11月17日(日) 第6節 同志社大学 6−55 天理大学

2019ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第6節

同志社大学 対 天理大学

2019年11月17日(日) 14:00キックオフ
グラウンド:皇子山総合運動公園陸上競技場
入場者数:3143人
天候:晴れ/弱風
レフリー:北村浩士(日本協会A2)
アシスタントレフリー:森園量(カンタベリー協会) /  榎本進二(関西協会) /  植森建次(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 15立見聡明
同志社大学 天理大学
6 FULL TIME 55
3 前半 19
3 後半 36
詳細
(PDF)

マッチレポート

直前の第1試合、1敗で天理大学を追う京都産業大学が敗れたため、同じく1敗の同志社大学との今日の一戦に勝てば最終戦を待たずに優勝が決まる天理大、一方の同志社大も伝統校の意地を見せたい、同大のキックオフで始まる。

前半やや天理大のペースで進むが、同大は鋭く前へ出るデフェンスでしのぎ膠着状態が続く。
動いたのは12分、同大陣ゴール前の左中間ラックから素早く左へ展開、15番立見聡明が13番シオサイア・フィフィタをダミーに飛ばしパス、11番江本洸志が左隅にトライ、10番松永拓朗のゴールも決まり7点先取。

その後は天理大の攻撃を同大は粘り強いデフェンスで阻むが、38分ゴール前左中間のペナルティーから右へ展開13番フィフィタが右中間にトライし0-14、40分には9番藤原忍がトライを重ねて0-19とする。
同大はハーフタイム直前に得たPGを15番原田健司が決めて3-19と後半に望みをつなぐ。

後半7分に同大は22ⅿ左中間からのPGを15番が決めて6-19とする。しかし天理大が11分にゴール前15ⅿでのラインアウトモールから6番岡山仙治が持ち出して左中間にトライを決め6-26とすると、その後は豊富な運動量で同大を圧倒し合計9トライを重ね、逆に同大をノートライに抑えての完勝でチーム初の4連覇を成し遂げた。
MOMは天理大15番立見聡明が選ばれた。

天理大学 小松節夫監督
初の4連覇はうれしいです。前の試合で京産大が負けて、何か波乱が起きるのでは?と思ったが、選手には相手のペースに乗らずにしっかりデフェンスしてハードワークしていくように話した。若干ハンドリングエラーなどミスもあったが、後半に修正できて相手をノートライに抑えたことは評価できます。

ー大学選手権に向けて
今日の同志社戦はどのようにデフェンスして相手を自由にさせないかがテーマで、次戦の京産大戦はやはりスクラム、ラインアウトモールへの対応と、課題を持って選手権に備えたい。

天理大学 岡山仙治キャプテン
前半は同志社さんの激しいディフェンスに受けに回ってしまいましたが、このディフェンスに対してどうやってトライを取るか?チーム内でコミュニケーションを取って、それを実行できたことは良かった点です。相手22m内に入ったらトライを取り切るという事が前半に出来なかった事は反省点でした。

ー4連覇について
まだ、京産戦が残っています。今年は目の前の1戦1戦を大事にする、またそれが大学選手権優勝につながる事だと思っていますので、最後の1戦にしっかり準備することが大事だと思っています。

MOMインタビュー

フォトギャラリー

■撮影者:清水良枝

■撮影者:渡辺隆夫