11月27日(日) 第6節 同志社大学 24-23 立命館大学

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2016ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第6節
同志社大学 VS. 立命館大学

2016年11月27日(日) 14:00キックオフ グラウンド:神戸ユニバー 入場者数:1607人 天候:雨/微風
レフリー:立川誠道(日本協会A1)
アシスタントレフリー:岡田欣也(関西協会)/佐藤英春(関西協会)/大村哲司(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:同志社大学 6丸山尚城
同志社大学 立命館大学
24 FULL TIME 23
 14 前半 18
 10 後半 5
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マッチレポート

前節まで5連勝で、全国大学選手権の切符を手にしている同志社大学と、2勝3敗と負け越している立命館大学の一戦。昨晩から降り続く雨の中、少ないミスで敵陣へ攻め入れるかが勝敗の分かれ目となる。試合は立命館の先蹴りでキックオフ。

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12分、同志社が自陣ゴール前でノットロールアウェイの反則。立命館SO10角野がPGを決め0-3と先制する。
その後は、激しいブレイクダウンと雨中戦の常套手段・キックの応酬がしばらく続き、スコアは動かない。
20分、立命館SH9高島が一瞬のスキをついて自ら持ち出しトライ。SO10角野のGも成功して0-10。立命館のペースで試合が進む。

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24分、立命館ゴール前で、同志社がモールを押し込みゴールラインまで迫るがトライならず。その後も同志社が敵陣ゴール前5メートルのスクラムから押し込むが、加点出来なかった。

それでも28分、同志社が敵陣5メートルのスクラムから8→9のサインプレーでSH9大越がディフェンスをひきつけると、パスを貰ったWTB11安田がポスト下にトライ。SO10永富健のGも成功し7-10とする。

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30分、同志社がノットリリースザボールの反則を犯すと、立命館SO10角野がPG成功。7-13と引き離す。

33分、同志社SH9大越がモールから抜け出し、一旦ポイントを作った後、ラックからLO5堀部が抜け出しトライ。SO10永富健のGも成功し14-13に。同志社が初めてリードを奪う。

一段と雨が激しくなり、所々に水溜りがくっきり目立つ中で迎えた36分。同志社陣22メートルのスクラムから立命館NO8中村が抜け出し、左隅にトライ。14-18と立命館が再逆転する。前半終了間際に同志社SO10番永富健がPGを狙うも外れ、前半を折り返す。

後半は両チームともに攻め込むがトライにまでは至らず、一進一退となる。
均衡が破れたのは67分。同志社が敵陣ゴール前のラックからPR3海土が持ち出してトライ。19-18と同志社が再びリードする。

雨中戦でもあり、スクラムで勝負を挑む立命館。同志社も正面から受けて立ち、見応えある攻防が続く。

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75分、立命館が敵陣ゴール前からのモールを押し込み、最後はNO8中村がトライ。19-23と立命館がゲームをひっくり返す。

79分、徳俵に足がかかった同志社は、FWがキープしたボールをBKがここ一番の集中力でつなぎ、最後はFL6丸山が左隅にトライ。Gは不成功となるも逆転し、ここで試合終了。
24-23と同志社が死闘を制した。

薄氷の勝利を掴んだ同志社は、全勝をキープし天理との最終節を迎える。一方敗れた立命館も、最後までこだわったスクラム、幾度となく突き刺さるタックルと、ここ近年リーグを牽引してきた意地を見せ、試合を引き締めた。MOMは決勝トライを決めた同志社6番丸山に贈られた。

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(文責:南 博、編集:廣島 治)

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 古田浩


■撮影者:KRPU 坂田勇三

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