トップリーグカップ 順位決定トーナメント1回戦Honda VS 宗像サニックス
2018年12月1日(土) 14:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 |
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レフリー: アシスタントレフリー: |
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Honda | 宗像サニックス | |||
38 | FULL TIME | 34 | ||
24 | 前半 | 14 | ||
14 | 後半 | 20 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
師走とは感じさせない穏やかな天候のもと、サニックスのキックオフでゲームがスタート。
開始早々、両チームのハンドリングエラーがあり地域が動かない。
先手を打ったのはホンダ。
前半7分、中盤からPKを得るとキックで前進、ラインアウトを獲得すると右に展開、⑭レメキロマノラヴァがゴール前に迫ると左に展開、防御が空いたスペースに④ジョシュが抜け出し中央にトライ、コンバージョンも成功し7-0と先制する。
対するサニックスは直後の前半9分、中盤から一気に前進し左に展開、⑪屋宜ベンジャミンレイに渡り左隅にトライ、コンバージョンも成功し7-7と振り出しに戻す。
対するホンダは再び中盤のPKを得るとキックで前進、ラインアウトを獲得するとモールで前進、②藤浪が右隅にトライ、コンバージョン成功、14-7とリードに戻す。
勢いに乗るホンダにサニックスは対応しきれずオフサイド、三度ペナルティーでゴール前への前進を許す。
前半19分、ホンダはラインアウトから連続攻撃、左に展開すると主将⑦小林が左隅にトライ19-7と引き離す。
前半26分、サニックスは③パディーが反則の繰り返しで一時退場、ホンダはこのチャンスを逃さない。
前半29分、相手陣のラインアウトから前進、ゴール前の密集から⑨伊藤が抑えトライ、24-7とする。
対するサニックスは、直後の前半31分防御のスペースを突き前進、最後は右に展開、⑬森林が走りきり右中間にトライ、コンバージョンも成功し24-14と追い上げる。
その後は互いにチャンスを生かしきれず前半が終了した。
後半早々は、サニックスがペースを握る。
中盤で攻撃を重ねるとホンダは戻れずにオフサイドの反則、後半5分、⑮カーウィンがPGを狙うもポストに跳ね返り不成功、それでも後半7分、再びPGを狙うと成功、24-17と同点圏内に迫る。
流れを呼び戻したいホンダは相手PKからゴール前に前進するが、サニックスの堅守でスコアには至らない。
攻防が目まぐるしく入れ替わる後半19分、サニックスは中盤のルースボールを⑮カーウィンが獲得し独走のトライ、コンバージョンも成功し24-24の同点に追いつく。
ゲームは残り20分の勝負となる。
直後の後半20分、サニックスにミスが出る。ホンダのハイパントを捕球できず⑮エイダンの胸に入りそのままトライ、コンバージョンも成功しホンダが31-24と再びリードを奪う。
対するサニックスは、後半23分、相手陣でPKを得るとショットを選択、⑮カーウィンが冷静に決め31-27と追い上げる。
流れを取り戻したのはホンダ。
後半33分ゴール前まで地域を進めるとスクラムで優位に立つ。
組み直しから右に展開し㉑山路が右隅に飛び込みトライ、コンバージョンも成功し38-27と引き離す。
直後の35分、対するサニックスは中盤のスクラムから㉓ヘスケスが抜け出し右中間にトライ、コンバージョンも成功し38-34と迫る。
その後もサニックスが、執念の攻撃でゴール前に迫るもホンダの必死のディフェンス。
ノーサイドのブザーがなりゲームを切るキックでノーサイド、と思われたがサニックスの必死のチャージダウン、最後のチャンスであったがアンプレーアブル。
ホンダが38-34で激戦を制した。
(南 博)
会見レポート
宗像サニックスブルース
藤井監督
大事な試合を落とした。
選手は頑張ったが全ての局面でレフリーとのコミットメントができなかった。
杉浦キャプテン
負けたら入れ替え戦というプレッシャーがあった。
ホンダの大きなFWにスペースを与えず、体力を奪うよう戦った。
負けたがリズムよくゲームができ手応えを感じている。
少しの細かい判断が影響するので精度を上げられるよう修正していきたい
Honda
ダニー・リー ヘッドコーチ
勝ったことは大変良かった。
勝ちは勝ちでも内容は同じではないが、プレーオフトーナメントでは勝ちが重要。
このゲームの重要性と影響を選手に投げかけ、続けて理解を促した。
前半は22-14でしっかりとした安心できるプレーで良い形で終わった。
後半はアタックもディフェンスも我慢強くプレーでき、キーである後半でも盛り返されない80分出し切るゲームができた。
勝ちを拾うことができたので、とても嬉しいが次のゲームに向けてレベルを上げたい。
小林キャプテン
前半うまく戦うことができた。
後半は風下で、ゲームコントロールを失う時間が多かった。
勝ちを拾った結果は嬉しいが、次戦へ向けて修正、準備していき駆け上がりたい。
勝てて本当に良かった。
(文責 早坂一成)