9月17日(日) 摂南大学 vs 天理大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:2699人 天候:晴れ/微風
レフリー:大内 想太(関西協会)
アシスタントレフリー:橋元 教明(日本協会) / 廣瀬 亮治(関西協会) / 嵯峨 慶二(関西協会)
摂南大学 天理大学
41 FULL TIME 59
22 前半 33
19 後半 26
勝点
0-4
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶天理大学 6鄭兆毅

メンバー表

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摂南大学
監督瀬川 智広
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR今田 伸太4176101真住中→大阪桐蔭
2HO大西 翔4173103寝屋川第三中→大産大付属
3PR原渕 修人4177108原山台中→摂津
LO森山 迅都4182103藤森中→京都工学院
5LOヴェティ・トゥポウ4189114Nausori District School→レリアン・メモリアル
6FL河野 秀太朗318089吹田RS→報徳学園
7FL角谷 宏大317691菫中→常翔学園
8NO.8ヴィリアミ・サポイ318298Mount Roskill Districts Rugby Club→開志国際
9SH三田村 裕城417177蹉跎中→石見智翠館
10SO大津 直人316576常翔啓光学園中→常翔啓光学園
11WTBマイケルズ・カストン216674アウテニクワスクール
12CTB嶋本 大賀317583茨田中→大産大附属
13CTB白栄 優太116575天理西中→御所実業
14WTB木田 匡也317578枚方第三中→常翔啓光学園
15FB前薗 斗真417286東住吉中→東海大大阪仰星
16Re.中村 太遥316993光明中→創志学園
17Re.梁 起繁3177105東大阪朝鮮中→大阪朝鮮
18Re.呉 侑駿2178108関西大学第一→大阪朝鮮
19Re.下和田 悠翔218183相生中→興國
20Re.加覽 和成317388四条畷中→大産大附属
21Re.佐藤 侃太316366枚方第二中→常翔啓光学園
22Re.川上 凌空117578長吉西中→京都成章
23Re.ナレヴィア・ジョシュア217577Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール
天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR富田 凌仁4170105小浜第二中→若狭東
2HO寺西 翔生317095東生野中→常翔学園
3PR松野 楓舞3167100北条南→松山聖陵
4LO大西 一平2182100吹田RS→東福岡
5LO渡邉 完徒318298前橋RS→明和県央
6FL鄭 兆毅4186107正徳中→竹圍
7FL上ノ坊 悠馬318295三田RS→市立尼崎
8NO.8パトリック・ヴァカタ3189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
SH北條 拓郎417275南信州JrRS→天理
10SO筒口 允之317081長崎RS→長崎南山
11WTB藤原 竜之丞316872ノーサイドRS→日本航空石川
12CTB上ノ坊 駿介218386三田RCJ→石見智翠館
13CTB上野 颯汰318087関RS→関商工
14WTB弘田 士道116874伏見CJ→京都工学院
15FBフィリモネ・サイア118190トゥポウカレッジ→青森山田
16Re.稲嶺 翔太217097大正北→石見智翠館
17Re.宮田 悠暉4175103広島大附属東雲中→広島工業
18Re.坂本 駿哉2177110菫中→天理
19Re.岡崎 慶喜218092市立第四中→石見智翠館
20Re.玉井 大尊217388八尾RS→坂出第一
21Re.高岸 尚正416873城東中→常翔学園
22Re.谷田 親春217487住道中→天理
23Re.福本 優斗417184八尾RS→上宮太子

マッチレポート

2023ムロオ関西大学ラグビーAリーグ8チームが快晴でラグビーには厳しい気候の東大阪市花園ラグビー場に集結し開幕節を迎える。

第1グラウンドの第1試合は摂南大学VS天理大学が対戦する。

摂南大はフィジカルを強化し留学生とのコミュニケーションを図り開幕節の勝利に結びつけたい。天理大はスクラムも安定し伝統の展開ラグビーでリーグ優勝を目指す。

風下から攻める天理大SO⑩筒口允之のキックで試合開始。

開始3分、天理大が敵陣ゴール前5m左ラインアウトからモールを形成し最後はNO8⑧パトリック・ヴァカタが左中間に先制トライ、GK不成功。0-5

6分には摂南大が敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを形成しそのまま押し込みPR①今田伸太が右中間にトライ、GK不成功。5-5

10分に再び摂南大が敵陣12m右ラインアウトからパスを繋ぎFL⑦角谷宏大からパスを受けたFB⑮前薗斗真が右中間にトライ、GK不成功。10-5

15分には天理大が敵陣22m左中間ラックからSO⑩筒口が乗り越えてそのまま左中間にトライ、GKもSO⑩筒口が成功。10-12と逆転。

21分、一人少なくなった摂南大に対して天理大は敵陣ゴール前8m右ラインアウトからモールを形成しHO②寺西翔生が右中間にトライ。GKもSO⑩筒口が成功。10-19

23分にも天理大が敵陣22mの摂南大のラインアウトボールのこぼれ球をキックしそのまま拾い上げたSH⑨キャプテン北條拓郎が50mを走り切り右中間にトライ、GKもSO⑩筒口が成功。10-26とリードを広げる。

25分には摂南大が天理大のキック処理ミスからチャンスを掴みCTB⑫嶋本大賀からのオフロードパスを受けたHO②大西翔がそのままゴールポスト下にトライ、GKもSO⑩大津直人が成功、17-26と追い上げる。

33分天理大が敵陣ゴール前7m左ラインアウトからサイド攻撃を繰り返し最後はNO8⑧ヴァカタがゴールポスト左にトライ、GKもSO⑩筒口が成功。17-33

35分摂南大が自陣から攻める天理大のパスをインターセプトしたWTB⑭木田匡也が右中間にトライ、GK不成功。22-33

天理大も攻め続けるがトライまで至らず前半が終了。

摂南大SO⑩大津のキックで後半開始。

後半に入り摂南大が敵陣まで攻めを継続するがトライまで結びつかず苦戦する中、逆に12分天理大が敵陣3m左ラインアウトボールを奪い右に展開しCTB⑫上丿坊駿介からFB⑮フィリモネ・サイアに渡り最後はWTB⑭弘田士道が右隅にトライ、GK不成功。22-38

23分には摂南大が敵陣ゴール前5m左ラインアウトから攻め最後はPR③原渕修人が右中間にトライ、GKも途中出場したCTB㉒川上凌空が成功。29-38

30分天理大が敵陣ゴール前5m左ラインアウトから攻め最後は途中出場したSH㉑高岸尚正がゴールポスト左にトライ、GKもSO⑩筒口が成功。29-45

32分には摂南大が敵陣ゴール前10mのペナルティからSH⑨三田村裕城がタップキックから走り切りゴールポスト左にトライ、GK不成功。34-45

天理大は35分に途中出場したHO⑯稲嶺翔太がトライ、GKも途中出場したSO㉓福本優斗が成功。

40分にも途中出場したPR⑱坂本駿哉がトライ、GKも難しい角度からドロップキックでSO㉓福本が成功。34-59とリードを広げる。

意地を見せたい摂南大は44分、敵陣ゴール前6mラインアウトから右に展開し最後はCTB⑫嶋本がゴールポスト下にトライ、GKもCTB㉒川上が成功。41-59

としてノーサイド。

暑い中での試合であったがお互いにペナルティが多く危険なプレーもあり次節までに修正して試合に臨んでほしい。

POMには直向きなプレーで勝利に貢献した天理大学FL⑥鄭兆毅選手が選ばれた。

会見レポート

摂南大学 瀬川 智広監督

花園という素晴らしいいグランドで開幕戦ができたことに感謝しています。願わくばもう少しお客様が入るような試合を我々関係者が広めていかなければと思います。
ゲームの内容に関しましては残念でしたが、選手たちはよくやってくれたと思っています。また次の試合に向けて切り替えてしっかり準備していきます。

森山 迅都キャプテン

前半はセットプレーが不安定で、自分たちのミスで失点してしまったことが敗因です、しかし準備してきたインプレーの部分では通用したので、これからも継続してやっていきますので摂南大学として次の京産戦に期待してください。

Q 7トライをあげたがこれに対しての収穫は?

瀬川監督

ボールを動かそうというラグビーを今年は掲げていまして、タックルされる前、またタックルされた後にボールを動かしていくという意図したトライができました。単純にセットアップからフェイズを重ねていくというよりは一人一人がチャレンジしてボールを動かして、天理大学さんという素晴らしいチームから7トライ取れたことは収穫です。ただゴール前で簡単に失点してしまうところは今後対応していきたいと思います。

Q 今年からタックルの高さのレギュレーションが変わったがどう感じるか?

森山キャプテン

事前にわかっていたことで、それに合わせてボールを動かすことを準備してきましたのであまり違和感はありませんでした。


天理大学 小松 節夫監督

開幕は毎年緊張していいパフォーマンスが発揮できないのですが、今日もまさにそうなってしまったなと思います。得点は結構できましたが、その分失点もかなりあり、また摂南大学さんがいいアタックされていてなかなか止めきれなかったです。また簡単に取られたりミスしたりで点差が開かなかったと思います。次の試合はもう少し締まったゲームができるようにしたいです。

北條 拓郎キャプテン

前後半にわたり取ったり取られたりという状況がつづいたのですが、もっと抑えられた、もっと取れたのではと思います。自陣での反則が続いてしまい、後半は特に相手のプレッシャーが強く取り切れるシーンが少なく、自分たちの流れを掴めなかったというのが反省点です。勝ち切れたことで次につながると思います。

Q トライを取った後に取り返されることがいくつかあったが原因は?

小松監督

向こうのキッカーがすごく良くて、キックオフでぎりぎりのところにコンテストキックをあげられて、そこでノックオンしたり、無理に攻めてインターセプトされたりということが3つくらいありました。そのあたりは、摂南さんはキックから自分たちが再獲得するという意思統一がなされていたと思います。それに対して対応できなかったです。

Q ハイタックルを多くとられたと思うのですが、まだ対応できていないのか?

小松監督

練習では意識してやっているのですが、また夏合宿ではあまりとられてなく、シーズンに入って実戦でどうかなと見ていました。危険だというタックルはなかったと思いますが、下へ入れなかったことが何回かありました。簡単に相手にペナルティーを与える場面があり、もったいないなと思いましたので修正していきます。

Q 先日のプレスカンファレンスで成長した部分でとしてスクラムをあげていたが今日のスクラムは?

北條キャプテン

スクラムはフロントローに任せているので、僕からは詳しいことは言えませんが、いいスクラムを組んでくれていたと思います。

小松監督

スクラムのところでは沢山ペナルティーは取りましたけど、完全にドミネート出来たかというとできていません。私としては不満なところがあります。スクラムトライを狙いにいって欲しかったところを狙いに行かなかったりと、スクラムを支配したとは見えなかったので、そこは春から夏に成長したところでもあるのでしっかりと見せてほしかったです。


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■KRPU 渡辺隆夫

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