第13回関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会レポート


令和元年6月22日(土)・23日(日)の2日間、今年も兵庫県淡路市「淡路佐野運動公園多目的広場天然芝グラウンド」ワールドカップ2019開催、いよいよ100日切って盛り上がってきた中でのキャンプ地として使用される素晴らしいグランド施設で、「第13回関西ミニ・ラグビージャンボリー交流大会」を開催することができました。
関西2府11県と昨年より1県増の、東は愛知県、西は山口県から57チームと逆に1チーム減、参加者も13人減の総勢961人の小学生が集まり熱戦を繰り広げました。
開会式には、今年も開催地である地元兵庫県ラグビーフットボール協会から田中会長、お忙しい業務の中淡路市長の門氏が出席いただき、祝福と励まし、キャンプ地であることのご挨拶をいただきました。

ワールドカップ試合会場の神戸市ワールドカップ組織委員会から最後の紹介に来られ大会を盛り上げてくれました。今年は梅雨に時期が少しずれておかげさまで、ここ何年ない2日間となり、雨に見舞われず最高の大会となりました。1日目は気温よりも湿度が高く熱中症を気にしながら安全対策上のウォータータイムを入れながらの試合運びとなりました。それでも日頃の練習の成果か熱中症で倒れる子もなく、また、練習の成果を発揮しどのゲームも白熱した試
合を繰り広げてくれました。2日目は1日目とは異なり、例年同様に前日の試合の疲れか、宿舎での疲れ
か分かりませんが、軽負傷等が多く、ドクターがグラウンド内を駆け巡り対応していただくことになりました。しかしながら大きなけがには至らず今回は救急車を要請することもなく、大会本部関係者も平和な2日間となって一同ホットしておりました。今年も例外でなく2日間大会になると2日目に負傷者が続出する傾向にあり、何が原因かは定かでありませんが、安全を第一に考える中、各チームの安全対策に対する認識と対応に協力していただくことが不可欠と痛感しております。

また、試合につきましては、均衡した試合が多く以前ほどのミスマッチゲームが無くなったように見受けました。各指導者、関係者の皆様の努力によるラグビーに対する姿勢が徐々に現れているのかなと見受けます。その一方で、まだまだ勝利にこだわりすぎたチームも有り、タックル(逆ヘッド)に入る姿勢、またボールを奪う時の姿勢等々、毎年申していますように安全対策面で心配になる場面も多々多く見受けられました。あくまでも小学生プレーヤーの交流を促しミニ・ラグビーに対する正しい理解と、心身の発達に応じた技術の向上を図ることを目的に掲げた大会であり、ラグビー規則を守り・世の中のマナーを守ることを重視していただき、チャンピオンシップではないことをご理解いただきたいと思います。一点最後にレフリーでお世話になった方々には本当にありがとうございました。良き試合にするのはレフリーの裁量と思っています。これからも宜しくお願い致します。

主催者側としては、今後一層選手の安全対策に配慮しながら運営(審判・指導を)していく必要性を感じ実施する事を再確認いたしました。
最後に、大会運営に協力いただきました淡路市、兵庫県協会、兵庫県協会医務委員会、関西協会U12普及育成委員の皆様にはお世話になり感謝申し上げます。

関西ラグビーフットボール協会 U12普及育成委員会


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