の39分、ハーフウェイ中央付近のラックより左展開、最後はフォローしたSH⑨北村瞬太郎が中央にトライ、CTB⑫森駿太のゴールも決まり3-7と立命館大学がリードして前半を終了した。

後半は関大が4分にWTB⑪澤口飛翔、17分にCTB⑫立石和馬のトライで17-14と一旦はリードを奪う。

しかし最後は25分に立命館大学キャプテンWTB⑪木田晴斗の逆転トライで17-19としてシーソーゲームに決着をつけた。

この結果、関西大学は勝ち点10、立命館大学は勝ち点9と入れ替え戦回避の順位となったが、最終節の結果次第ではまだまだ油断できない。両チームとも特に4回生メンバーの集大成のゲームを見せてほしい。POMは決勝トライを挙げ、要としてチームを牽引した立命館大学キャプテンWTB⑪木田晴斗に贈られた。

会見レポート

関西大学
森 拓郎 監督
本日はありがとうございました。1週間、立命館さんに対しての準備がしっかりと出来ていた中で、週末にキャプテンが怪我をしてしまい急遽メンバーが代わってしまった。少しやりにくい所もあってんですけれども、フィールドに立った15人がキャプテンの分までしっかりとプレーをしてくれました。内容的には満足しています。ゲーム的には立命さんの強く前に出る所をしっかり押さえれなかったとか、修正する部分はあるのですが、今後につながる良いゲームが出来たと思っています。今日はありがとうございました。

高桑基生 ゲームキャプテン
今日のゲームは監督がおっしゃっていた様にキャプテンが3日前にけがをしてしまって、メンバー自体はキャプテンの分までやるとか、ここ最近、立命館さんには勝っていなかったので、歴史を変えるという意味では大事な一戦となった。選手一人一人が80分の中で1分1分を楽しむという所にフォーカスして、歴史を変えにいって臨んだ試合ですが、結果として負けてしまって、この試合でこの悔しさが終わるのではなくて、次節、そこでぶつけたいと思っています。

Q:終盤にかけて接戦ですごく締まった試合をしていると見えるのですが、リーグ進むにつれて良くなっている部分というのは、司令塔の目から見て何かあるのでしょうか?
高桑ゲームキャプテン
具体的には2点あると思っています。一つ目はチーム全体の雰囲気が試合に出るメンバーだけでなく、試合に出るメンバー以外も観客席から良い応援であるとか、普段の練習から良いクオリティのアタックをしてくれるという所で、下のチームからの底上げの所が良くなっているなと感じる点と、二つ目はメンバーが自分たちは関大の代表であるという自覚を持って戦ってくれていると司令塔から見ても思うので、そういった点がチームが良くなっていることだと思います。

Q:龍田キャプテンは3日前にどの様にけがをしたのでしょうか?また次節は大丈夫でしょうか?
森監督
スクラム練習で足を痛めた、大きな怪我ではなく、次節は調整して何とか出れる状態に持っていけると考えています。

Q:今日の敗戦で降格争い巻き込まれてしまいましたけれども、残り少ない時間で特にどのあたりを修正していきたいでしょうか?
森監督
大きく変える部分はないなと思いますが、近大さんの力強いプレーにしっかり体張って、先ずは良い準備をしていきたいと思います。

Q:1本目のショットと2本目のショットの心境を教えてください。
高桑ゲームキャプテン
自分としては、残念な役回りという言い回しが違うかなと感じています。1本目は前半の最後という所で良い形で終われればなと思っていたので、それほど緊張はしていませんでした。2本目はやはり勝負を決めるという所のショットだったのと、1本目外してしまったという所で取り返せるチャンスが来たと思ったので、それとやはり歴史を変えようと臨んだ一戦だったので、自分にしか味わえない緊張感に襲われてしまって、結局はそこに負けてしまった自分の弱さが出てしまった結果だと思っています。


立命館大学
束竜太 ヘッドコーチ
本日は関西協会の皆様、大阪協会の皆様、準備にあたりご尽力いただき心から感謝申し上げます。試合の方は見られた通り勝ったことだけが全てで、それ以外の事はなく、多分、この関西リーグで一番出来の悪い試合だったと思います。それでも本当に最後に外してもらえたので、何とか生き残れたという形で、勝って反省が出来る事がありますので、それが良かったという事で、次の試合に向けて修正したいと思います。

木田晴斗 キャプテン
今回の関西大学さんは昨年も勝っていて夏にも練習試合した。去年も勝っていたという所で、今回の試合は気の緩みがあったら負けるぞと言ってきて、1週間練習をしてきました。それを選手みんなに言い続けてきたんですけれども、やはり前半が終わった所で、今までとは違った雰囲気でチームのみんなに気の緩みがあった。そういった所から取り切れなかったり、自陣で簡単なミスをして相手にチャンスを与える等、そういった悪い流れを断ち切ませんでした。最後、本当に勝ち切れたという所は良かったですけれども、このまま行けば、次の試合も同じような結果になってしまう。自分達は苦しい試合になってしまうので、もう一度メンタル的な部分を1週間で変えてチーム全体として引き締めてやっていきたいと思います。

Q:後半、逆転されてからアタックに勢いが出てきたのはチームとしてどの様な確認をしたのでしょうか?
木田キャプテン
もう一度ゲインラインを取りに行く所を意識して前に出よう、シンプルに前に出る、ボールを繋げれば前に出れると話をした。前半はそこで取り切ることに先走って、オフロードなどでミスを重ねていたので、先ずはゲイン切ってその積み重ねで地道にトライを取りに行こう、と話をして前に出るミスの少ないアタックが出来たと思います。ただ最後の所で取り切れずターンオーバーをされてしまった所などが少し甘かったと思います。

Q:木田選手をウイングで起用する意図と成果は?
鬼束ヘッドコーチ
意図を伝えるともう一試合残っているので・・・、ただこの2試合出ている江川も元々良いものを持っています。ただ、スペースの使い方であったり、ディフェンスの詰め方であったり、木田とは違うタイプでそこができると思ったので、木田に良い形でボールキャリーにすれば、センターよりウイングの時の方が、もしかしたらランの機会が増えるのではないかという所です。

Q:木田選手はウイングでは、どの様な感じでプレーしていますか?
木田キャプテン
ウイングだと自分の強みであるラン、ボールを持った時の動き、前に出る所にフォーカス出来るので自分の強みが出せると思います。

Q:次の試合、リーグ最終戦にどの様なラグビーがしたいですか?
木田キャプテン
僕達が1年間意識してきた立命館のディフェンスを、見ている人も今日は感じられなかったと思うので厚いディフェンス、前に出るディフェンスでしっかり相手を圧倒して、アタックはもっと自由に楽しんで、見ている人が楽しいようなラグビーをしていきたいと思います。

(文責:大阪府協会 矢倉孝二・石川 悟)


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