マッチレポート
交流試合第2節を迎えた関西大学Aリーグ。天理親里ラグビー場では、天理大学と摂南大学の対戦が行わた。
午後2時、右から攻める摂南12番CTBヴィリアミ・ツイドラキのKOで試合が始まった。序盤10分までは、両チームとも相手陣22m内に入ることなく様子見の展開であったが、ボール支配が増え徐々にペースをつかんできた天理は前半16分、摂南のペナルティで得た敵陣左ゴール前5mのラインアウトからのモールを押し込み6番FL服部航大が左隅にトライし先制する。(⑩SO松永拓郎G不成功、5−0)
20分にも敵陣中央10m付近のラックをターンオーバーした天理は左に展開し、8番No.8山村勝悟が抜け出し、最後は13番CTBシオサイア・フィフィタが中央にトライ。(⑩G成功、12−0) 24分、天理12番CTB市川敬太の突破から10番SO松永が中央にトライ。(⑩G成功、19−0) 28分、ゴール前モールから1番PR高橋虎太郎がトライと天理が突き放す。(⑩G失敗) その後も35分、8番山村のトライ(⑩G不成功)、39分11番WTBアントニオ・トゥイアキのトライ(⑩G成功)と、やや一方的な展開のまま前半を終える。(36−0)やや一方的な展開のまま前半を終える。(36−0)
後半開始、摂南が最初に敵陣ゴール前に迫るが、マイボールラインアウトをターンオーバーされチャンスを逃すと、14分後半最初の得点を天理に許す。(⑩PG成功、39−0) 19分には3個目となるラインアウトモールからのトライを右隅にあげる。(2番HO谷口永遠、⑩G成功、46−0) なんとか得点の欲しい摂南は、25分、天理ゴール前にせまり、FWがラックサイドを突いたり、留学生のパワーで突破をはかるが、天理のディフェンスは崩れず、最後はペナルティを犯しチャンスを逃す。
すると終盤は前半同様に、天理がトライを立て続けに奪う形となってしまう。34分、20番FLジョネ・ケレビが左中間にトライ。(⑩G成功、53−0) 37分、13番フィフィタが自身2個目のトライを左中間に。(⑩G不成功、58−0)ロスタイム43分、この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた8番山村が中央を突破してトライを上げ試合終了。(⑩G成功) 最終的には65−0と天理が摂南を大差で破った。
摂南は留学生を中心にランニング主体で突破を図ったが、天理のディフェンスを破ることはできなかった。しかし、チームの意思統一は昨年より出来上がっていたように思う。天理はラインアウト等で第1節より修正が見られたが、後半のペナルティが7個と多く、次節への課題となった。
試合後インタビュー
天理大学 松岡大和キャプテン
(本日の試合を振り返って?)
本日は応援ありがとうございました。天理としては試合の入りの部分で摂南大学のブレークダウンでの強いプレッシャーに苦しんだのですが、15人全員で修正できてトライまで結びついたので、先週よりレベルアップできたと思います。引き続き試合ごとにレベルアップできるように、来週からも頑張っていきたいと思います。
Player of the Match
天理大学 8番No.8山村勝悟
(今日の試合の良かったところ、悪かったところは?)
良かったところは、サポートで皆でつなげて行けたところです。
悪かったところは、デフェンスで相手にゲインされることが多かったところです。
(次戦に向けての意気込みを。)
まずは、メンバーに選ばれるように、そしてチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います