10月8日(日) 立命館大学 vs 京都産業大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

2023年10月08日 14:00 K.O.
皇子山陸上競技場
入場者数:1316人 天候:雨/微風
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:立川 誠道(日本協会) / 紀太 隆誠(関西協会) / 布施 将志(滋賀県協会)
立命館大学 京都産業大学
22 FULL TIME 26
8 前半 14
14 後半 12
勝点
1-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 8シオネ・ポルテレ

メンバー表

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立命館大学
HC鬼束 竜太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR大西 馨汰4164100静岡聖光学院中→静岡聖光学院
2HO安部 薫平4171100東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
3PR前川 和輝4169105亀岡中→天理
4LO本郷 正人317798春日井RS→中部大春日丘
5LO宮城 雄真4187111瀬田北中→京都成章
6FL吉川 大智118396淀中→関大北陽
7FL榎本 匡志2180101上小阪中→大阪桐蔭
8NO.8島 正輝2181105大分RS→大分舞鶴
9SH北村 瞬太郎416879横浜RS→國學院栃木
SO森 駿太417184かしいヤングラガーズ→東福岡
11WTB三浦 遼太郎118289北海道バーバリアンズjr→立命館慶祥
12CTB有吉 健417693鞘ヶ谷RS→東福岡
13CTB江川 剛人418485吹田RS→桐蔭学園
14WTB御池 蓮二217383西陵中→東海大大阪仰星
15FB吉本 匠希418386文の里中→常翔学園
16Re.大本 峻士2173103菫中→常翔学園
17Re.橋本 凌1176102芦屋RS→報徳学園
18Re.甲斐 匠馬2182112筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
19Re.福江 仙太郎4188103西宮甲東RC→鳴尾
20Re.服部 峻4177100東海大大阪仰星中→東福岡
21Re.福本 颯翔316673東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
22Re.山下 真之介317486松戸RS→日立RS→流経大柏
23Re.小山 虎汰朗218197伏見中→京都成章
京都産業大学
監督廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR曽根 隆慎3174104石切中→大産大附属
2HO李 淳弘3172100大池中→大阪朝鮮
3PRヴェア・タモエフォラウ4186123オネハンガ→札幌山の手
4LO山本 大翔418496高知RS→高知中央
5LO日吉 健3180100寝屋川第三中→大産大附属
6FL松永 壮太朗318795勧修中→京都工学院
FL三木 皓正417395西陵中→京都成章
8NO.8シオネ・ポルテレ2184112トンガカレッジ→目黒学院
9SH土永 旭317073西陵中→光泉カトリック
10SO辻野 隼大317885長吉西中→京都成章
11WTB西 浩斗317080熊本ラグビースクール→熊本西
12CTB小野 麟兵317086西陵中→京都工学院
13CTB高井 良成417682瑞光中→関大北陽
14WTB松岡 大河417077茨田北中→東福岡
15FB小林 修市217684勧修中→京都成章
16Re.太田 陽介417090ヤングウェーブ→大分東明
17Re.乳井 大士3170107名古屋RS→中部大春日丘
18Re.西崎 海人3178104明石JRC→報徳学園
19Re.山口 勝大318298近大附属
20Re.テビタ・ポレオ4179112トンガカレッジ→日本航空石川
21Re.高木 城治116470かしいヤングラガーズ→東福岡
22Re.尾崎 恵大216578四条中→光泉カトリック
23Re.ナブラギ・エロニ118799Queen Victoria School→大分東明

マッチレポート

ここまで1勝1敗の立命館大学と2連勝の京都産業大学の一戦。雨の降る中、立命大のキックオフで始まった。

開始3分、最初のスコアは立命大。敵陣10M付近中央で京産大のハイタックルの反則に対し、迷わずショットを選択。SO⑩森駿太が約40MのPGを決めて先制する。(3-0)

8分、次は京産大。相手オフサイドの反則からゴール前15M付近でのラインアウトを選択。ラインアウトモールの中での反則からゴール前5Mで再度ラインアウト。クリーンキャッチができなかったが何とかマイボールにし、しつこい立命大デイフェンスを潜り抜けて最後はPR③ヴェア・タモエフォラウがゴールポスト下に飛び込みトライ。GKはSO⑩辻野隼大が決めてあっさり逆転。(3-7)

この後しばらくは、立命大が敵陣で戦う時間帯が続く中、18分、ジャッカルから相手にノットリリース・ボールの反則を誘う。迷わずゴール前ラインアウトの選択、ゴール前7Mから低く固まったモールにBKの選手も加担できっちり押し込み、HO②安部薫平が押さえ込み逆転。(8-7)

この後は、両校とも攻めるが有効打が出ないという状況がしばらく続く。 36分、均衡を破ったのは京産大。
敵陣10M付近マイボールスクラムを押し込み右側を前に出す、アドバンテージを貰いながら、NO8⑧シオネ・ポルテレがトップスピードで右サイドを走り抜けゴール前5M付近まで迫る。ゴール前ラックからPR①曽根隆慎が持ち出し、⑧ポルテレがサポートで押し込みながらグランディング(GK成功)で再逆転。(8-14)

このままのロースコアでハーフタイム。

後半は6点リードの京産大のドロップキックでリスタート。
両校ほぼ互角の攻防で中盤までスコアは動かず。 19分、後半最初にスコアしたのは京産大だった。ゴール前左サイド5Mのマイボールスクラムで右を前に出し少し押し込むと、⑧ポルテレが右サイドを強引にゴールライン越えを狙うが、立命大も懸命のデイフェンス。最後はFL⑦三木皓正が潜り込む。ARにグランディングの確認の後、トライ認定の長い笛が鳴る。(8-19)

31分には、立命大がゴール前、得意のモールから押し込み、CTB⑬江川剛人にパスアウト、ダイブしてゴールラインを越える(GK成功)。また、4点差の射程圏内に詰める。(15-19)

もう一本欲しい立命大、引き離して勝負を決めたい京産大だが、次にスコアしたのは京産大の方であった。
35分、ゴール前へ強いランナー(WTB⑭ナプラギ・エロニ、HO②李淳弘、NO8⑳テピタ・ポレオ)を走り込ませ、ゴールラインに迫り、最後は⑧ポルテレが押さえ込み、(残り時間から見ると)勝負ありのトライ(GK成功)。(15-26)

だが、この後、立命大も勝点にこだわり自陣から攻め続け、敵陣22M内に入ることに成功。47分に得意のモールを押し込み最後はSH⑨北村瞬太郎が意地のトライ(GK成功)で勝点1をもぎ取った。(22-26)

この試合、前年度そして春季トーナメントのチャンピオン・京産大に対し、真っ向勝負で挑んだ立命大の攻防には目を見張るものがあった。
POMには、得点の機会を作り、自らもトライも挙げた京産大NO8⑧シオネ・ポルテレが選ばれた。

会見レポート

立命館大学 鬼束 竜太 ヘッドコーチ(以下HC) 
 本日はありがとうございました。地元滋賀の開催でしたので、関西トップのチームにどれくらいチャレンジできるか、また自分達の目標を達成するためにどう戦うかという所でしたが、しっかりやってくれたと思います。特にFWがディフェンスで本当に頑張ってくれたと思います。
 しかし、準備していたサインプレーやちょっとしたプレーの選択で、うまく嚙み合わずに得点出来なかった部分があって、最終的なスコアを見るともったいなかったなあと感じます。相手のミスに助けられた部分はありますが、全員でしっかりプレッシャーをかけた結果だと思いますので、選手たちはすごく頑張ってくれたと思います。ただもう一歩届かずという所は、来週に向けて1週間で補って(天理大学戦に)勝ちたいと思います。

森 駿太 キャプテン(以下 C)
 先々週の関西学院大学戦で逆転負けをして、個人的にもチーム的にも落ち込んでいた所があって切り替えに少し時間が掛かりましたが、前年度関西優勝の京都産業大学さんに立ち向かうマインドをここまで持ってこれ、(それを)プレーで表現できて良かったと思います。
 個人的には、たらればになりますが、PKの3点と(端の難しい位置の)コンバージョンの2点の5点を外して、チームに非常に申し訳なく改めて自分の責任を感じます。
 今日の負けは次につながるとポジティブにとらえて、来週の天理大学戦では必ず勝ちたいと思います。

Q.FWのリザーブを6人にしていましたが
鬼束HC
 京産さんがFWでプレッシャーを掛けてくる事は判っていました。スクラム、モールもそうですが(京産の)強力なFWに対して、一人でも多くのフレッシュな選手が頑張ってやってほしいというのがありました。

Q.(強力な京産のFWに対して)フィジカルの部分で戦えていたと思うが
鬼束HC
 特にFWは春からずっとフィジカルは取り組んでいましたので、今週突然良かったのではなく春からの積み重ねがあって、試合を重ねるにつれて選手たちは自信を付けてきた事の現れだと思います。


京都産業大学 廣瀬 佳司 監督
 立命館大学さんの勢いのあるアタックと強力なモールを止め切る事は出来ませんでしたが、最後まで戦い勝ち切ったという所では良くやってくれたと思います。
 関西リーグ優勝に向けて、今日のゲームで学んだ事を活かして次に進んで行きたいと思います。今日はありがとうございました。

三木 晧正 キャプテン(以下 C)
 この二週間良い準備が出来ました。今日の試合は必ずタイトな試合になるとチーム全員が共通認識として持っていましたが、勝ち切る事が出来て本当に良かったと思います。

Q.(前節より)両ロックが替わった中でFW陣の印象は
廣瀬監督
 二週間すごく良い準備をしてくれました。FWで何回もゲインを切りましたし良く前に出てくれていたなと思います。終盤ラインアウトで少しミスが出ましたが、全般的には三木キャプテンを中心に良くまとまってしっかり戦ってくれたと思います。

Q.後半、密集サイドを突いていく事が多かった印象だが
三木C
 立命さんのバックスの刺さるタックル等良いディフェンスを受けていたので、FWで(密集)近場を攻めて行こうと話をしていました。

Q.PGを狙わずに(やや苦戦した)ラインアウトの選択が多かったと思うが
三木C
 エリアを取っていく事を(優先して)考えていました。

Q.次節からは昨年上位校との戦いが始まりますがそこに対しては何かありますか
三木C
 自分達は強くないと思ってやり続けています。(今は)次の近畿大学戦しか頭にありませんので、そこに向かってしっかり準備して行きたいと思います。


フォトギャラリー

■KRPU 渡辺隆夫


■KRPU 新屋敷こずえ

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