関西大学 VS. 近畿大学
2017年9月30日(土) 12:00キックオフ グラウンド:鶴見緑地球技場 入場者数:1046人 天候:晴れ/無風 | ||||
レフリー:船岡克広(関西協会) アシスタントレフリー:小出兼司(関西協会) / 谷之口尚大(関西協会) / 河村隆史(関西協会) ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:関西大学2西勇樹 |
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関西大学 | 近畿大学 | |||
33 | FULL TIME | 17 | ||
12 | 前半 | 17 | ||
21 | 後半 | 0 | ||
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マッチレポート
2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグがいよいよ開幕。青空の下、大阪、京都の2会場で計4試合が行われた。鶴見緑地では昨シーズン8位の関西大学と4位の近畿大学の対戦となった。関大は昨年の屈辱をバネに上位を、近畿大は選手権出場を目指す。
この時期にしてはかなりの暑さを感じる中、近畿大のK.Oで今シーズンの熱戦の幕が開けられた。先行した近大に対し関大が奮起、試合をひっくり返す展開になった。
特に目を引いたのがFW第一列。2トライを上げたHO2番西勇樹選手と攻撃ではBKラインに入ってボール生かすプレーや体を張ったディフェンスでチームに貢献したPR1番藤井拓海主将を上げたい。
試合は近大が7分、相手G前5mのスクラムから右へ展開、WTB14番井川太貴が幸先良くトライを奪い先制。
13分にラックからBK陣が、18分にLOモールFWが得点し、自分たちの流れでいいリズムができた(17-0)。
ところが直後の20分、関大はラックからのSHからのパスを受けた1番藤井選手がうまいボール回しで左へ展開。最後はWTB14番吉田陸央選手が左隅に抑えて迎えて反撃を開始した。
この後、後半も含め、関大はほとんど相手陣で試合を進めた。31分にも相手陣22m中央ラックからPR1番藤井選手からHO2番西選手とつないでトライを奪った。前半は12-17と近大がわずかのリードで終了。
後半に入っても、関大は相手陣で試合を進める。10分、ゴール前5m左で得たLOからモールを形成、最後はHO2番西選手が押さえ、ついに17-17。SO10番北田圭史選手のGも成って逆転に成功。
その後も関大はハーフ団の前をよく見た判断の良いプレーで16、27分と得点し、33-17と勝利を手にした。MOMにはHO2番西勇樹選手が選ばれた。
(文責:大阪府協会、丸井康充)