12月3日(土) 近畿大学 vs 京都産業大学
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:杉戸 大樹(関西協会) / 横下 隼(関西協会) / 杉江 良之(関西協会)
近畿大学 | 京都産業大学 | |||
18 | FULL TIME | 39 | ||
13 | 前半 | 15 | ||
5 | 後半 | 24 | ||
勝点 0-5 詳細(PDF) |
▶京都産業大学 5アサエリ・ラウシ
近畿大学 | ||||||
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監督 | 神本 健司 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 池田 真人 | 4 | 171 | 100 | ヤマハRS→中部大春日丘 |
2 | HO | 平沼 泰成 | 3 | 170 | 94 | 北陵中→中部大春日丘 |
3 | PR | 稲場 巧 | 2 | 175 | 108 | 生駒ラグビークラブ→近大附属 |
4 | LO | 駒井 凌太 | 2 | 184 | 98 | 兵庫RS→天理 |
5 | LO | 甲斐 登生 | 4 | 183 | 107 | 石切中→石見智翠館 |
⑥ | FL | 中村 健志 | 4 | 175 | 96 | 英田中→近大附属 |
7 | FL | 岩本 圭伸 | 2 | 178 | 88 | 東生野中→常翔学園 |
8 | NO.8 | 古寺 直希 | 2 | 171 | 96 | 喜連中→石見智翠館 |
9 | SH | 田原 慶人 | 4 | 163 | 68 | 石切中→石見智翠館 |
10 | SO | 半田 裕己 | 3 | 172 | 85 | 四条畷中→天理 |
11 | WTB | 三島 琳久 | 4 | 175 | 91 | 宝塚RS→大阪桐蔭 |
12 | CTB | 森元 翔紀 | 4 | 169 | 85 | 伊丹RS→報徳学園 |
13 | CTB | 藤岡 竜也 | 2 | 184 | 94 | 金岡北中→浪速 |
14 | WTB | 植田 和磨 | 2 | 176 | 83 | 明石ジュニアRS→報徳学園 |
15 | FB | 阿曽 有馬 | 2 | 175 | 85 | 各務原RS→中部大春日丘 |
16 | Re. | 宮﨑 賢輝 | 4 | 170 | 93 | 長与ヤングラガーズ→長崎南山 |
17 | Re. | 弓部 智希 | 1 | 173 | 97 | 城南中→石見智翠館 |
18 | Re. | 楠本 唯陽 | 4 | 178 | 105 | シーカラグビーアカデミー→熊野 |
19 | Re. | 楠 大輝 | 1 | 183 | 94 | 石切中→日本航空石川 |
20 | Re. | 松井 那智 | 4 | 180 | 101 | 小阪中→石見智翠館 |
21 | Re. | 福山 太陽 | 3 | 173 | 81 | 大池中→滋賀学園 |
22 | Re. | 嶋 竜輝 | 2 | 176 | 86 | 石切中→日本航空石川 |
23 | Re. | 高城 圭雄 | 4 | 172 | 78 | 大阪RS→摂津 |
京都産業大学 | ||||||
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監督 | 廣瀨 佳司 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 野村 三四郎 | 4 | 176 | 103 | 高杉→西陵 |
2 | HO | 李 淳弘 | 2 | 173 | 100 | 大池→大阪朝鮮 |
3 | PR | 渡辺 龍 | 4 | 175 | 108 | 甲南→甲南 |
4 | LO | 堤田 京太郎 | 4 | 180 | 100 | 枚岡→大阪桐蔭 |
5 | LO | アサエリ・ラウシ | 4 | 190 | 113 | トンガカレッジ→日本航空石川 |
⑥ | FL | 福西 隼杜 | 4 | 178 | 100 | 伊丹RS→報徳学園 |
7 | FL | 松永 壮太朗 | 2 | 187 | 91 | 勧修→京都工学院 |
8 | NO.8 | 高本 泰伍 | 4 | 172 | 90 | 大池→関大北陽 |
9 | SH | 土永 旭 | 2 | 170 | 70 | 西陵→光泉カトリック |
10 | SO | 西仲 隼 | 4 | 172 | 81 | 瑞光→近畿大学附属 |
11 | WTB | 西 浩斗 | 2 | 169 | 80 | 熊本RFC→熊本西 |
12 | CTB | 家村 健太 | 4 | 176 | 93 | ビックブルージュニア→流経大柏 |
13 | CTB | 高井 良成 | 3 | 176 | 82 | 瑞光→関大北陽 |
14 | WTB | シオネ・ポルテレ | 1 | 184 | 115 | トンガカレッジ→目黒学院 |
15 | FB | 北山 絢大 | 4 | 170 | 77 | 樟葉→東海大仰星 |
16 | Re. | 梅基 天翔 | 4 | 175 | 100 | WILD BANDITS→高岡第一 |
17 | Re. | 乳井 大士 | 2 | 168 | 103 | 名古屋RS→中部大学春日丘 |
18 | Re. | 川口 新太 | 2 | 185 | 127 | 宝塚RFC→東海大仰星 |
19 | Re. | 三木 皓正 | 3 | 174 | 94 | 西陵→京都成章 |
20 | Re. | ヴェア・タモエフォラウ | 3 | 186 | 118 | オネハンガ→札幌山の手 |
21 | Re. | 西川 敢太 | 4 | 165 | 70 | 四日市Jr.RFC→西陵 |
22 | Re. | 藤本 凌聖 | 2 | 172 | 85 | 鈴鹿RS→朝明 |
23 | Re. | 辻野 隼大 | 2 | 176 | 82 | 長吉西→京都成章 |
マッチレポート
曇り空、ゆるやかな風が吹く、第1グラウンド第2試合は、全勝優勝を目指す京都産業大学と、前節まで3位、第1試合の結果から、勝ち点1をあげれば大学選手権出場が決まる近畿大学の試合となった。
前半2分、近大のキックオフからの攻防で、京産大がノットリリースザボールのペナルティー。
近大は、ペナルティーキックを選択、⑩半田が相手陣22m外側左中間から決め、3-0と先制する。
京産大は、ラックでの近大のオーバーザトップのペナルティーからキックで前進、相手陣22m内側左ラインアウトから、フェーズを重ねゴール前5mへ、近大がオフサイドのペナルティー。
京産大は、ペナルティーキックを選択し、⑩西仲が決め、前半7分、3-3とふりだしに戻す。
近大は、相手陣でゲームを進め、前半10分と前半19分に、ほぼ同じ位置、相手陣10内側中央付近のペナルティーキックの機会を得るが、ゴールポスト左に外れ追加点が奪えない。
すると、京産大は、自陣10m内側左中間、ファーストスクラムから優位に立つスクラムで、近大のコラプシングのペナルティーからキック前進、さらに、続く攻撃のなかで、近大のノットロールアウェイのペナルティーからキックで、さらに前進し、相手陣ゴール前5m左ラインアウトとなる。
前半26分、京産大は、そのラインアウトからモールからラックでの2回目のフェーズで④堤田が左中間へトライ、8-3とする。
近大は、キックオフ再開での攻防で⑨田原のハイパントでゴール前へ、京産大はそのボールをキャッチし前進を図るもノットリリースザボールのペナルティー、近大は、ペナルティーキックを選択、⑩半田が相手陣22m内側正面から確実に決め、前半29分、6-8と追随する。
さらに、近大は、相手陣ゴール前10m付近左の京産大のラインアウトのボールを獲得すると、ゴール前5mでフェーズを重ね、選手の負傷対応でレフリーが試合を止める。
再開となった、前半34分、近大の相手陣ゴール前5m中央でのスクラムから⑧古寺が右へ持ち出しゴール前へ、ラックが形成されると、そこから素早く⑦岩本が持ち出しトライ、⑩半田のコンバージョンも成功し、13-8と逆転する。
京産大は、前半36分に、相手陣10m内側左ラインアウトからの一連の攻撃のなかで、⑫家村がインゴール左隅を目がけてグラバーキック、⑪西が近大ディフェンスと競り合いながら、そのボールを先に抑えトライ、⑩西中のコンバージョンも成功する。
15-13で前半終了、京産大が2点リードで折り返す。
後半、京産大のキックオフで再開。
近大がエリア獲得を目指し蹴ったロングキックのボールのバウンドは、キック処理で最後尾にいた⑤アサエリ・ラウシへ行くかと思ったところ、バウンドは戻り気味となり、⑨土永が戻りながらバウンドに合わせボールをキャッチすると、素早く縦に走り込んできた⑤アサエリ・ラウシへパス、相手ディフェンスの間を、低いタックルを避けながら、走り切り左中間へトライ、後半開始早々、20-13とリードを拡げる。
近大は、京産大のペナルティーからキックで前進、後半4分すぎ、相手陣22m内側右ラインアウトにてノットストレートでチャンスを活かせない。
京産大は、相手のハイパントを確実にマイボールとすると、今度は、自陣22m右中間から10m右中間を目がけて⑨土永がハイパント、近大ディフェンスの間にボールが落ちるとバウンドは、相手陣10m目がけて大きくバウンド。そのボールを近大が自陣側へタップし、さらにバウンドすると、そのボールを京産大⑤アサエリ・ラウシが拾い上げ、近大ディフェンスを引きつけながら、相手陣22m中央で、右中間走る⑭シオネ・ポルテレへロングパス。
⑭シオネ・ポルテレは、ディフェンスを一人かわし右隅へトライ、後半11分、京産大は25-13とさらにリードを拡げる。
大学選手権出場に向けて、京産大に7点差以内の差の試合としたい近大あったが、ハンドリングエラー、スクラムでのコラプシングで、決定的な機会を創れない。
京産大は、後半23分、相手陣22m外側右ラインアウトから、モールを形成しゴール前でラックとなり、FWでフェーズを重ねる、近大の必死のディフェンスを、最後は④堤田がかいくぐりトライ(コンバージョン成功)、33-13とする。
近大は、後半34分すぎに、相手ペナルティーからキックで前進、ゴール前5m左ラインアウトで痛恨のノックオン。
京産大は、この自陣ゴール前5mスクラムから、⑩西仲は、インゴールで⑭シオネ・ポルテレへパス。⑭シオネ・ポルテレは相手でディフェンスをかわし、スピードに乗ると恵まれた体を活かし、右タッチライン沿い、相手ディフェンスを次々と弾き飛ばし、相手陣10m内側でラックとなる。
そのラックから⑨土永は、素早くBKへ展開、大きくスペース空いたスペース、⑬高井にパスが渡ると、縦にスペースを走り切り、ゴール中央へトライ(コンバージョン成功)、後半36分、39-13とする。
最後まで諦めない近大。自陣10m内側右中間のスクラムから攻める。京産大のペナルティー、ノット10メートルを誘い、キックで前進し、相手陣22内側左ラインアウトでは、BKに2人を残し、13人でモールを形成、押し込むと、京産大はたまらずコラプシングのペナルティー。
近大はキックで、相手陣ゴール前5m左のラインアウトとすると、再度、13人でモールを押し込み、㉑福山がトライ、後半46分、18-39とした。
京都産業大学は2連覇を達成。プレイヤーズオブザマッチには、⑤アサエリ・ラウシ選手が選ばれた。