第二弾は立命館大学卒、現NTTドコモレッドハリケーンズの藏田知浩選手です。
関西学生代表に選ばれたのは、大学4年になってすぐの4月でした。「関西学生代表が復活し、ニュージーランドのチームと戦える」と聞き、自分も出てみたいと感じていました。
世代別の代表として、海外のチームと戦うのは初めて。しかも短い期間でセレクションマッチから練習をしてチームを作ったことも初めての体験で、新鮮でした。
僕たちが戦った時の花園のスタンドには関西大学Aリーグ全チームの応援団が来てくれました。天理大学が同志社大学スタイルを真似て声援を送ったりと「関西で1つのチームを作っている」という感覚がたまらなく嬉しかったですね。試合前のハカを対戦相手として目の当たりにするのももちろんはじめて。すごいことを経験しているぞと思いました。
実際に戦ってみると、スピードが凄くて。ガッツリとスピードの差で抜き去られたことは、今でも強烈に覚えています(笑)
あとフィジカルの差も感じました。体を大きくしなきゃいけないと、意識を改めるきっかけにもなりました。
アフターマッチファンクションでNZUの選手たちと親交を深められたのもいい刺激になりました。各々が同ポジションの選手とセッションがあり、その時の写真は今でも大切に取ってあります。
関西学生代表は成長する大きなチャンスです。今回の代表メンバーも、関西大学ラグビーの代表として勝利をめざして頑張ってほしいです。これからも共にラグビー界を盛り上げましょう。
2018関西学生代表は5月3日(木・祝)にニュージーランド学生代表と対戦します。
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