12月10日(日) A-B入替戦 近畿大学 69-28 龍谷大学

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関西大学A-B入替戦
近畿大学 VS 龍谷大学

2017年12月10日(日) 14:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園球技場
レフリー:木村 陽介(日本協会)
アシスタントレフリー:木村 正彦(関西協会) / 木俣 俊祐(関西協会) / 土田 豊(関西協会)
近畿大学 龍谷大学
69 FULL TIME 28
38 前半 14
31 後半 14
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マッチレポート

2007年以来11年ぶりのAリーグ昇格を目指す龍谷大学と、今季1位の天理大学、2位の京都産業大学を苦しめ、潜在能力は誰もが認める近畿大学がまさか入替戦にまわるという関西大学ラグビーファンにとっては信じられない一戦となった。
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先蹴は近畿大学、早々の2分に相手陣ゴール前10mラックから左へ展開、15番山田聖也が左隅へトライ、10番喜連航平のゴールも決まり7―0と先制、その後再び15番山田、続いて8番酒井秀章とトライをし19―0と得点を重ねる、一方の龍谷大学は19分相手陣22m右サイドのラックから左へ展開し6番中西一政が右中間にトライ10番安多優弥がゴールを決め19―7とせまる、その後近畿大学3トライ、龍谷大学1トライを加え38―14と近畿大学がリードして前半を終える。

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後半に入って7分に龍谷大が近畿大陣ゴール前中央ラックから右へ展開し8番松木拓実が右中間にトライしゴールも決まり38―21とする、しかしその直後に近畿大10番喜連がトライを返し45―21と突き放す、龍谷大もその後1トライを返すが、近畿大にトライを重ねられ69-28と近畿大にゲームを支配されて力の差を見せつけられた。

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龍谷大はアタックラインで効果的にデコイランナーを入れ近畿大DFを崩したが、トライを取った後に取り返されてと、なかなか攻撃のリズムを作ることができなかった、一方の近畿大はキャプテン喜連の冷静な判断のもとキックとパスで終始ゲームをコントロールした。

会見レポート

近畿大学 中島 茂総監督
一年を振り返ってみて「こんなはずではなかった」というのがまず実感、優勝の天理大学、2位の京都産業大学に肉薄したゲームのような力が発揮できなかった、結果が2勝5敗。
今日の入替戦を戦うにあたって、来年全国へ出るためには圧倒して勝ことを命題として臨んだがDFに問題があった、4トライは取られすぎた、せめて1~2トライに押さえなければいけない。
ただDFのかなめのフランカーの田中伸弥が怪我で入院、6番の迫田冬馬が負傷交代とDFの両輪が抜けたこともひびいた。

近畿大学 喜連航平キャプテン
自分たちのやってきた事が出せた反面、課題も見つかったゲームでした、そういう意味では来年につながるゲームでした。

(文責:北畑幸二)

フォトギャラリー

■撮影:KRPU 野口美保