摂南大学 VS. 同志社大学
2016年10月2日(日) 14:00キックオフ グラウンド:東大阪市花園ラグビー場第1グラウンド 入場者数:4,778人 天候:晴れ/無風 | ||||
レフリー:カールハンコックス アシスタントレフリー:丸山智一 / 山本篤志 / 西本武史 ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 15﨑口銀二朗 |
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摂南大学 | 同志社大学 | |||
7 | FULL TIME | 92 | ||
0 | 前半 | 42 | ||
7 | 後半 | 50 | ||
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マッチレポート
摂南大学は開幕戦で天理大学に零封負けの大敗を喫し、巻返しを図る一戦。一方、昨年度優勝の同志社大学は、京都産業大学をロスタイムに逆転勝利し、シーズン連覇を目指す試合となった。
同志社のキックオフで前半が開始される。摂南は同志社の早い仕掛けに接点でのサポートが追い付かず、早くも3分、同志社FB崎口銀次朗に先制トライを許す。GもSO永富健太郎が決め0-7と同志社はさい先のよいスタートとなった。
同志社は攻撃の手を緩めることなく、12分にCTB永富晨太郎が、18分にはFB崎口が2本目を、21分には右WTB安田卓平がトライを挙げ、ゴールもすべてSO永富が決めここまでで0-28と前半の序盤で大差をつける。
摂南は劣勢を挽回すべく、反則を得て同志社陣内ゴール前まで迫るがノッコンなどで攻撃のリズムがつかめない。この後、同志社は39分SH大越元気、43分左LO堀部直壮がトライ。ゴールも成功し0-42の大差で前半を折り返す。同志社が忠実にコンタクトポイントにフォロープレヤーが素早く寄り得点を重ねた。
一方、摂南は、同志社のアタックにディフェンス陣のサポートが一歩後れ、チームの持ち味を出すことなく、前半で試合の趨勢が決まってしまう展開となった。
後半も同志社は攻撃の手を緩めることなく、いきなりの3分左FL丸山尚城、6分HO中尾湧馬、17分右FL野中翔平、24分には入れ替わった17番左PR趙隆泰、30分にも入れ替わった23番SO氏家柊太がトライを上げ、後半30分までにトライの山を築き得点も0-73となった。
一矢を報いたい摂南は33分20m左LOから右展開、SH→SO→右CTB藤井雄大とつなぎ藤井が今シーズン、チーム初トライを挙げる。ゴールも22番永井卓馬が決め7-73とするがここまで。終わってみれば7-92の今シーズン最多得点で14トライの同志社が連勝。一方の摂南は元気なく連敗となった。
同志社大学はプレヤーに疲労感が見られず、フィジカル、フィットネスともに強みを十分に活かし、戦術的にも洗練された試合を見せてくれた。リーグ連覇を目指し意気込みが感じられる一戦であった。
一方の摂南大学には、昨年度まで見られたような、留学生プレヤーの突破力を活かしたチーム作りでゲームメイキングし初勝利を目指してほしい。
(記事:山林右二、丸井康充)