トップリーグ総合順位決定トーナメント 第1節
近鉄 VS 宗像サニックス
2018年1月6日(土) 12:00キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 | ||||
近鉄 | 宗像サニックス | |||
8 | FULL TIME | 29 | ||
3 | 前半 | 3 | ||
5 | 後半 | 26 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
時折陽が射す穏やかな冬空の下、近鉄のキックオフで試合開始。
開始直後から近鉄が左右に大きく振りながら、敵陣で優位に試合を進める。
対する宗像サニックスも素早い出足と鋭いタックルで応戦し、徐々に陣地を押し戻していく。そして、前半15分、宗像サニックスがPGで得点をあげ、均衡を破る。
その後はお互いに一進一退の攻防を続けるが、決定的なチャンスは訪れず、スコアが動いたのは前半35分の近鉄のPG成功、そのまま3-3の同点で前半終了。
後半、宗像サニックスはキックオフから強烈なプレッシャーをかけ、後半3分にPGを成功させ、3-6とリードを奪う。
さらに、宗像サニックスは、後半11分にPGを追加した後の17分、鮮やかな連続攻撃から⑫アンドレがこの試合最初のトライ(ゴール成功)をあげ、3-16リードを広げる。
この後、宗像サニックスは、後半23分にPGを成功させると、25分に⑪アンドリューが1トライ(ゴール成功)、33分にPG成功と、点差を3-29と大きく広げる。
近鉄は、後半35分、相手陣でBKが右に展開、⑭ナイジェルのトライにより、8-29と反撃を開始するも、近鉄の攻撃を後半1トライに抑えたサニックスが、8-29で勝利を収めた。
前半は均衡した試合だったが、後半はサニックスの良いところばかりが目立つ試合となった。
記者会見
近鉄
坪井章監督
いい準備をしてきたが、とても残念な結果になってしまった。前半にリズムが作れず、そのまま後半も修正できず、試合が終わってしまった。
樫本キャプテン
前半の課題を後半も修正できなかった。ペナルティーやモールアンプレアブルといった同じミスが多かった。今日のミスを次の試合に向けて直していきたい。
ー 残り1試合、どの部分を修正していきたいか?
坪井監督
ペナルティーを自分たちでコントロールすることと、スクラムでプレッシャーをかけること。
樫本主将
ペナルティーを減らすこととボールキープ率を上げること。
サニックス
藤井雄一郎監督
前節で悔しい負け方をしたので、しっかり立て直しができてよかった。次も全力で戦いたい。
星本ゲームキャプテン
やるしかないという気持ちを持ち続けて、いい準備をしてきたことが結果として出てよかった。
ー いい準備とは?
星本ゲームキャプテン
負けが続いた原因を一つ一つ確認してきたこと。
ー 内容がよかったが勝てなかった前節までの試合と今日の試合の違いは?
藤井監督
前節までは勝てなかったが惜しい試合が多かった。この試合で新しい1年のスタートを切ろうという気持ちが体現できた。
ー 次の試合に向けては?
星本ゲームキャプテン
一つ一つ勝つという気持ちを忘れないこと。
(文責 大林 直之)
フォトギャラリー
■撮影:清水良枝