10月9日(土) 立命館大学 vs 京都産業大学

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2021ムロオ関西大学Aリーグ 第2節
2021年10月09日 11:45 K.O.
入場者数:0人 天候:晴れ/無風
レフリー:木村 正彦(関西協会)
アシスタントレフリー:西村 純(関西協会) / 加藤 悠(関西協会) / 奥村 亮(関西協会)
立命館大学 京都産業大学
20 FULL TIME 41
10 前半 7
10 後半 34
詳細(PDF)

メンバー表(48時間前)

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立命館大学
HC鬼束 竜太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR百地 龍之介4175103東海大仰星中→東海大仰星
2HO中川 魁316592小坂中→大阪桐蔭
3PR金井 慎太郎4173105佐野日大
4LO阿部 孔哉418198高崎RC→東農第二
5LO宮城 雄真2186100瀬田北中→京都成章
6FL小島 良介418291西陵中→洛北
7FL伏見 拓翔317695川崎市RS→報徳学園
8NO.8宮下 大輝418198尼崎RS→報徳学園
9SH北村 瞬太郎216873横浜RS→國學院栃木
10SO江良 楓417282枚岡中→大阪桐蔭
11WTB安井 拓馬317783藤森中→東海大大阪仰星
12CTB森 駿太217182かしいヤングラガーズ→東福岡
CTB木田 晴斗417689関西大倉中→関西大倉
14WTB藤井 健太郎417888洛南中→伏見工業
15FB吉本 匠希218383文の里中→常翔学園
16Re.横尾 太一417295交野第一中→東海大仰星
17Re.前川 和輝216998亀岡中→天理
18Re.藤野 翼3174105横須賀市RS→関東学院六浦
19Re.畠澤 諭4193112開志国際
20Re.江木畠 悠加117791中鶴少年RC→大分舞鶴
21Re.堀内 銀之助116965滋賀JrRS→土佐塾
22Re.宮嵜 隼人317284明石JRC→報徳学園
23Re.間瀬 陽紀317377熊谷東中→深谷
京都産業大学
監督廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR野村 三四郎3176103高杉中→西陵
2HO梅基 天翔417196WILD BANDITS→高岡第一
PR平野 叶翔4180110四日市Jr.RFC→西陵
4LOフナキ・ソロモネ1186115トンガカレッジ→目黒学院
5LOアサエリ・ラウシー3188116トンガカレッジ→日本航空石川
6FL福西 隼杜3178100伊丹RS→報徳学園
7FL三木 皓正217395西陵中→京都成章
8NO.8藤井 颯417587修学院中→京都成章
9SH廣田 瞬416571天理西中→天理
10SO家村 健太317693BBJ→流通経済大学付属柏
11WTB高井 良成217580瑞光中/大阪RS→関大北陽
12CTBジェイミー・ヴァカラヒ4177100トンガカレッジ→日体大荏原
13CTB堀田 礼恩417788京都成章
14WTB松岡 大河217076茨田北中→東福岡
15FB船曳 涼太218085神戸Jr.RFC→神戸科学技術
16Re.内山 二千斗317296神川中→京都成章
17Re.木村 圭汰4173110筑紫台
18Re.中川 亮3170103市岡中→尾道
19Re.堤田 京太郎3180100枚岡中→大阪桐蔭
20Re.ヴェア・タモエフォラウ2186129オネハンガハイスクール→札幌山の手
21Re.土永 旭117064西陵中→光泉カトリック
22Re.西仲 隼317281瑞光中→近大付属
23Re.竹下 拓己318088Charmants RFC → 東福岡

マッチレポート

2021ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節、東近江市布引グリーンスタジアムの第1試合は、1節で関西学院大学に勝利し順調なスタートを切った立命館大学と今日が初戦となる京都産業大学の対戦。 やや風下の左から攻める立命の10番SO江良のKOで試合開始。

先制は京都産業大学。10分、ペナルティキックから右ゴール前5mのラインアウト(LO)を選択、LOはやや乱れたが、できたラックから9番SH廣田のパスを受けた2番HO梅基が右中間にトライ。14番WTB松岡がゴールを決めて0−7とする。

4分、立命が取り返す。敵陣10m付近で京産の攻撃をナイスタックルでターンオーバすると左に大きくボールを動かし左中間22mL付近でラックを作り9番SH北村がそのラックサイドを抜け出し11番WTB安井にパス、そのままゴールラインを超えた。12番CTB森のゴールも成功し7−7と振り出しに戻す。
続く30分にはSO江良が中央から20mのドロップゴールを成功し、10−7と立命がリード。京産は32分に左中間22m L付近で7番FL三木のタックルで得たペナルティでゴールを狙うが惜しくも外れ、前半は10−7で立命のリードで終了する。

後半、京産10番SO家村のキックで試合再開。 すぐに立命がチャンスを迎える。 5分、右ハーフウェイL付近のLOでまたもやSH北村が抜け出しゴールに迫ったところで京産がたまらずオフサイド、CTB森がそのペナルティゴールを慎重に決めて、13−7と突き放す。

直後のキックオフ、京産5番LOアサエリの突進で相手陣22mLまで持っていき、ラックからSH廣田から3番PRキャプテン平野、6番FL福西と渡り中央付近にトライ、ゴールは決まらなかったが8分に13−12と1点差にする。続く14分、京産は立命ゴール前に迫り、FWが密集サイドを執拗について最後はLOアサエリがパワーで右中間にトライ、22番西仲のゴールも成功し13−19と逆点する。

ここから京産の時間が続く。19分、立命ゴール前の相手LOからのこぼれ球をSH廣田が押さえトライし立命を突き放す。(G失敗、13−24)
32分、京産FL福西の強烈なタックルからターンオーバー、SH廣田をフォローしたFL三木が30mを走って中央にトライ。(22番西仲G成功、13−31)
続く34分にもインパクトプレーヤーとして入った20番タモエフォラウのゲインを中心に立命ゴールLに迫り、4番LOフナキ・ソロモネがトライし試合を決めた。(22番G成功、13−38)
京産は攻撃を緩めることなく終了間際にも22番西仲がPGを決め13−41とするが、ロスタイムに入って立命が意地を見せ、13番CTBキャプテン木田の突破から5mスクラムを得て、22番宮嵜がトライ、自らゴールも決め20−41とするもここでノーサイド。6トライを上げた京産が勝ち点5ポイントを獲得した。

京産は攻守に活躍した両FL福西、三木を中心に両LOのパワーを交え、最後まで集中力を切らさず後半は圧倒する形となった。次節以降もリーグの中心に立っていくであろうと思わせる試合運びであった。逆に立命は前半リードしていただけに後半が惜しまれるが、能力の高いチームだけに次節必ず修正してくると思う。

Player of the Matchには、再三の好タックルに1トライと攻守に目立った7番FL三木が選ばれた。

会見レポート

立命館大学
鬼束竜太ヘッドコーチ
残念ながら終盤で点差をつけられて負けてしまいました。後半の途中でチャンスのところで仕留めきれなくて相手のペースにさせてしまいました。そこが敗因です。次に切り替えてチームを作り直していきます。

木田晴斗キャプテン
前半は相手にセットプレーでプレッシャーをかける事ができていい展開に持ち込めましたが、後半に入ってデフェンスの所で受ける場面が多くなってリズムに乗られてしまい、強みであるデフェンスが最後まで出来なくなったところが敗因です。

Q.京産大が後半になって勢いが出てきたのはどのような原因か?
鬼束ヘッドコーチ
デフェンスは崩されてはいないが個々のタックルで止めきれずにつながれることが多く、そこはスキルや疲れも含めて足りなかったのかなと思っています。

木田キャプテン
ファーストタックルで仕留め切ることができず、ゲインされてデフェンスラインが下がりそこで出足も遅れるところが原因です。

Q.後半でアタックのところである程度仕掛けはハマっていたと思うが得点につながらなかったのは?
木田キャプテン
最初の機転の所でのハンドリングミスや相手のプレッシャーが強いためミスをしてしまった。しっかりボールをキープしてボールを動かせればサインプレーも決まっていたと思います。そこが前半と後半の違いだと思います。

Q.スクラムハーフの北村選手の評価は?
鬼束ヘッドコーチ
彼は気の強いところもあり、フィジカルも大好きな選手でスピードもあるのでそういった部分を生かしていこうと思っています。スクラムハーフとしてもっと教えて行こうと思っています。


京都産業大学
廣瀬佳司監督
3ヶ月全く試合をしていない中での試合でしたので不安はありました。ゲームプランはあったのですが立命館さんにそれをさせてもらえず苦しい場面もあったのですが、後半に学生たちが自分たちで話し合って修正してくれて、うちらしいアグレッシブなラグビーをしてくれて満足しています。

平野叶翔共同キャプテン
前半は苦しい展開で、自分たちのラグビーは出来ているのにスコアにつながらなくてそこが焦りにつながったと思います。また試合勘のない状況でしっかり話し合って修正できたのが良かったと思います。

Q.トップリーグと比べて学生を率いての勝利はどのような感じですか?
廣瀬監督
なかなか得点につながらずやきもきするところもあったのですが、しっかりと学生自身が話し合って修正してパフォーマンスを発揮してくれたことが嬉しいです。

Q.ハーフタイムでどういった事を話し合ったのか?
平野共同キャプテン
前半スコアにつながらないのは自分たちのミスが原因でもう一回基本に戻ろうと、スコアすることに焦っていたので冷静になってやろうと、後半の最初のトライでアタックのフェイズが続いて取れたのでその後は自分たちの流れでゲームをすることができました。

Q.一か月の練習の休止期間後に皆で集まった時の印象は?
平野共同キャプテン
ちょっと焦りはありましたが、皆ラグビーがしたいというメンタルがあり積極的に取り組んでくれました。

Q.両フランカーの評価は
廣瀬監督
前に出るタックルでチームが前に出られてそれでチームが鼓舞されて、特に後半は頼もしく見ていました。今年の京産の強みの一つでもあります。

Q.素晴らしいタックルでしたが後半に特に意識したことはありますか?
三木皓正選手
前半が拮抗した試合だったのでしんどい試合になるのはわかっていました。とにかくチームに貢献したい気持ちで頑張りました。

Q.POMの感想は
三木選手
まだまだ成長の過程なので慢心することなくひたむきにやっていきたいと思っています。


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■萩原康夫

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