11月4日(月) 京都産業大学 vs 近畿大学

入場者数:人 天候:
レフリー:山本 篤志(日本協会)
アシスタントレフリー:稲西 輝紀(関西協会) / 長手 大地(関西協会) / 池町 信哉(関西協会)
京都産業大学 近畿大学
56 FULL TIME 14
28 前半 7
28 後半 7
勝点
5-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 8 シオネ・ポルテレ

メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
京都産業大学
監督廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR曽根 隆慎4174104石切中→大産大付属
2HO李 淳弘4171103大池中→大阪朝鮮
3PR川口 新太4186129宝塚RS→東海大大阪仰星
4LO石橋 チューカ219097兵庫RS→報徳学園
LOフナキ・ソロモネ4186110トンガカレッジ→目黒学院
6FL平野 龍3180100新生野中→札幌山の手
7FL伊藤 森心317590明石JrRC→松山聖陵
8NO.8シオネ・ポルテレ3184112トンガカレッジ→目黒学院
9SH土永 旭417176西陵中→光泉カトリック
10SO吉本 大悟318488七条中→東海大大阪仰星
11WTB西 浩斗417075熊本RFC→熊本西
12CTB藤本 凌聖417487鈴鹿RS→朝明
13CTBナブラギ・エロニ2187102Queen Victoria School→大分東明
14WTB小林 修市317683勧修中→京都成章
15FB奈須 貴大317680藤森中→光泉カトリック
16Re.福留 斗生2177110宝神中→同朋
17Re.乳井 大士4168109名古屋RS→中部大春日丘
18Re.八田 優太2185115鳴門RS→城東
19Re.シオネ・マへ1187100トンガカレッジ→高川学園
20Re.松永 壮太朗4187100勧修中→京都工学院
21Re.高木 城治216572かしいヤングラガーズ→東福岡
22Re.辻野 隼大417887長吉西中→京都成章
23Re.宮里 快一118285デイゴRS→名護
近畿大学
監督神本 健司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR蔡 唯志4176105東大阪朝鮮中級→大阪朝鮮
2HO村尾 幹太417198鞘ヶ谷RS→東福岡
3PR稲場 巧4175110生駒ラグビークラブ→近大附属
4LO楠 大輝3182103石切中→日本航空石川
5LO駒井 凌太4184107兵庫県RS→天理
FL中村 志416180真住中→大阪桐蔭
7FL岩本 圭伸418095東生野中→常翔学園
8NO.8古寺 直希4170100喜連中→石見智翠館
9SH渡邊 晴斗217176東大阪KINDAIクラブジュニア→報徳学園
10SO中村 優太317483OWL洛南Jr.R.F.C→京都工学院
11WTB六川 統和218093豊田RS→名古屋
12CTB嶋 竜輝417788石切中→日本航空石川
13CTB藤岡 竜也418395金岡北中→浪速
14WTB植田 和磨417787明石ジュニアRS→報徳学園
15FB阿曽 有馬417686各務原RS→中部大春日丘
16Re.金井 海琉3172104東大阪KINDAIクラブジュニア→大阪桐蔭
17Re.弓部 智希3173100城南中→石見智翠館
18Re.島本 京3180118福岡舞鶴誠和中→東福岡
19Re.能勢 涼太郎3197108猪名川中→川西北陵
20Re.小西 泰誠318196中野中→石見智翠館
21Re.李 晛317474養正中→朝明
22Re.伊藤 学417178芦屋RS→報徳学園
23Re.岸 未来218090岩出RS→近大和歌山

マッチレポート

11月に入っても少し気温は高め。よく整備された天然芝。風上の京都産業大学(以下、「京産大」)のキックオフで始まった。


開始早々、京産大は今日も元気一杯のNO8⑧シオネ・ポルテレの力強いランを中心に一体になり縦へ縦へと攻撃を繰り返しゴール前に迫る。だが、近畿大学(以下、「近大」)は自陣ゴール前ぎりぎりの位置でLO④楠大輝の見事なジャッカルでまずはピンチを凌ぐ。

だが、9分、最初の得点は京産大だった。自陣10M付近ラインアウトから攻撃を続け、最後はHO②李淳弘がブレイク、WTB⑪西浩斗にオフロードパスを通す、⑪西が2~3人を潜り抜けて交わし、左端へフィニッシュ。難しい位置からのGKをSH⑨土永旭が難なく決めて先制する。(7-0)

次は、近大。15分、HL付近ラインアウトから左へ展開、BKラインにいたNO8⑧古寺直希が体を当てながら数メートルゲイン。続いてCTB⑬藤岡竜也がビッグゲインでゴール前に運ぶ。FWがラックサイドを突き、さらにBKに展開、FB⑮阿曽有馬がハンドオフで1人を交わし、右中間にトライ。GKはCTB⑫嶋竜輝が決めて振り出しに戻す。(7-7)

次は、京産大。18分、ゴール前10M付近の相手オーバー・ザトップの反則から⑧ポルテレがタップスタートでゴール前まで前進、LO⑤フナキ・ソロモネがラックサイドを突き、そこからもう一度ボールを持った⑧ポルテレが強引に押し込みトライ(GK成功)であっさり逆転。(14-7)

次は近大の番かと思われたが、またもや京産大。27分、近大が攻め込むもパスが京産大FB⑮奈須貴大に渡ってしまう。⑮奈須がビッグゲイン、フォローしてきたCTB⑬ナブラギ・エロニにパス、最後は⑪西に渡り、そのまま走り切ってゴールポスト下へトライ(GK成功)で引き離す。(21-7)
このトライは、試合の流れを大きく変えるトライであったような気がする。

京産大は終了間際の39分にも、ゴール前5Mラインアウトからモールで取り切れなかったものの左へボールを散らし、最後は後方から走り込んできた⑬エロニへパス、そのまま駆け抜けてトライ(GK成功)でリードを広げて前半を終える。(28-7)

後半は近大のキックでリスタート。風が少し強くなってきて、風上の近大は風を上手く利用して最初にスコアしたいところだが。
後半最初も京産大だった。2分、自陣のスクラムで相手コラプシングの反則のアドバンテージを貰いながら、余裕をもってボールを繋いでゆく。ラックから0チャンネルを⑧ポルテレが抜け出しそのまま真っ直ぐ30Mほど走ってトライ(GK成功)、リードを広げる。(35-7)

8分にも、絶好調の⑧ポルテレが相手をぶちかましてからトライを決めて(GK成功)勝負あり。(42-7)
28分にもFB⑮奈須貴大が追加のトライ(GKはCTB㉒辻野隼大が決める)。(49-7)
32分に近大エースWTB⑭植田和磨がトライ(GK成功)し7点を返すも、42分にゴール前モールから京産大HO⑯福留斗生がトライし、ゲームセット。(56-14)
終わってみれば、大差のついたゲームとなった。

POMには、本日も存在感を見せつけた京産大NO8⑧シオネ・ポルテレ選出された。

会見レポート

近畿大学
神本健司 監督
関西Aリーグ優勝を目指している近大としては、春に大差で敗れている京都産業大学(以下、京産)さんに勝たないといけない中、(春から)トレーニングを重ね(試合には)しっかりと準備をして臨みました。結果的には、相手のプレッシャーなのか自分達の単純なミスなのかボールロストが多く、そこを京産さんに得点に結び付けられてしまいました。しっかりと準備をして来たところでは(京産に)良いプレッシャーを掛けられた場面はあったのですが、完敗だったというのが本日の感想です。
悔しいですが、関西リーグ優勝は遠のきましたが、まだ 2戦を残しています。大学選手権に出場して、ベスト4を目指して、しっかりと切り替えて臨みたいと思います。

中村志 キャプテン(以下、C)
京産さんはセットプレーを1つの武器としてやられているチームだと思いますが、近大もそこを一番の武器としてやっています。そのセットプレーでのペナルティーもあって、前後半を通じて、自分達のミスから簡単にボールをロストすることが多かったと思います。
次は天理大学戦ですが、天理さんも接点で激しくプレッシャーを掛けてくるチームだと思いますので、少し時間(次戦:天理戦11月17日@神戸ユニバ)がありますので、自分達のミスでこういった形(京産戦)にならないように、もう一度自分達を見つめ直してしっかりと準備したいと思います。

Q、ボールロストが多いという(その)要因はどこにあると思いますか。
中村C
京産さんの前に出てくるプレッシャーもそうですが、タックル後のサポートの場面で人数や速さで負けている部分がありました。また、ゲインしてからも無理なオフロードなど自分達のミスでロストしてしまいました。

Q、今日の試合に向けて特別に取り組んできた事はありますか。
中村C
アタックでは、サインプレーで崩してスコアまで持っていくという事で合わせていました。ディフェンスでは特に変わりなく、前に出てしっかりプレッシャーを掛けて2枚でコンタクトする、という事を変わらずやって来ました。


京都産業大学
広瀬佳司 監督
毎年近畿大学(以下、近大)さんには苦しめられていますので、今回もかなり警戒して臨みました。(選手達が)確認して来た事をしっかりと発揮してくれましたので、スコアを開ける事が出来て、満足しています。選手達は良くやってくれたと思います。(ただ)プレッシャーを受けた時にちょっとミスが多かったので、そういった所を修正して、次節また頑張りたいと思います。

フナキ・ソロモネ 共同キャプテン(以下、C)
(今日の)試合はタフな試合でしたが、今週やって来た事を全員で80分間良いコミュニケーションを取って、良い結果、良い試合が出来たと思います。次も頑張ります。

Q、(試合前に)今日の試合はディフェンスが大事だと言われていましたが、この点(の評価)はどうでしょうか。
広瀬監督
近大さんは(アタックの)オプションが多く、得点力のあるチームだと分析していましたので、いかに得点を抑えられるかがポイントだと思っていましたが、(今日の試合は)よく前に出て相手のミスを誘う事が出来ましたので、本当に準備して来た事をやってくれたと思います。

Q、10番SOに吉本大悟選手を初先発させましたが、今日の試合の評価は。
広瀬監督
SOは吉本も良いですし、尾崎恵大も奈須貴大もいますので、シーズンに入る時に誰をSOにするか非常に悩みました。今回は尾崎選手の怪我もあって、吉本を先発に起用しましたが、本来の力を発揮してくれてチームのためによく頑張ってくれたと思っています。

Q、吉本選手がSOに入ったことで、どういったところが変わりましたか。
広瀬監督
吉本選手の持ち味はキックとディフェンスです。彼が入ることで、ストラクチャーがしっかり出来る事だと思います。

Q、今まで全勝で来ていますが、リーグ戦を通してチームの成長はどのようなところがありますか。
広瀬監督
毎週改善してベストを尽くそうとやっています。課題を見つけてその潰し込み等、それがうまく行っており、毎節チーム力を伸ばせているという手応えはあります。残り2節、同じようにチーム力を伸ばしてしっかりやっていきたいと思います。

フナキC
毎試合、課題がたくさんあるので、その課題をたくさん練習して、次の試合で頑張りたいと思います。

Q、課題の中で、今日の試合で出来た部分はありますか。
フナキC
ディフェンスがリーグ戦が始まってからずっと課題ですので、毎週練習しています。


フォトギャラリー

■KRPU 寺岡佑起

■KRPU 渡辺隆夫
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