2018ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第3節近畿大学 対 天理大学
2018年10月28日(日) 14:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場 入場者数:2624人 天候:晴れ/微風 |
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レフリー:四辻順一朗(関西協会) アシスタントレフリー:八木聖也(関西協会) / 河村隆史(関西協会) / 大藪暢明(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 2島根一磨 |
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近畿大学 | 天理大学 | |||
0 | FULL TIME | 50 | ||
0 | 前半 | 26 | ||
0 | 後半 | 24 | ||
詳細(PDF) |
マッチレポート
第3節、東大阪市花園ラグビー場での第2試合は地元東大阪市の雄、近畿大学と3連覇に挑む天理大学との一戦。下馬評通り、昨年度まで2連覇の天理大学は外国人枠の拡大も追い風に、開幕2連勝。前節では古豪同志社大学を59-0と完封し、ますます勢いを増している。一方の近畿大学は立命館大学、関西学院大学を相手に接戦ながら2連敗と今一つ調子が出ていない。新装となった花園ラグビー場人気も重なり3,000人近いファンが訪れ、近大のキックオフで開始された。
先制したのはやはり王者の天理大。前半7分にゴール前のラインアウトからモールを形成。安定したモールで近畿大FWを圧倒しゴールラインに迫り、最後はキャプテンのHO②島根一磨が抑えてあっさりと先制した。その後もFWの核、№8⑧ファウルア・マキシの連続トライなど合計3トライを重ね、0-26で前半を折り返した。
後半に入っても天理大の勢いは止まらず、強力FWがラッシュを繰り返して大きくゲインしたのち、高速BK陣がワイドに展開するという多彩な攻めで4トライ。最終的には0-50と近畿大を圧倒、前節の同大戦に続く完封勝利で無傷の3連勝を飾った。
リーグ戦序盤、天理大は100点ゲーム(対関大戦)に連続完封と相手に付け入るスキを与えない盤石の戦い。目標は既に大学選手権での活躍、打倒関東勢に向いているのかもしれない。一方の近大はスコアの上では完敗だったが、持ち前の激しいタックルとブレイクダウンでの攻防で、後半は30分間近く天理大の猛攻を凌いだ。これを糧にリーグ戦中盤以降の巻き返しを図りたい。
ムロオ・マン・オブ・ザ・マッチには、先制トライの後、強力メンバーを上手くまとめ上げて連勝を伸ばした、天理大キャプテンHO②島根一磨が選出された。
(文責:大阪府協会、石川 悟)
試合後キャプテンインタビュー
フォトギャラリー
■撮影者:KRPU 渡辺隆夫
■撮影者:KRPU 山口勝一