マッチレポート
前半は奈良高専のペースで神戸高専陣内でゲームを進めチャンスを作るものの神戸の激しいデフェンスに阻まれなかなか攻めきれない中で奈良高専が13分にゴール前左中間ラックから出たボールを10番喜多挙世がゴール前にハイパントし、これを8番村本幸次郎が持ち込み先制トライをあげる、12番島津雄斗のゴールキックも決まり7―0とする、その後も2トライを重ね19―0とリードするが、35分に神戸は奈良がBK展開したパスを14番神吉駿汰がインターセプトし左中間にトライし11番岸本岳斗がゴールも決め19-7で折り返す。
後半に入り奈良はゴール前ラインアウトからモールで一気に押し込みトライをあげてからは奈良ペースでゲームは進み45-7と大きく突き放す、一方神戸はテンポよく攻める場面もあったがミスで流れをつかめないが、終了間際にゴール前ラックから1番前亮親が押し込みトライ、意地を見せた。
勝利した奈良高専は来年の1月4日から神戸ユニバー記念競技場で開催される全国高専大会に近畿ブロック代表として出場する、また負けはしたものの神戸高専も開催地枠で出場する。
試合後コメント
奈良工業高等専門学校 森弘暢 監督
Q.試合を振り返って
前半10分程度、チャンスでなかなか得点が取れない時間が続いた後、ようやく得点が取れたが、そこから一気に行きたかったが、ミスを重ねてしんどいゲームにしてしまった。
Q,主導権は握っていたのでは
スコアの主導権はあったのですが、きっちりやりきらないといけないところでミスをしている。この点、まだまだ甘いところです。
Q.全国大会までの約2ヶ月の取り組みは
チームの方向性や戦術面は今の目標通りにやっていけば良いと思うが、その厚みや精度をあげていかなくてはいけない。その為に基本に帰ってきっちりとやっていきます。
奈良工業高等専門学校 小泉太護 板垣壮流 共同キャプテン
Q.試合を振り返って
(小泉) 圧力はかけられていたと思うが、ペナルティ、エラーが多く、きっちりとしたプレーができていなかった。
(板垣) 自分達のやりたいことはできていた部分はあったが、ペナルティなど自分達で試合を壊しているところがあった。自分達でやることをやるだけでなく、チームの規律 を全国まで残り2ヶ月高めていきたい。
Q.全国大会までの2ヶ月の取り組みは
(小泉)プレーだけでなく、ラグビー以外でのきちんとした人間力も上げていきたいと思います。
(板垣)アタックやディフェンスで通用する部分はあったと思うので、ペナルティをしないなどチームとしての規律を大事に守っていけるか、自分達で上げていきたいと思います。
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KRPU 坂田勇三