11月30日(日) 第6節 中部電力 7-113 Honda HEAT

SONY DSC

トップウェストAリーグ 第6節

2014年11月30日(日) 14:00キックオフ グラウンド:近鉄花園ラグビー場 入場者数:ー 天候:ー
レフリー:立川誠道 (日本協会A1)
アシスタントレフリー:橋脇正典 米谷大助 岸上耕一
中部電力 Honda HEAT
7 試合前 113
 0 前半 47
 7 後半 66
詳細(PDF)

 現在2位ではあるが、今日の結果次第では、3位転落もあり得る中部電力と、これまでの5試合全て4トライ以上のボーナスポイント1を含む勝点5を挙げ、すでに1位が確定しているHonda HEATとの試合。依然として快晴に恵まれてはいるものの、花園第Ⅰグランドには、冬の陽にスタンドの影がさし始める中で、中電がキックオフ。

最初の得点はHonda、5分自陣から積極的に展開し、ライン参加した⑮谷口が自陣10mライン付近で相手DFの裏に出てしまうともうノーマーク、そのままおよそ60mを走り切り先制のトライを挙げる(0-7)。このままHondaが攻勢を続けるかと思われたが、この後は、スロー・スターターのHonda攻めあぐみ、逆に中電の鋭いDFが目立つ状態が続く。

しかし、やっと17分にHondaスクラムから⑬マサンガにボールが渡ると、マサンガ相手DFを振り切り寄せ付けることなくトライを挙げる(0-14)。ここで、エンジンのかかったHonda、前半だけで7トライと得点を重ね、0-47として折り返す。

 後半に入ると、Honda⑬マサンガ、⑭ホゼア・ギアのオールブラックス・キャップ・ホルダーの連携がさらに威力を発揮し、トライの量産体制に入る。そして、この二人が入れ替わった後もHondaの勢いはとまらず、後半10トライを追加し、遂には113点の得点を挙げる。一方の中部電力は、15分に⑧古屋がラックからインゴールに飛込み、7点を返したが、大勢を変えることはなく、結局7-113とHondaが全勝でシーズンを終えた。

 この結果、今年のトップウエストAリーグは、1位Honda、2位大阪府警、3位中部電力、4位JR西日本で、シーズンを閉じた。上位のHonda、大阪府警は、この後、トップチャレンジシリーズに臨む。

(記事:村島博 写真:中島圭子)