11月20日(日) 京都産業大学 vs 天理大学

メンバー表 マッチレポート フォトギャラリー

入場者数:3427人 天候:晴れ/弱風
レフリー:北村 浩士(関西協会)
アシスタントレフリー:大内 想太(関西協会) / 勝木 龍樹(関西協会) / 土田 豊(関西協会)
京都産業大学 天理大学
29 FULL TIME 22
7 前半 10
22 後半 12
勝点
4-1
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶京都産業大学 9土永旭

メンバー表(48時間前)

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京都産業大学
監督廣瀨 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR野村 三四郎4176103高杉中→西陵
2HO李 淳弘2173100大池中→大阪朝鮮
3PR渡辺 龍4175108甲南中→甲南
4LOソロモネ・フナキ2186115トンガカレッジ→目黒学院
5LOアサエリ・ラウシ4190113トンガカレッジ→日本航空石川
FL福西 隼杜4178100伊丹RS→報徳学園
7FL松永 壮太朗218791勧修中→京都工学院
8NO.8高本 泰伍417290大池中→関大北陽
9SH土永 旭217070西陵中→光泉カトリック
10SO西仲 隼417281瑞光中→近畿大学附属
11WTB西 浩斗216980熊本RFC→熊本西
12CTB家村 健太417693ビックブルージュニア→流経大柏
13CTB高井 良成317682瑞光中→関大北陽
14WTBシオネ・ポルテレ1184115トンガカレッジ→目黒学院
15FB北山 絢大417077樟葉中→東海大仰星
16Re.梅基 天翔4175100WILD BANDITS→高岡第一
17Re.乳井 大士2168103名古屋RS→中部大春日丘
18Re.中川 亮4170103市岡中→尾道
19Re.堤田 京太郎4180100枚岡中→大阪桐蔭
20Re.ヴェア・タモエフォラウ3186118オネハンガ→札幌山の手
21Re.西川 敢太416570四日市Jr.RFC→西陵
22Re.藤本 凌聖217285鈴鹿RS→朝明
23Re.辻野 隼大217682長吉西中→京都成章
天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR三木 陽平416995大飯中→若狭
2HO谷口 永遠4173102大池中→関大北陽
3PR金山 忠次4180108天理中→天理
4LOナイバルワガ セタ4187100将軍野中→秋田工業
5LO韮沢 陽斗4186106石巻山下中→石巻工業
6FL鄭 兆毅3185105正徳中→竹圍
FL照井 悠一郎416993住道中→天理
8NO.8パトリック・ヴァカタ2189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
9SH北條 拓郎317275南信州JrRS→天理
10SO福本 優斗317184八尾RS→上宮太子
11WTBナイバルワガ トマシ217986将軍野中→秋田工業
12CTB堀田 恒司417994大桐中→東海大大阪仰星
13CTB上野 颯汰218087関RS→関商工
14WTBマナセ・ハビリ3175101トゥポウカレッジ→高知中央
15FB津野 来真417085喜連中→天理
16Re.寺西 翔生217095東生野中→常翔学園
17Re.中村 駿介4170102鯉城RS→広島工業
18Re.奈良 真弥3180106天王南中→秋田工業
19Re.関口 大輔217296南信州JrRS→天理
20Re.山村 勝悟4178100長瀬中→天理
21Re.藤原 健之朗216768ノーサイドRS→日本航空石川
22Re.佐藤 歓417281岩室中→新潟工業
23Re.豊田 祐樹317277四條畷中→天理

マッチレポート

曇天のたけびしスタジアム。ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節の第 2試合は、ともに5勝0敗勝点24で並ぶ京都産業大学(京産大)と天理大学(天理大)の対戦。勝った方がリーグ優勝に大きく近づく大一番。
14時ちょうど、天理大10番SO福本優斗のキックで試合が始まった。最初に攻め込んだのは天理大。京産大にKOのボール処理でミスが出て、そのまま京産大陣内でアタックを続けると、中央22m L付近で京産大がノットロールアウェイのペナルティを犯す。そのPGを10番福本が成功し天理大が0−3と先制した。(3分)さらに9分、京産大が再び自陣でペナルティを犯すと、天理大は今度はラインアウトを選択する。その右GL5mのラインアウトからモールを押し込み 2番HO谷口永遠が密集サイドを突いてトライ、10番福本のGも決まり0−10と差を広げた。
前半中盤に入ると、両チームともディフェンスがよく、なかなか敵陣22mL内に入れない時間帯が続く。その均衡を破ったのは京産大だった。24分、天理大の2つのペナルティから天理陣内に入る。その右22mL付近のラインアウトからまず14番WTBシオネ・ポルテレ、次に5番LOアサエリ・ラウシのパワーランナー 2人で中央GL直前まで迫ると、最後は再びポルテレ。天理大の 2人がかりのタックルをものともせずに左中間にトライ、10番SO西仲隼のGも決まり7−10と3点差に迫った。その後は、両チームとも敵陣22mL内に入る場面もあったが、ディフェンスもよく自らのミスもあり、トライに至らぬまま前半終了を迎えた。

後半、京産大10番西仲のキックでリスタート、いきなり得点したのは京産大。KOのボールを今度は天理大が処理をミス、そのボールが京産大に入ると、12番CTB家村健太が右サイドの14番ポルテレにキックパス。キックパスは通らなかったが、そのこぼれ球を京産大がタッチに出すことなく短いパスで前進、最後に7番FL松永壮太朗が右中間にトライ、逆転する。(0分、10番G成功、14−10)次は天理大。5分、京産大のペナルティから敵陣内のラインアウトを得て、そこからフェーズを重ねていく。9フレーズ目、左中間22mL少し入ったラックから、9番SH北條拓郎が右へ、10番福本、そして12番CTB堀田恒司が23番WTB豊田祐樹に飛ばしパス、豊田が右隅に飛び込みトライ、再び天理大が逆転。(10番G不成功、14−15)しかし京産大が再び逆転する。リスタートのボールを京産大が保持し右へ展開すると、天理大がたまらずオフサイドを犯す。天理陣右中間10m L少し入ったPGを10番西仲が決めて17−15とした。(9分)中盤に入り、次の得点が試合の行方を左右すると思われたが、取り切ったのは京産大だった。17分、右HL付近のラインアウトから20番No.8ヴェア・タモエフォラウの突進、11番WTB西浩斗で22mL内に入ると、最後は5番ラウシが左中間にトライ。西仲のGも決まり、24−15と8点差とした。次も京産大。24分、敵陣左10mL付近のラインアウトから右にフェーズを重ねて22mL内に入ると、12番家村がグラバーキック、そのボールが13番CTB高井良成に入り右隅のトライ。京産大が14点差をつけた。(10番G不成功、29−15)残り時間10分、反撃に出たい天理大は、京産大のGLに迫ると中央ということもありFWラッシュを選択する。しかし京産大は反則を繰り返すも粘り強いディフェンスでなかなかGLを割らせない。ようやくトライしたのは39分だった。5回目のFWラッシュから19番LO関口大輔が左中間にトライ、10番福本のGも決まり。29−22と7点差に迫った。残り数分、天理大はボールを散らしてなんとか京産大陣に入ろうとするが、最後は密集でボールを奪われ12番家村がタッチに蹴り出しノーサイドとなった。

セットプレーで京産大が上回ったものの、フィジカル、エリアマネージメントはほぼ互角。後半中盤までどちらが勝利するかわからない大一番に違わぬ好ゲームだった。6節を終えて、京産大は6勝0敗勝点28となりリーグ優勝に大きく前進して最終節近大戦を迎える。天理大は5勝1敗勝点24となり最終節同志社戦を迎えることになった。
POMは、京産大9番SH土永旭が選ばれた。

会見レポート

天理大学
小松 節夫監督
強い京都産業大さんに対してうちのデフェンスがどれだけ頑張れるかなと、あとセットがどれくらい対抗できるかなというところでのぞんだのですが、前半は割とうまくいっていたのかなと思いますが、後半の途中からけが人が出て我慢できなくなったかなというところで点差を広げられました、その後追い上げたのですが点差を広げられたところで勝負がついたと思います、もう少し修正できる点があるので最終戦に向けて頑張っていきたいなと思います。

照井 悠一郎キャプテン
セットプレーであったり相手の強いところで体を当てるところを準備してきて、前半はいい形で出ていましたが、後半にセットプレーが安定しなくなったりブレイクダウンでのプレッシャーで相手の強いところで受けてしまって崩れた感じです、そこを80分間できないと勝てないと感じたので、次に向けてしっかり準備していきたいと思います。

・修正できるところとは?
小松監督
今日の相手の京都産業大学さんの強みであるところを参考にしないといけないの、でそのあたりはチームとしてまだ強くなれると思いますし、まだ何試合か残っているので最後には4年生の力が出てくると思います。


京都産業大学
廣瀬 佳司監督
全勝対決ということで選手は気持ちを入れて戦ってくれました。アグレッシブでタフでフィジカルなラグビーが天理大学に対してどれだけ通用するかというチャレンジだったのですが、先制されて苦しい時間帯も多かったですが80分間よく戦って勝ち切ってくれたので学生はよくやってくれたと思います、まだ優勝が決まったわけではないので最終戦に向けてしっかり準備していきたいと思います。

家村 健太共同キャプテン
全勝対決ということでタフな試合になることを想定して練習に取り組んできました、春からやってきたことを前面に出そうということで、京産の強みであるセットプレーと今年スローガンにあげた「タフ」というところにこだわって試合にのぞむことができました、予想通りタフな試合になったのですが、FWが前へ出てくれてタフな試合ができました、まだ最終戦や大学選手権があるのでそこへ向けて一つ二つレベルアップできるように頑張っていきたいと思います。

・ハーフタイムの修正は?
廣瀬監督
前半にスクラムのペナルティを4つと、ペナルティが多かったのでその修正と、デフェンスは良かったので自分たちのシステムでしっかりやり切る、アタックはもっとアグレッシブるにいって欲しいと、後半の立ち上がりで素晴らしいアタックをしてくれました。

・後半7分に三木君とヴェア・タモエフォラウ君を投入した狙いは?
廣瀬監督
攻撃的なデフェンスをしてくれましたし、ヴェアはチームを前へ進めるランニングをしてくれましたし、彼らが入るとチームが活気づくので早めに投入しました。

・今日で優勝を決めたかったのでは?
廣瀬監督、家村共同キャプテン
先ずは目の前の相手の天理に勝つことがテーマでした。


フォトギャラリー

■KRPU 萩原康夫

■KRPU 渡辺隆夫
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