11月12日(土) 朝日大学 vs IPU環太平洋大学

第59回全国ラグビーフットボール選手権大会 東海・北陸・中国・四国代表決定戦
2022年11月12日 13:00 K.O.
長良川メドウ
入場者数:0人 天候:晴れ/無風
レフリー:大内 想太(関西協会)
アシスタントレフリー:木村 正彦(関西協会) / 高木 健太郎(関西協会) / 川口 智慎(関西協会)
朝日大学 IPU環太平洋大学
28 FULL TIME 30
14 前半 16
14 後半 14
詳細(PDF)

メンバー表

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朝日大学
監督吉川 充
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR羽田 昂生317093朝明
2HO吉田 淳平317090蹉跎中→金光桐蔭
3PR岩﨑 勇樹4179103和歌山工業
4LO高橋 拓光2190105仙台RS→松韻福島
5LOヒンガノ・ロロヘア1190114ボタニーダウンズ
6FL宮田 優星316376鹿児島工業
7FL中川 太陽417492本庄中→東大阪大学柏原
8NO.8サミュエル・ワカヴァカ3181115セント・グレゴリーズ・カレッジ
9SH鈴木 大気416374各務原RS→札幌山の手
SO江藤 岳416983鯉城RS→石見智翆館
11WTBプスパコム・ピーラナツ417587目黒学院
12CTB金城 大雅417084美里工業
13CTB渡部 雄大217088北条北中→新田
14WTB梶原 悠汰316668名古屋工業
15FB深見 太一317277旭陽中→大産大付属
16Re.赤星 聡316791本庄中→東大阪大学柏原
17Re.笹本 翔也417088中宮中→大産大付属
18Re.丹藤 空輝117595柏丘中→札幌山の手
19Re.中原 祥人4180100交野第四中→淀川工科
20Re.有馬 チアゴ117592可児工業
21Re.家野 悠斗216668中野中→東大阪大学柏原
22Re.青木 紘汰317376ヤマハRS→報徳学園
23Re.トゥガ・パレスウォー117395ケルストンボーイズ
IPU環太平洋大学
監督小村 淳
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR児島 佑弥4170108鯉城ジュニアRS→石見智翠館
2HO三木 淳平317293芦屋RS→報徳学園
3PRショーン・ヴェーテー3190131ウエストレーク
4LO村上 永遠418090浮羽究真館
5LO生田 隼斗3176100兵庫県RS→報徳学園
6FL西本 陽217394甲子園ちびっ子ラガーズクラブ→報徳学園
7FL國分 啓充217090大宮ケヤキッズRS→開志国際
NO.8ティエナン・コストリー4192102ウエストレーク
9SH佐光 宥音216267徳島RS→脇町
10SO前坂 梨空117483脇町RS→脇町
11WTB遠山 裕也416765玉島
12CTB岩佐 拓郎316885浮羽ヤングラガーズ→浮羽究真館
13CTBマイカ・ナシラシラ418099リンディスファーン
14WTB増山 豪太郎417073春日リトルラガーズ→筑紫
15FB宮下 大輝316362青森山田
16Re.徳村 心樹216587コザ
17Re.木村 隆聖117198光泉
18Re.阪口 蓮斗3180115住吉中→金光藤蔭
19Re.ソロモナ・タイレル2180103ハミルトンボーイズ
20Re.宮岡 栄起217279摂津市立第四中→金光藤蔭
21Re.阿部 喜哉417578大桐中→金光藤蔭
22Re.エズラ・パウロ117692エッピングボーイズ
23Re.上村 龍斗317179旭東中→金光藤蔭

マッチレポート

第59回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の東海・北陸・中国・四国代表決定は、長良川球技メドウにおいて快晴・気温22度・無風の絶好のコンディションの下、昨年・一昨年度と同じカードの対戦で開催された。

前半
8分、環太平洋は22mスクラムにおける朝日①のコラプシングで得たPKから⑩PGを成功し、先制した。(0-3)
その後10分朝日⑧がハイタックルの反則で一時退場し、数的有利となった環太平洋は優勢にゲームを進めた。
13分朝日は環太平洋のオープン展開のパスを⑭がインターセプト、50mを独走してゴール前まで迫るも環太平洋の懸命なバッキングアップによるディフェンスによって得点には至らなかった。
16分環太平洋右LOからモールを押し込んで前進してバックスに展開、ラックの連取からオフロードパスでボールをつないで⑧が右中間にトライ、⑩ゴール成功(0-10)
25分朝日LOからモールをドライブ、右中間にトライ。⑭ゴール成功(7-10)と反撃した。
28分環太平洋10m中央で朝日ノットロールアウェイから得たPKから⑩PG成功(7-13)。続いて35分環太平洋朝日のリフトタックルから得たPKから⑩PG成功(7-16)
41分朝日①スクラムでの反則の繰り返しにより一時退場。
44分朝日はノットロールアウェイから得たPKを速攻、⑨ゴール中央にトライ、⑭ゴール成功して後半に望みをつないだ。(14-16)

後半
4分環太平洋は敵陣LOからのムーヴで⑧が突破、左中間にトライ。⑩ゴール成功してリードを広げた。(14-19)
12分朝日は左LOからモールをドライブアドバンテージから右サイドへキック、左中間に⑭トライ、⑭ゴール成功(21-23)で追撃し、続く22分左隅ラックから右エッジにキックパスして⑫トライ、⑭ゴール成功で逆転に成功した。(28-23)
その後両チーム好ディフェンスで得点を許さず一進一退の展開となったが、39分環太平洋は朝日陣でノーバインドタックルによるPKから速攻、ゴールポスト下に⑧トライ、⑩のゴールも成功(28-30)して再逆転した。インジュリータイムに勝負は持ち込まれたが、環太平洋は好タックルで朝日の攻撃を防ぎきり、僅差のゲームに勝利した。

両チームともディフェンスに大きなほころびを見せることなく、フルタイム寸前まで拮抗する接戦であったが、FWの圧力とBKの好ディフェンスに勝った点が勝因と言えよう。
勝利した環太平洋大学は、大学選手権初出場となり、11月27日(日)に北海道・東北地区代表と九州地区代表の勝者と、愛知・パロマ瑞穂ラグビー場にてにおいて2回戦を戦う。

会見レポート

朝日大学
吉川充監督
地元でゲームできたことに喜びを感じている。関係各位に感謝したい。春からのチーム作りに苦労した部分もあったが、今日のゲームで成長を見せることが出来たと思う。想像以上のプレッシャーで厳しいゲームのなかで、選手は最後までディフェンスをよく頑張りぬいたことを学生スポーツの指導者として誇りに思う。大学選手権への連続出場が途切れたのは残念ではあるが、毎年毎年が勝負の学生スポーツなので、今日の結果を糧としてまた次のシーズンに向けて努力したい。

江藤岳主将
厳しいゲームだったが、4年生を中心に体を当て続けて春からの成長を見せることは出来たと思う。大学選手権でしか経験できないことはあるので、そこに進めなかったことはやはり残念で、後輩達をそこに連れて行けなかったことも主将として申し訳なく思うが、次のシーズに向けて頑張って欲しい。


環太平洋大学
小村淳監督
すばらしいスタジアムでゲームを行うことが出来たことにまずもって感謝します。中国四国地区から初の大学選手権出場を目指し、今年初出場の夢が叶ったことを喜びたい。後半逆転を許したが、自分たちの強みであるFWのパワーを前面に押し出すことにより、再逆転を果たした選手たちは本当によく頑張ってくれたと思う。シンプルに当たりの強さで上回れるよう、大学選手権に向けて精進してゆきたい。

ティエナン・コストリー主将
自分が1年の時にこの大会で朝日に勝てなかったときから、朝日大学に勝利して大学選手権に出場することを目標にしてきたが、最終学年になってきの目標を果たすことができ大変うれしく思う。中国四国の大学チームにも良い影響が及ぶのではないかと考えている。

文責 岐阜県ラグビーフットボール協会
監事 田口 正芳

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