11月20日(日) 京都産業大学 vs 天理大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:北村 浩士(関西協会)
アシスタントレフリー:大内 想太(関西協会) / 勝木 龍樹(関西協会) / 土田 豊(関西協会)
京都産業大学 | 天理大学 | |||
29 | FULL TIME | 22 | ||
7 | 前半 | 10 | ||
22 | 後半 | 12 | ||
勝点 4-1 詳細(PDF) |
▶京都産業大学 9土永旭
京都産業大学 | ||||||
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監督 | 廣瀨 佳司 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 野村 三四郎 | 4 | 176 | 103 | 高杉中→西陵 |
2 | HO | 李 淳弘 | 2 | 173 | 100 | 大池中→大阪朝鮮 |
3 | PR | 渡辺 龍 | 4 | 175 | 108 | 甲南中→甲南 |
4 | LO | ソロモネ・フナキ | 2 | 186 | 115 | トンガカレッジ→目黒学院 |
5 | LO | アサエリ・ラウシ | 4 | 190 | 113 | トンガカレッジ→日本航空石川 |
⑥ | FL | 福西 隼杜 | 4 | 178 | 100 | 伊丹RS→報徳学園 |
7 | FL | 松永 壮太朗 | 2 | 187 | 91 | 勧修中→京都工学院 |
8 | NO.8 | 高本 泰伍 | 4 | 172 | 90 | 大池中→関大北陽 |
9 | SH | 土永 旭 | 2 | 170 | 70 | 西陵中→光泉カトリック |
10 | SO | 西仲 隼 | 4 | 172 | 81 | 瑞光中→近畿大学附属 |
11 | WTB | 西 浩斗 | 2 | 169 | 80 | 熊本RFC→熊本西 |
12 | CTB | 家村 健太 | 4 | 176 | 93 | ビックブルージュニア→流経大柏 |
13 | CTB | 高井 良成 | 3 | 176 | 82 | 瑞光中→関大北陽 |
14 | WTB | シオネ・ポルテレ | 1 | 184 | 115 | トンガカレッジ→目黒学院 |
15 | FB | 北山 絢大 | 4 | 170 | 77 | 樟葉中→東海大仰星 |
16 | Re. | 梅基 天翔 | 4 | 175 | 100 | WILD BANDITS→高岡第一 |
17 | Re. | 乳井 大士 | 2 | 168 | 103 | 名古屋RS→中部大春日丘 |
18 | Re. | 中川 亮 | 4 | 170 | 103 | 市岡中→尾道 |
19 | Re. | 堤田 京太郎 | 4 | 180 | 100 | 枚岡中→大阪桐蔭 |
20 | Re. | ヴェア・タモエフォラウ | 3 | 186 | 118 | オネハンガ→札幌山の手 |
21 | Re. | 西川 敢太 | 4 | 165 | 70 | 四日市Jr.RFC→西陵 |
22 | Re. | 藤本 凌聖 | 2 | 172 | 85 | 鈴鹿RS→朝明 |
23 | Re. | 辻野 隼大 | 2 | 176 | 82 | 長吉西中→京都成章 |
天理大学 | ||||||
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監督 | 小松 節夫 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 三木 陽平 | 4 | 169 | 95 | 大飯中→若狭 |
2 | HO | 谷口 永遠 | 4 | 173 | 102 | 大池中→関大北陽 |
3 | PR | 金山 忠次 | 4 | 180 | 108 | 天理中→天理 |
4 | LO | ナイバルワガ セタ | 4 | 187 | 100 | 将軍野中→秋田工業 |
5 | LO | 韮沢 陽斗 | 4 | 186 | 106 | 石巻山下中→石巻工業 |
6 | FL | 鄭 兆毅 | 3 | 185 | 105 | 正徳中→竹圍 |
⑦ | FL | 照井 悠一郎 | 4 | 169 | 93 | 住道中→天理 |
8 | NO.8 | パトリック・ヴァカタ | 2 | 189 | 115 | トンガカレッジアテレ→日本航空石川 |
9 | SH | 北條 拓郎 | 3 | 172 | 75 | 南信州JrRS→天理 |
10 | SO | 福本 優斗 | 3 | 171 | 84 | 八尾RS→上宮太子 |
11 | WTB | ナイバルワガ トマシ | 2 | 179 | 86 | 将軍野中→秋田工業 |
12 | CTB | 堀田 恒司 | 4 | 179 | 94 | 大桐中→東海大大阪仰星 |
13 | CTB | 上野 颯汰 | 2 | 180 | 87 | 関RS→関商工 |
14 | WTB | マナセ・ハビリ | 3 | 175 | 101 | トゥポウカレッジ→高知中央 |
15 | FB | 津野 来真 | 4 | 170 | 85 | 喜連中→天理 |
16 | Re. | 寺西 翔生 | 2 | 170 | 95 | 東生野中→常翔学園 |
17 | Re. | 中村 駿介 | 4 | 170 | 102 | 鯉城RS→広島工業 |
18 | Re. | 奈良 真弥 | 3 | 180 | 106 | 天王南中→秋田工業 |
19 | Re. | 関口 大輔 | 2 | 172 | 96 | 南信州JrRS→天理 |
20 | Re. | 山村 勝悟 | 4 | 178 | 100 | 長瀬中→天理 |
21 | Re. | 藤原 健之朗 | 2 | 167 | 68 | ノーサイドRS→日本航空石川 |
22 | Re. | 佐藤 歓 | 4 | 172 | 81 | 岩室中→新潟工業 |
23 | Re. | 豊田 祐樹 | 3 | 172 | 77 | 四條畷中→天理 |
マッチレポート
曇天のたけびしスタジアム。ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節の第 2試合は、ともに5勝0敗勝点24で並ぶ京都産業大学(京産大)と天理大学(天理大)の対戦。勝った方がリーグ優勝に大きく近づく大一番。
14時ちょうど、天理大10番SO福本優斗のキックで試合が始まった。最初に攻め込んだのは天理大。京産大にKOのボール処理でミスが出て、そのまま京産大陣内でアタックを続けると、中央22m L付近で京産大がノットロールアウェイのペナルティを犯す。そのPGを10番福本が成功し天理大が0−3と先制した。(3分)さらに9分、京産大が再び自陣でペナルティを犯すと、天理大は今度はラインアウトを選択する。その右GL5mのラインアウトからモールを押し込み 2番HO谷口永遠が密集サイドを突いてトライ、10番福本のGも決まり0−10と差を広げた。
前半中盤に入ると、両チームともディフェンスがよく、なかなか敵陣22mL内に入れない時間帯が続く。その均衡を破ったのは京産大だった。24分、天理大の2つのペナルティから天理陣内に入る。その右22mL付近のラインアウトからまず14番WTBシオネ・ポルテレ、次に5番LOアサエリ・ラウシのパワーランナー 2人で中央GL直前まで迫ると、最後は再びポルテレ。天理大の 2人がかりのタックルをものともせずに左中間にトライ、10番SO西仲隼のGも決まり7−10と3点差に迫った。その後は、両チームとも敵陣22mL内に入る場面もあったが、ディフェンスもよく自らのミスもあり、トライに至らぬまま前半終了を迎えた。
後半、京産大10番西仲のキックでリスタート、いきなり得点したのは京産大。KOのボールを今度は天理大が処理をミス、そのボールが京産大に入ると、12番CTB家村健太が右サイドの14番ポルテレにキックパス。キックパスは通らなかったが、そのこぼれ球を京産大がタッチに出すことなく短いパスで前進、最後に7番FL松永壮太朗が右中間にトライ、逆転する。(0分、10番G成功、14−10)次は天理大。5分、京産大のペナルティから敵陣内のラインアウトを得て、そこからフェーズを重ねていく。9フレーズ目、左中間22mL少し入ったラックから、9番SH北條拓郎が右へ、10番福本、そして12番CTB堀田恒司が23番WTB豊田祐樹に飛ばしパス、豊田が右隅に飛び込みトライ、再び天理大が逆転。(10番G不成功、14−15)しかし京産大が再び逆転する。リスタートのボールを京産大が保持し右へ展開すると、天理大がたまらずオフサイドを犯す。天理陣右中間10m L少し入ったPGを10番西仲が決めて17−15とした。(9分)中盤に入り、次の得点が試合の行方を左右すると思われたが、取り切ったのは京産大だった。17分、右HL付近のラインアウトから20番No.8ヴェア・タモエフォラウの突進、11番WTB西浩斗で22mL内に入ると、最後は5番ラウシが左中間にトライ。西仲のGも決まり、24−15と8点差とした。次も京産大。24分、敵陣左10mL付近のラインアウトから右にフェーズを重ねて22mL内に入ると、12番家村がグラバーキック、そのボールが13番CTB高井良成に入り右隅のトライ。京産大が14点差をつけた。(10番G不成功、29−15)残り時間10分、反撃に出たい天理大は、京産大のGLに迫ると中央ということもありFWラッシュを選択する。しかし京産大は反則を繰り返すも粘り強いディフェンスでなかなかGLを割らせない。ようやくトライしたのは39分だった。5回目のFWラッシュから19番LO関口大輔が左中間にトライ、10番福本のGも決まり。29−22と7点差に迫った。残り数分、天理大はボールを散らしてなんとか京産大陣に入ろうとするが、最後は密集でボールを奪われ12番家村がタッチに蹴り出しノーサイドとなった。
セットプレーで京産大が上回ったものの、フィジカル、エリアマネージメントはほぼ互角。後半中盤までどちらが勝利するかわからない大一番に違わぬ好ゲームだった。6節を終えて、京産大は6勝0敗勝点28となりリーグ優勝に大きく前進して最終節近大戦を迎える。天理大は5勝1敗勝点24となり最終節同志社戦を迎えることになった。
POMは、京産大9番SH土永旭が選ばれた。
会見レポート
天理大学
小松 節夫監督
強い京都産業大さんに対してうちのデフェンスがどれだけ頑張れるかなと、あとセットがどれくらい対抗できるかなというところでのぞんだのですが、前半は割とうまくいっていたのかなと思いますが、後半の途中からけが人が出て我慢できなくなったかなというところで点差を広げられました、その後追い上げたのですが点差を広げられたところで勝負がついたと思います、もう少し修正できる点があるので最終戦に向けて頑張っていきたいなと思います。
照井 悠一郎キャプテン
セットプレーであったり相手の強いところで体を当てるところを準備してきて、前半はいい形で出ていましたが、後半にセットプレーが安定しなくなったりブレイクダウンでのプレッシャーで相手の強いところで受けてしまって崩れた感じです、そこを80分間できないと勝てないと感じたので、次に向けてしっかり準備していきたいと思います。
・修正できるところとは?
小松監督
今日の相手の京都産業大学さんの強みであるところを参考にしないといけないの、でそのあたりはチームとしてまだ強くなれると思いますし、まだ何試合か残っているので最後には4年生の力が出てくると思います。
京都産業大学
廣瀬 佳司監督
全勝対決ということで選手は気持ちを入れて戦ってくれました。アグレッシブでタフでフィジカルなラグビーが天理大学に対してどれだけ通用するかというチャレンジだったのですが、先制されて苦しい時間帯も多かったですが80分間よく戦って勝ち切ってくれたので学生はよくやってくれたと思います、まだ優勝が決まったわけではないので最終戦に向けてしっかり準備していきたいと思います。
家村 健太共同キャプテン
全勝対決ということでタフな試合になることを想定して練習に取り組んできました、春からやってきたことを前面に出そうということで、京産の強みであるセットプレーと今年スローガンにあげた「タフ」というところにこだわって試合にのぞむことができました、予想通りタフな試合になったのですが、FWが前へ出てくれてタフな試合ができました、まだ最終戦や大学選手権があるのでそこへ向けて一つ二つレベルアップできるように頑張っていきたいと思います。
・ハーフタイムの修正は?
廣瀬監督
前半にスクラムのペナルティを4つと、ペナルティが多かったのでその修正と、デフェンスは良かったので自分たちのシステムでしっかりやり切る、アタックはもっとアグレッシブるにいって欲しいと、後半の立ち上がりで素晴らしいアタックをしてくれました。
・後半7分に三木君とヴェア・タモエフォラウ君を投入した狙いは?
廣瀬監督
攻撃的なデフェンスをしてくれましたし、ヴェアはチームを前へ進めるランニングをしてくれましたし、彼らが入るとチームが活気づくので早めに投入しました。
・今日で優勝を決めたかったのでは?
廣瀬監督、家村共同キャプテン
先ずは目の前の相手の天理に勝つことがテーマでした。