11月10日(日) 関西大学 vs 摂南大学


入場者数:人 天候:
レフリー:飯田 真治(関西協会)
アシスタントレフリー:西本 武史(関西協会) / 福元 志郎(関西協会) / 嵯峨 慶二(関西協会)
関西大学 摂南大学
19 FULL TIME 30
7 前半 17
12 後半 13
勝点
0-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶摂南大学 10 川上凌空

メンバー表(48時間前)

▶PDFはこちら
 
関西大学
監督佐藤 貴志
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR小田 理央317090つくしYR→筑紫丘
2HO山本 真士3178102滋賀学園中→石見智翠館
3PR平尾 啓太3177105英田中→大阪桐蔭
4LO岡田 薫瑠2185100藤森中→東福岡
5LO中村 豪3189115中宮中→常翔学園
6FL奥平 一磨呂318395名古屋RS→東海大大阪仰星
7FL西山 光太郎417592住道中→天理
8NO.8中川 一星218297かしいYR→東福岡
9SH宮内 幹大216667つくしYR→佐賀工業
10SO崎田 士人318289茨木RS→石見智翠館
11WTB遠藤 亮真317688春日LR→東福岡
12CTB吉良 陸人217486かしいYR→東福岡
CTB石川 海翔417587大桐中→大産大附属
14WTB正田 青海217682鯉城RS→尾道
15FB立石 和馬417585つくしYR→東福岡
16Re.大林 直人317192淀中→関大北陽
17Re.宮内 慶大4175103つくしYR→東福岡
18Re.坂井 大斗3180107河合第二中→天理
19Re.佐野 利樹318395つくしYR→東福岡
20Re.中村 将人218598楠葉中→京都成章
21Re.河道 慎之介216570大阪RS→東海大大阪仰星
22Re.松下 英太郎316671住吉中→尾道
23Re.松木 遥寛317690枚岡中→関大北陽
摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR加覽 和成417398四条畷中→大産大附属
2HO昇 幹太417193住道中→天理
3PR中村 太遥417096キッズラグビーとりみ→創志学園
4LOショー・アミニアシ4185111マリストブラザーズ
5LOレンズ・モルンガ1192112マニュレワハイスクール
6FL大島 優輝218590鯰江中→大産大附属
7FL三羽 了217092伊丹RS→報徳学園
8NO.8川北 陽太217187堺RS→石見智翠館
9SH松下 宇宙417070英田中→日本航空石川
10SO川上 凌空217582長吉西中→京都成章
11WTBカストン・マイケルズ316680アウテニクワスクール
CTB嶋本 大賀417583茨田中→大産大附属
13CTB公文 毅京317486神川中→洛北
14WTB木田 匡哉417580枚方三中→常翔啓光学園
15FB前田 晃明218085天理中→天理
16Re.米田 悠海4173100住吉中→関大北陽
17Re.秋本 一喜317596藤森中→京都工学院
18Re.門田 雄之助2180111報徳学園中→報徳学園
19Re.片松 寛太318396鞘ヶ谷RS→弓削商船
20Re.河野 秀太郎417990吹田RS→報徳学園
21Re.村上 剛琉316475蹉跎中→京都成章
22Re.大津 直人416576常翔啓光中→常翔啓光学園
23Re.小畑 美嵐418089摂津四中→淀川工科

マッチレポート

2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第5節2試合が鶴見緑地球技場ラグビー場で行われた。
第1試合では、関西大学と摂南大学が対戦した。両チームとも入替戦回避に向け負けられないところである。
11月にもかかわらず、暑い日差しの晴天の中、摂南大SO⑩川上凌空のキックオフで試合が始まった。

ゲーム序盤は、お互いにキックを多用する中、いくぶん摂南大がスクラムで相手の反則を誘うなどで優位に立ったかのように思われた。

開始11分、関西大が相手ゴール前20m付近のラインアウト(LO)からモールをしっかりと組み、そのままゴールラインまで押し込み、最後はフッカー②山本真士が左中間に先制トライ。GKもSO⑩崎田士人が成功。7-0

以降は両チームとも、粘り強いディフェンスや強いアタックを繰り返すも、ペナルティやノッコンなどのミスで得点できなかった。

27分に、関西大のスクラムでの反則からのPGをSO⑩川上凌空が成功。7-3

30分には、摂南大がスクラムからバックスに展開し、センター⑫嶋本大賀がロングゲイン、素早いリサイクルから、最後はSH⑨松下宇宙がインゴールに飛び込みトライ。GKもSO⑩川上凌空が成功。7-10

36分には、摂南大が相手ボールのLOをFL⑥大島優輝が取って、そのまま抜ける。その後をフォローしていたロック⑤レンズ・モルンガへつなぎ、最後はロック④ショー・アミニアシが右中間にトライ。GKもSO⑩川上凌空が成功。7-17

関西大SO⑩崎田士人のキックオフで、後半が開始。後半に入り、できるだけ早い時間帯に関西大が反撃したいところ。

5分に、摂南大センター⑫嶋本大賀が相手のノッコンを誘う強烈なタックル。それで得たスクラムでも相手のペナルティを誘い。PGをSO⑩川上凌空が成功。7-20

このあたりから関西大の反撃が始まる。

9分に、関西大がLOからモールをしっかりと組み、そのままゴールラインまで押し込み、最後はフッカー②山本真士が右中間にトライ。GKもSO⑩崎田士人が成功。14-20

17分には、関西大がLOからバックスに展開、ポイントを作った後、⑩→⑬→⑭と繋ぎ、ウイング⑭正田青海が左サイドを大きくゲイン、最後はFB⑮立石和馬が左隅にトライ。GK不成功。19-20

得点差が1点となり、両チームとも敵陣深くまでの攻防が続くが得点できず。

34分に、関西大がPGを狙うも不成功。

37分に、摂南大SO⑩川上凌空がPGに成功。19-23

42分、関西大が、相手ゴール前22m内でのLOを得て、大きなチャンスとなる。

この試合では、ここまでLOは相手を圧倒しており、得意のモールが組めれば逆転につながる大きなチャンスであった。しかしながら、ここでスローが乱れ、そのボールを奪った摂南大がラックを作り、そこから出たボールを持った摂南大センター⑬公文毅京が自陣から走り切り、中央にトライ。GKもSO⑩川上凌空が成功。19-30

摂南大が、今季初勝利を飾った。関西大にとって、前半36分と後半42分のLOでのミスが悔やまれるところである。

POMには、摂南大SO⑩川上凌空が選ばれた。

会見レポート

関西大学
佐藤 貴志 監督
この試合は、大学選手権への出場が無くなった中で、入替戦がまだ(可能性が)あるといった緊張感のある(チームにとっては非常に大事な)一戦でした。前半、自分たちのミスで得点チャンスを逃したということから、このような結果が出たかなと思っています。ただ、最後には逆転できるところまで追い上げてくれたのはチームに力があることだと思いますので、次節、学生の力をしっかり出せるように良い準備をしたいと思います。

石川 海翔 キャプテン
この試合を通して、自分たちの武器であるブレークダウンファイトでペナルティを犯してしまって、自陣でプレーをしたのがスコアに繋げられこの点差になったと思います。そこは、次節に向けて修正(ブレークダウンファイトをする姿勢はいいので、レフリーとコミュニケーションを取りながら正しく)し、改善して臨みたいと思います。

Q.ブレークダウンでのレフリーとのコミュニケーションは?
石川 キャプテン
レフェリーからはゲート(横から入らない)と倒れずに自立してジャッカルに入ることを注意されていた。後半の終盤でも自分たちは立っているつもりでも、レフェリーから見れば倒れているか、手を付いていると言われた。そこに関しては課題をいただけたので修正して次の試合に繋げていきたいと思っています。

Q.強みにしてきたラインアウトでの最後のミスは?
佐藤 監督
試合後、映像で見返すとラインアウトのミスで投げた本人はすごく悔しがっていた。だが、そこまで追い込んでしまったチーム状況のせいなので、本人にはしっかりと切り替えてやって貰えたらと思います。ただ。あそこに関しては自分たちの勝パターンだったので自信をもって見ていました。


摂南大学
瀬川 智弘 監督
純粋に(内容はともかく)勝利することができて、本当に良かったと思っています。なかなか結果が出ない中で、今日の勝利は残り2試合に向けてさらに良い準備ができるきっかけになるのではないかと思っています。

嶋本 大賀 ゲームキャプテン
今まで(4戦)勝ちきれない試合が続いていた中で、ここで勝ち切れたことはとても良く思います。あと2戦あるので、この良いイメージを、また、勝って反省できることがいっぱいあるので、そこを修正して次の試合に挑みたいと思います。

Q.これまで(勝ちきれない4戦)と何を変えることができたか?
嶋本 ゲームキャプテン
(今まで)ブレークダウンで上手く球出しが出来なかったところがあったので、そこを練習で改善してきて、そこが勝ちきれることに繋がったのかなと思います。前回(関学戦)は悔しい結果で終わってしまって、(この3週間は)気持ちの面でもそうだが、試合に挑む意識(チーム全体として一人一人)が変わったと思います。

Q.今日のデフェンスの評価は?
瀬川 監督
デフェンスは、春先から(何かを取り組んだということではないが)タックルで体を張れる選手が(比較的)試合に出るといった流れになっているので、大きく崩されない限りはデフェンスでそんなに怖さを感じていないという部分があった。基本的な(横とのコネクションやタックルシーンでタックルするとか、今までの摂南にない)部分をできる子が今年のチームには多いかなと思っています。

Q.勝って反省できることとは?
嶋本 ゲームキャプテン
今日、準備してきたが出せなかったアタックもある。この2週間でもう一回練習して次戦に挑みたいと思います。

Q.今日スクラムが良かったと思うが?
瀬川 監督
スクラムに関しては、正直、もっと押せると思ってまして、前半のように後半も押し込んでいくことができたと思っています。だが、落ちる場面も結構多くて、最後の方はイーブンというか関大さんに対応されてしまったのが反省です。ただ、今までは押しに行ってしまって8人がバラバラになってプレッシャーを受けたてしまったりがあったが、8人が纏まってまずはスクラムで安定したボールを出していくという所に意識を変えているので、今日の結果は少し進歩したかなと思っています。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫

写真の使用を希望される場合は下記のフォームより申請をお願いいたします。
※ただし、日本代表戦の写真の場合はすべて対象外となり、ご使用いただけません。
写真使用申請フォーム

過去の試合情報一覧はこちら