第一弾はキャプテンを勤めた、同志社大学卒、現近鉄ライナーズの田淵慎理選手です。
関西学生代表に選ばれたのを知ったのは、関西協会のホームページでした。同時に自分がキャプテンだってこともそこで知って「俺キャプテンなんだ」って(笑)
NZUの存在は、正直言うと関西学生代表と対戦すると聞いて知りました。キャプテンだし、メンバーに何か伝えなければと思い、練習開始までにいろいろ調べ、元木由記雄コーチに「こうしたい」と伝えました。すると「わかった、好きにしていいぞ」と言っていただいて、とにかくディフェンスの練習に力を入れました。
あの試合は、狙い通り前半にディフェンスでがんばれて、ハーフタイムには「勝てるんじゃないか」と感じていました。
が、後半に出てきたメンバーがとにかく強烈で。やっぱりすごいなと、感じたのを覚えています。
しばらくして、スーパーラグビーを見ているとハイランダーズに見覚えのあるメンバーが。自分が出たときのメンバー表を引っ張り出したら、その強烈なメンバーの一人、マット・ファデスでした。
僕は代表経験がなく、外国人選手と対戦する機会も少なかったですし、貴重な経験になりました。スタンドからもたくさんの応援があって、ビックリしました。とにかくセレクションマッチも練習も試合も全部楽しかったです。
短い時間で強い相手に立ち向かうチームを作っていくという経験はなかなかできません。今年のメンバーにも、次のステップにもつながるような準備と試合をして成長の糧としてほしいですね。
2018関西学生代表は5月3日(木・祝)にニュージーランド学生代表と対戦します。
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