12月2日(土) 関西学院大学 vs 同志社大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:3500人 天候:晴れ/弱風
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:金城 学(関西協会) / 河村 隆史(関西協会) / 西本 武史(関西協会)
関西学院大学 同志社大学
48 FULL TIME 7
10 前半 0
38 後半 7
勝点
5-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶関西学院大学 12 松本壮馬

メンバー表

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関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR西村 優希4172108西陵中→京都成章
2HO大塚 壮二郎1177100芦屋RS→関西学院
3PR安達 朋樹4165105吹田RS→大阪桐蔭
4LO野矢 健太郎4178100豊中RS→石見智翠館
5LO堤 保澄3180100洛南中→京都成章
6FL田中 大瑚3176100兵庫県RS→関西学院
7FL稲垣 直希317794帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
8NO.8小林 典大2185103京都市立上京中→京都成章
9SH金築 達也418181西宮甲東ジュニアRC→報徳学園
10SO齊藤 綜馬417081関西学院中→関西学院
11WTB武藤 航生217481兵庫県RS→関西学院
12CTB松本 壮馬317286宇摩RS→石見智翠館
13CTB冨岡 周417488芦屋RS→御所実業
14WTB山本 快317684関西学院中→関西学院
15FB的場 天飛217082伊丹RS→石見智翠館
16Re.平生 翔大3174105関西学院中→関西学院
17Re.前川 吏六4169101世田谷RS→関西学院
18Re.市川 晃己3177106関西学院中→関西学院
19Re.川内 悠斗4179104名古屋市立志賀中→中部大春日丘
Re.兪 瑛士417190兵庫県RS→関西学院
21Re.松田 詩悠217078宝塚RS→関西学院
22Re.澤田 壮太郎316880北神戸RS→尾道
23Re.中 俊一朗217684東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
同志社大学
監督宮本 啓希
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
PR山本 敦輝4175110菫中→常翔学園
2HO大山 卓真416696兵庫県RS→報徳学園
3PR上野 聡大3181118大正北中→常翔学園
4LO渡邊 陽二4179104ヤングウェーブ→小倉
5LO久保 太陽3183105吹田RS→報徳学園
6FL荒川 駿1176108東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
7FL西濱 悠太417797岡山ジュニアRS→東福岡
8NO.8林 慶音2180102樟葉中→大阪桐蔭
9SH藤田 海元317073文の里中→東海大大阪仰星
10SO嘉納 一千417786大池中→大阪桐蔭
11WTB桃田 涼平217177明石ジュニアRS→報徳学園
12CTB岡野 喬吾418198大正北中→常翔学園
13CTB市川 亮太417890蹉跎中→東海大大阪仰星
14WTB岩本 総司217887四条畷RS→常翔学園
15FB芦塚 仁417791上宮中→大阪桐蔭
16Re.長島 幸汰2175101西陵中→京都成章
17Re.前田 卓耶1178107報徳学園中→報徳学園
18Re.小西 優治4180111春日リトルラガーズ→東福岡
19Re.木村 圭佑3180102奈良ジュニアRS→大分舞鶴
20Re.石井 伶央417795國學院久我山中→國學院久我山
21Re.福岡 壮太郎416370河合第二中→御所実業
22Re.大島 泰真217077藤森中→京都成章
23Re.ファイアラガ 義信 ダビデ117288高槻RS→常翔学園

マッチレポート

大学選手権にのぞむにあたって勢いをつけたい関西学院大学と、現時点全敗で入替戦へ回りAリーグ残留がマストのミッションである同志社大学、勝敗もさることながら、ゲーム内容が問われる重要な一戦。

関西学院大が開始早々の3分に同志社陣22m付近ラックから右へ展開12番松本壮馬から14番山本快に渡り左中間にトライ、10番齊藤綜馬のゴールも決まり7点先取する、その後も関学大がゴール前ラインアウトモールなどで攻め込むが同志社大の固いモールデフェンスに阻まれて得点が出来ない。
一方の同志社も少ないチャンスで関学陣に攻め込むがやはり関学大のデフェンスに阻まれてミスをしてしまう、そのような状況で43分に関学大10番齊藤がゴール正面25mのPGを決め10-0で前半を終える。

後半4分に関学大12番松本が中盤エリアから抜け出し外側を走る11番武藤航生へパス、武藤から松本、松本から武藤とパスをつなぎ最後は武藤が左隅にトライ、22番澤田壮太郎のゴール成功で17-0
6分にまたも12番松本が大きくゲインし、14番山本から12番松本にパスが渡り左隅にトライ、22-0とする。


14分に同志社が22ⅿから展開して23番ファイアラガ義信ダビデがゴール下へトライし、10番嘉納一千がゴールを決めて22-7とする。
16分関学大がモールから左へ展開し8番小林典大がゴールポスト左へトライ、22番澤田がゴールを決めて29-7。


29分、ハーフウェイ付近から11番武藤が抜け出し、14番山本に渡り右中間、35分に22番澤田がラックからのこぼれ球を拾いトライ。
41分に同志社陣ゴール前のラインアウトがちぎれた後のラックから左へ展開し14番山本がゴール下へトライし、22番澤田がゴールも決めて48-7と同志社を退けた。

前半は両チームともスクラムで相手を崩したい意図が見えたが、互いにうまく合わせられず、またレフリーとのコミュニケーションが取れずとフラストレーションのたまる中で、激しいデフェンスで引き締まったゲームを展開したが、後半に入って、関学大のBK陣の機動力が同志社大のデフェンスを崩して結果的に大差のゲームになった。

会見の様子

同志社大学
宮本啓希監督
6連敗の関西リーグ最終戦で入替戦の決まっている中で、勝つために何が必要かを考えてやってきました、前半はセットプレーで良い場面もあり、我慢して10-0で折り返して、「後半は行くぞ」と出ていきましたが、見えないプッシャーから細かなコミュニケーションのミスでそれを引きずってしまったと思います、今は悔しいですが、次の試合は「同志社を守る」戦いになるのでそれに向けて準備していきたいと思います。

山本敦輝キャプテン
関西学院さんは前半の30分まで我慢強いと分析していたので、それに対して自分たちも我慢強く戦えたと思いますが、後半に入って細かいミスで勢いに乗りきれなかったところがこういう結果になったと思います。

・同志社という看板を背負っての入替戦でチームのモチベーションは?
山本キャプテン
同志社という伝統にあるチームがこういう結果になったことはしっかり受け入れないといけないですけど、今は目の前にあることにどれだけ全力で取り組むかということにフォーカスして一つひとつクリアにしていく事が大事だと思います。

・今日のゲームのデフェンスについて?
山本キャプテン
我慢強さは出ていて、特にモールデフェンスで相手を止めるところも多くそこは自信になります、後半に入ってタックルミスで抜かれたところがあったので、そこはこの一週間でしっかり修正したいです。

・監督から「同志社を守る戦い」とあったが具体的に?
山本キャプテン
伝統のある同志社の一員としてすべての力を出し切るだけです。

・今季の総括は?
宮本監督
春からやってきて自信を得られた部分をリーグ戦で出せなかったところです。

・入替戦に向けての準備は?
山本キャプテン
今から新しいことをやる時間もないので自分たちがやってきたことを100%出せるかにフォーカスします。


関西学院大学
小樋山樹監督
前節の同志社さんが京都産業大学戦でいい試合をされて、やはり強いと感じましたので、チャレンジャーとして戦おうと2週間準備してきました。
前の京産大、天理大戦でアタックがうまくいっていないところがあったので、デフェンスはもちろんですが、アタックも重点的に取り組んできました、その成果が出た部分もありましたのでそこは評価できるかなと思います。
この先の試合(大学選手権)もチャレンジャーという気持ちを大事にして一試合ずつ勝利を目指して準備していきます。

兪瑛士キャプテン
先週で選手権出場が決まったのですが、それは頭の中から消して、目の前の同志社戦に挑もうとやってきました、同志社大学さんも死ぬ気でくると思っていましたので、私たちも死ぬ気で練習して体を当ててきました、その結果、相手を圧倒することが出来たのでうれしく思います。

・スクラム戦の勝因はどのあたりにあったのか?また選手権に向けてどう仕上げていくか?
兪キャプテン
スクラムはフロントローが重要だと思いますが、けが人が多くてメンバーが何度も変わっていく中で遅くまで自主練習をして合わせてくれて、自分は(フッカー)体重を乗せるだけという状況を作ってくれたので感謝しています。
今出ている選手、怪我から復帰してくる選手を含めてもう一度選考しますがどのメンバーになっても関学のスクラムが組めるように頑張っていきます。

・この試合は選手権に向けてどのように影響するか?
小樋山監督
京産大、天理大とアタックがうまくいっていなかった中で、今日の後半はそこがうまくいったのでそこは選手権に向けていい自信になると思います。

・どの点がうまくいっていなかったのか?
小樋山監督
そもそもアタックのセッティングが浅くなりすぎていたり、オプションをうまく使えていなかったりという課題がありました。
春からデフェンスの練習を中心にやってきて、アタックの練習が少なかったのでそこをやっていきたいと思います。

・同志社大学の連敗について?
小樋山監督
連敗している要因はわかりませんが、同志社さんはもともと実力のあるチームですし、選手のポテンシャルもすごく高いです、今こういう結果になっていますが、関西リーグのレベルがかなり上がっていると思いますのでそれが要因の一つかなと思います。

・選手権に向けてチームにどのようなメッセージを送るか?
兪キャプテン
5勝2敗の成績は9年ぶりで、自分たちが今まで積み上げてきたことに感謝したい気持ちと、関西の代表として恥ずかしい試合はできないので命を懸けて戦っていきます。

小樋山監督
先ずは目の前の福岡工業大学戦にすべてをかけるつもりで準備します、我々はデフェンスを強みにしてきたチームなのでそこは絶対に崩さず、アタックのところの課題を詰めていきます、それにプラス、セットプレーが重要になってくると思います、そこでどれだけ戦えるかが大事で福岡工大戦に向けて準備していきます、最後にチャレンジャーとしての気持ちを大切にしてひたむきに戦っていきたいと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫

■KRPU 新屋敷こずえ
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