トップリーグカップ2019 プレーオフ 決勝
神戸製鋼 VS クボタ
2019年8月10日(土) 18:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場 |
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レフリー: アシスタントレフリー: |
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神戸製鋼 | クボタ | |||
43 | FULL TIME | 7 | ||
24 | 前半 | 0 | ||
19 | 後半 | 7 | ||
詳細 (TL公式) |
会見レポート
クボタ
フラン・ルディケ ヘッドコーチ
残念な結果だ。準備はよかったが神戸は強く、ショートパスのゲームを止めることができなかった。とは言え、この決勝戦まできたことはすごくいい経験だし、これを次に活かしたい。
クボタ
青木祐樹 キャプテン
神戸のアタックを止められなかったことがきょうの敗因だ。いい準備はしてきたが、今日はグラウンドで出すことができなかった。
Q.優勝経験がない選手たちはいつもと違ったか?
ルディケHC
特に違いはなかった。むしろこの状況によるプレッシャーに耐えることができたと思う。
ただ最初に神戸のキープレイヤーを止めることができず、勢いをつけられた。その流れで自分たちがボールを持ったときにプレッシャーをリリースするスキルが足りなかった。
Q.神戸のアタックはわかっていたけれど止められなかった理由は?
青木キャプテン
オフロードパスをつないでくることはわかっていたし、ダブルタックルで1人目は下、2人目はボールへと行くプランだったが、プレッシャーを受けてクイックでボールを出され、後手に回ってしまった。
神戸製鋼
アンドリュー・エリス キャプテン
今シーズンに自分たちがやってきたハードワークが結果として表れたと思う。3~4カ月前に高い目標を掲げ、その価値を重んじ、成長したいと過ごしてきた結果が表れたと思う。チーム全員が何を基に生きているのかをわかっている。スティーラーズのため、会社のために何をやれるのかをわかっていて、そのために全員が努力してきた。
デーブ・ディロン ヘッドコーチ
同じ!!付け加えることはほとんどない。唯一付け加えるとすれば、神戸は選手・マネジメント含め、常に成長しよう、変わっていこうとするマインドセットを持っているということ。そして今日やるべきことをやりきってくれた選手・スタッフを誇りに思う。
Q.クボタへの対策は?
ディロン・ヘッドコーチ
クボタはセットプレーが強いチームだと認識している。したがって、スクラムとラインアウトに多くの時間を今週は費やした。その中でより意識したことは、先週の自分たちよりもいいパフォーマンスを発揮し、より成長できるように。相手への尊敬はもちろん、自分たちにフォーカスしてやってきて、今日の試合で結果を出せた。
Q.昨シーズンの優勝と今回の優勝、喜びに違いはあるか?
エリス・キャプテン
今シーズンの目標は昨年とはまた違うテーマを持って取り組んできた。新しいメンバーも入ってきて、自分たちは何を大事にしているのかをまず理解させる必要があった。昨シーズンについては高いレベルのスタンダードを設定できたので、今シーズンは多くのハードワークが伴ったが、その上を行ける目標を達成したいと考えてやってきた。また、神戸の社員は暑い高炉で鉄をつくらなければならない。そしてこのカップ戦も暑い気温でプレーしてきたが、自分たちはスティールワーカーとしてそれを楽しもうと話しあってきた。
Q.ウェインやダン・カーターからなにかアドバイスはあったのか?
ディロン・ヘッドコーチ
ダン・カーターからはシンプルで、これまでたくさんハードワークをしてきたので、この決勝は楽しみながらプレーしようとのこと。ウェインの体は神戸にいないが、その心は神戸にいる。ウェイン総監督と福本チームディレクターの貢献は高い。他のコーチ陣も多くの時間をチームに使ってくれ、成長させてくれた。
エリス・キャプテン
ダン・カーターはNZで映画の発表に忙しく、あまりいいコメントはもらえていない。(笑)
(文責:大阪府協会 長澤良行、石川 悟)