9月17日(日) 同志社大学 vs 立命館大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:4268人 天候:晴れ時々くもり/微風
レフリー:山本 篤志(日本協会)
アシスタントレフリー:米倉 陽平(関西協会) / 平昭 功太(関西協会) / 泉 太郎(関西協会)
同志社大学 立命館大学
7 FULL TIME 35
0 前半 21
7 後半 14
勝点
0-5
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶立命館大学 11三浦遼太郎

メンバー表

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同志社大学
監督宮本 啓希
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
PR山本 敦輝4175110菫中→常翔学園
2HO大山 卓真416696兵庫県RS→報徳学園
3PR上野 聡大3181118大正北中→常翔学園
4LO寺北 亘佑3182106宝塚RS→常翔学園
5LO楠本 勝大4192110南大阪RS→浪速
6FL久保 太陽3183105吹田RS→報徳学園
7FL奥平 都太郎317692名古屋RS→東海大大阪仰星
8NO.8林 慶音2180102樟葉中→大阪桐蔭
9SH藤田 海元317073文の里中→東海大大阪仰星
10SO大島 泰真217077藤森中→京都成章
11WTB上嶋 友也118090玉名中→東福岡
12CTB岡野 喬吾418198大正北中→常翔学園
13CTB市川 亮太417890蹉跎中→東海大大阪仰星
14WTB岩本 総司217887四条畷RS→常翔学園
15FB嘉納 一千417786大池中→大阪桐蔭
16Re.荒川 駿1176108東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
17Re.前田 卓耶1178105報徳学園中→報徳学園
18Re.三輪 拓翔2175106四日市ジュニアRS→尾道
19Re.永住 健琉3180104帆柱YR→東福岡
20Re.コーエン モーガン 一稀217383藤森中→京都成章
21Re.福岡 壮太郎416370河合第二中→御所実業
22Re.ファイアラガ 義信 ダビデ117288高槻RS→常翔学園
23Re.森岡 蒼良117684府中ジュニアRS→京都成章
立命館大学
HC鬼束 竜太
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR大西 馨汰4164100静岡聖光学院
2HO安部 薫平4171100東海大仰星中→東海大仰星
3PR前川 和輝4169105亀岡中→天理
4LO本郷 正人317798春日井RS→中部大春日丘
5LO宮城 雄真4187111瀬田北中→京都成章
6FL吉川 大智118396淀中→関大北陽
7FL小山 虎汰朗218197伏見中→京都成章
8NO.8島 正輝2181105大分RS→大分舞鶴
9SH北村 瞬太郎416879横浜RS→國學院栃木
SO森 駿太417184かしいヤングラガーズ→東福岡
11WTB三浦 遼太郎118289北海道バーバリアンズjr→立命館慶祥
12CTB中村 颯汰217081吹田RS→大阪桐蔭
13CTB江川 剛人418485吹田RS→桐蔭学園
14WTB御池 蓮二217383西陵中→東海大大阪仰星
15FB吉本 匠希418386文の里中→常翔学園
16Re.大本 峻士2173103菫中→常翔学園
17Re.橋本 凌1176102芦屋RS→報徳学園
18Re.甲斐 匠馬2182112筑紫丘ラグビーJrRS→東福岡
19Re.榎本 匡志2180101上小阪中→大阪桐蔭
20Re.服部 峻4177100東海大仰星中→東福岡
21Re.福本 颯翔316673東海大仰星中→東海大大阪仰星
22Re.山下 真之介317486松戸RS→日立RS→流経大柏
23Re.箕部 央一217682茗渓学園中→茗渓学園

マッチレポート

第2グラウンドの第2試合は、同志社大学(昨年3位)と立命館大学(昨年6位)にとって、リーグ開幕の試合として、両校の定期戦として行われた。
第1試合と比べ上空に雲がかかり、風も西から東へ、南から北へ吹くも、蒸し暑い厳しい暑さの中での試合となった。
グラウンドの東側から攻める同志社大のキックオフで試合は始まる。

同志社大が22mL内側へ入り、攻撃を仕掛けるもハンドリングエラーでチャンスを活かせない。
先制のトライは、前半8分。立命館大は自陣HL内側左ラインアウトからの攻撃で、⑨北村が相手陣10mL内側目がけハイパント。ハイボールの競り合いのなかで、同志社大のノックオンでグラウンドに転がるルーズボールを、⑨北村が拾い上げ、素早く⑫中村へ、⑫中村がディフェンス裏を目がけグラバーキック。⑬江川がバウンドを合わせキャッチするとゴール中央へトライ。⑩森のコンバージョン成功で、7−0と先制する。


その後の攻撃で同志社大、立命館大ともゴール前へ迫るも、ハンドリングエラーでトライへつながらない。
次のトライは前半19分。立命館大が、同志社大のハイタックルの反則からキックで前進し、相手陣ゴール前5m左ラインアウトとすると、モール形成を形成。右へ押し込んで②安部が左中間にトライし、⑩森のコンバージョン成功で、14−0とする。
同志社大は前半24分、PGを狙うがゴールポストにボールがあたり外側へ。
すると前半26分、立命館大は、同志社大ラインアウトからの攻撃でのハイパントを⑨北村が相手陣10mLでチャージし、転がるボールをさらに⑨北村が22mL手前でバウンドを合わせ拾い上げると、ゴール中央へトライ。⑩森のコンバージョン成功で、21−0リードを広げる。
その後の攻防で、同志社大がゴール前へ攻め込むも、立命館大は、試合開始から献身的で、前へ低く刺さるタックルを継続し、チャンスの芽を摘む。
前半37分、立命館大のPGも決まらず、21−0で前半を折り返した。


蒸し暑い厳しい環境のなかで、汗でボールが手につかないのか、両校ハンドリングエラーやラインアウトでのスローイングミスが目立つ、後半の入りとなる。
試合が動いたのは、後半14分、立命館大は、ハイパントのボールをHL相手陣入ったところでキープすると、右へ展開、同志社大のディフェンスのプレッシャーにより、BKのパスは、ワンバウンドし⑩森へ。フォーバウンドで⑬江川へと後退しながらつながると、⑬江川が縦に出たところで、裏を走る⑫中村へバックフリップパス。⑫中村は右タッチライン沿いを駆け抜け、相手陣10mL手前で⑬江川へオフロードパス。さらに内側を走る⑨北村へボールが渡ると、追いかけるディフェンスの位置を確認しインゴール右隅を目がけ走り込み、ディフェンスを振り切ると、インゴールで回り込みゴールポスト右へトライ。⑩森のコンバージョン成功で、28−0とする。
同志社大は、その後の立命館大の攻撃を防ぐと、後半29分、自陣10mL外側左中間でのマイボールスクラムの攻撃で、スクラムが右へ回ったところ、⑨藤田から走りこんできた⑫岡野にボールが渡ると、⑫岡野はステップを踏みながら4人のディフェンスをかわすと、ディフェンス裏へ出る、さらに、22mLでディフェンスをかわし、左隅へトライ、⑮嘉納のコンバージョン成功で、7−28とする。


蒸し暑く、難しい後半の時間帯に入るなか、試合の流れを引き寄せたい同志社大に対して、立命館大はディフェンスで頑張る。
すると、後半33分、立命館大は、相手オフサイドの反則からキックで前進、相手陣22mL内側右ラインアウトでドライビングモール、⑯大本がインゴールでボールを押さえトライ、⑩森のコンバージョン成功で、35−7とする。
同志社大は、試合終了前、相手ゴール前へ攻め込むも決めきれず、フルタイム。
立命館大は、3トライ差以上での勝利となり、勝ち点1 を追加し、勝ち点5を獲得した。
ムロオPlayer of thMatchは、立命館大⑪三浦選手が選ばれた。

会見レポート

同志社大学
宮本 啓希監督  
夏合宿が終わってから、開幕戦で何が起こるか分からないという去年の経験もありましたのでそれをキーワードとして、そのための準備を長い時間を掛けて取り組んできたので選手、スタッフも自信を持って挑めたが開幕戦独特の緊張感の中で起こりそうにないこともやはり起きてしまったりして立命館大学の時間帯が長く続いてしまったのが印象でした。
来週、再来週と試合は続くので今日の準備してきたところでやれた部分もありましたのでそこは引き続き取り組んで次戦に向けて準備していきたいと思います。
山本 敦輝主将
開幕戦で何が起こるか分からない状態で自分達の簡単なミスが多く、そこから相手の流れになってしまったかと思います。そういう状況も予想していたが修正力が相手より上回れなかったです。


Q.立命館大に先制されてやりたい事が出来なかったかと見えたが。
宮本監督
相手を詳細に分析し準備してきて、そこにボールを持っていくまでに小さなミスが続き、やりたい事が出来なかったのが今日のポイントだったと思います。

Q.ディフェンスに関して
山本主将
いいプレッシャーを与えて前に出ることは出来ていますが新ルールの中でセカンドマンが相手に十分にプレッシャーを与えられない状態でターンオーバーが上手く出来なかったと思います。次戦に向けてルール内の中でファーストタックルの低さと精度を磨いていきたいと思います。

Q.点差のある敗戦になったが自分たちが強みにしていける部分とか収穫があればおしえて下さい。
山本主将
敗因としてターンオーバーしたところで焦ってボールを出してしまい、自分達のやりたい形に持っていけなかったです。いいボールを出すためにいい準備が必要だと再認識出来たのが収穫です。

宮本監督
ボールをリサイクルするところの二人目の寄りが遅く、後手を踏み立命館大の強みのジャッカルに持っていかれたところがありました。何をされて圧倒されたかと言うよりも自分達に返ってきたボールを自ら手放してしまう状況があり焦っていく展開になったと思います。そこを改善していけば次戦はいいゲームに出来るかと思います。


立命館大学
鬼束 竜太HC
開幕戦に向けていろいろな準備を進めて来ましたが10%くらいしか出せない展開になるから焦るなと指示しました。その中で選手は緊張感を持ち展開が悪かろうが焦ることも無く、自分たちのスタイルや強みを出せたので勝利に繋がったと思います。
週刊ひがしおおさかさんの順位予想を裏切れる形で勝てたのがよかったんじゃないかと思います。またしっかりと準備して国立(全国大会に出場)を目標にしているので関西リーグをかき乱して上位になれる様に頑張りますので注目していただければと思います。

森 駿太主将
開幕戦で緊張して思う様なプレー出来なかったところがありましたが一人ひとりがしっかりと仕事をこなして勝って終わることが出来たのは次への自信に繋がると思っています。
国立を目指しているので、この試合で満足せずに1試合1試合確実に勝って大学選手権ベスト4の舞台で戦いたいと思っています。

Q.「10%しか出せない」とコメントがありましたが実際のところどれくらい自分たちのやりたい事が出来たか
鬼束HC
ディフェンスのところは規律を守って自分たちのシステムの基、しっかりと出来たかと思います。それがターンオーバーに繋がり敵陣に行ってと、去年の開幕戦と同じような展開だったと思いますが、そういうところから脱出し、スコアチャンスに集中してトライを取って返るということが体現出来たかと思います。ラインアウトからのアタックがあまり無かったですが次節以降、出せるのかと思います。

森主将
やれる力の最大限は出せたかと思います。

Q.新ルールのタックルについて
森主将
練習時にロータックルを意識していたのでそんなに気にならなかったです。

Q.ディフェンスの中で大事にしているところは
鬼束HC
規律の部分です。アタックもディフェンスもですが早くセットして余裕を持ってコミュニケーションを取ってという事を意識しています。

Q.ハイパントの後のトランジションが速かったが
鬼束HC
意識的にしているのを無意識に反応出来る様に取り組んでいます。リアクションではなく先にアクションを起こす様に取り組んでいます。昨シーズンはターンオーバーやカウンターアタックからのトライが少なかったので今シーズンは増やすためにターンオーバーからの切り替えしのキックを意識して使う様にしています。


フォトギャラリー

■KRPU 古田浩


■KRPU 新屋敷こずえ

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