10月9日(日) 天理大学 vs 関西学院大学


2022ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第3節
2022年10月09日 14:00 K.O.
入場者数:1007人 天候:雨/無風
レフリー:服部 聖(関西協会)
アシスタントレフリー:米倉 陽平(関西協会) / 八木 聖也(関西協会) / 河村 隆史(関西協会)
天理大学 関西学院大学
29 FULL TIME 0
22 前半 0
7 後半 0
勝点
5-0
詳細(PDF)
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
▶天理大学 9藤原健之朗

メンバー表

▶PDFはこちら
 
天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR宮田 悠暉3176105広島大学付属東雲中→広島工業
2HO谷口 永遠4173102大池中→関大北陽
3PR松野 楓舞2165103北条南中→松山聖陵
4LOナイバルワガ セタ4187100将軍野中→秋田工業
5LO渡邉 完徒218298前橋RS→明和県央
6FL鄭 兆毅3185105正徳中→竹圍
FL照井 悠一郎416993住道中→天理
8NO.8パトリック・ヴァカタ2189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
9SH藤原 健之朗216768ノーサイドRS→日本航空石川
10SO福本 優斗317184八尾RS→上宮太子
11WTB津野 来真417085喜連中→天理
12CTB堀田 恒司417994大桐中→東海大大阪仰星
13CTB上野 颯汰218087関RS→関商工
14WTBマナセ・ハビリ3175101トゥポウカレッジ→高知中央
15FB小松 頼斗317882大阪ラグビーRS→滋賀学園
16Re.寺西 翔生217095東生野中→常翔学園
17Re.富田 凌仁3170103小浜第二中→若狭東
18Re.奈良 真弥3180106天王南中→秋田工業
19Re.上ノ坊 悠馬218194三田RCJ→市立尼崎
20Re.関口 大輔217296南信州JrRS→天理
21Re.梅谷 洋明216673文の里中→天理
22Re.田中 心大217278りんどうヤングラガーズ→東福岡
23Re.荒川 浩二郎418487神川中→光泉カトリック
関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR黄 世邏2180108愛知朝鮮中高級学校→中部大春日丘
2HO山田 哲平416898東海大仰星高校中→東海大大阪仰星
3PR安達 朋樹3165106吹田RS→大阪桐蔭
4LO川内 悠斗3179103名古屋市立志賀中学→中部大春日丘
5LO入江 元気4183102八幡
6FL兪 瑛士317189兵庫県RS→関西学院
7FL稲垣 直希217797帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
8NO.8小林 典大1185101京都市立上京中学→京都成章
9SH金築 達也318180西宮甲東ジュニアRC→報徳学園
SO坂原 春光416373枚方市立蹉跎中学→東海大大阪仰星
11WTB加藤 匠朗317489関西学院中学→関西学院
12CTB本山 峻也417387兵庫県RS→関西学院
13CTB冨岡 周317491芦屋RS→御所実業
14WTB伍々 拓也416574西宮ラグビー少年団→京都成章
15FB中 俊一朗117682東海大仰星高校中→東海大大阪仰星
16Re.平生 翔大2174105関西学院中学→関西学院
17Re.浅井 海翔4168113枚方市立蹉跎中学→東海大大阪仰星
18Re.豊永 慎之佑3176114ヤングウェーブ北九州→大分舞鶴
19Re.野矢 健太郎3178105豊中RS→石見智翠館
20Re.國本 周亮317694三田RCジュニア→関西学院
21Re.牟田 陸人416671兵庫県RS→関西学院
22Re.佐藤 然317892名古屋市立守山東中学→中部大春日丘
23Re.野村 将大318083大阪市立相生中学→大阪桐蔭

マッチレポート

第3節、鶴見緑地球技場第2試合は、2連勝(勝ち点10)の天理大学と、前節勝利で勝ち点5とした関西学院大学の試合。
第1試合の小雨から本降りへと変わり、肌寒く感じる天気の中行われた。

試合は、天理のキックオフで始まった。
関学は、確実にボールを獲得すると、相手陣に入ったところで、相手陣22m内側左タッチラインを目がけキック。着実にエリアをとる。
天理はライアウトでノットストレート、関学は次のプレーで天理のペナルティを得るとキックで前進、
ゴール前5m左ラインアウトでノットストレート、関学は先制のチャンスを活かせない。
関学は、天理のダイレクトタッチ、ノックオンもあり、相手陣で試合を進めるが、ハーフウェイを挟んだ攻防でオブストラクション。

前半11分、天理は、そのペナルティからキックで前進すると、相手陣22m内側左ラインアウトからモールを形成し、モールで押し切り左中間に②谷口がトライ、5-0と先制する。
前半23分、天理は、関学のノットロールアウェイのペナルイティからキックで前進すると、相手陣22m内側右ラインアウトからモールを形成し、ゴール前でラックとなる。
天理は、ラックサイドを攻め続け、⑧パトリックが右中間にトライ、10-0とリードを拡げる。
前半31分、天理は、自陣10m外側右中間の関学ボールのスクラムでSHが持ち出しラックとなると、プッシュをかける、すると、ラックからボールがこぼれたところ、天理⑨藤原が素早く反応し、拾い上げ、左タッチライン沿いを走り切りトライ、⑩福本も難しい角度のコンバージョンを成功させ、17-0とリードを拡げる。
前半37分、天理は、関学ノットリリースザボールのペナルティからキックで前進、相手陣22m内側右ラインアウトからモールを形成し、ゴール前でラックとなり、ラックサイドを攻め、⑭マナセがトライ。
前半は、天理が22-0リードで終了した。

後半は、最初のトライチャンスは、天理。
前半4分、天理は、関学オフサイドのペナルティからキックで前進、相手陣ゴール前5m左ラインアウトからモールを形成し、ゴール前でラックを形成、ラックサイドを攻めゴールラインを超えたが関学が堅守、グラウンディングできない。
雨脚も強く、ボールが手につかず、ハンドリングエラーが多くなる。
試合が動いたのは、終了間際の後半40分。
天理は、関学のキック処理でのノックオンで、相手陣ゴール前5m内側5mラインでのスクラムとなる。スクラムで優位に立つ天理、組み止めたい関学のスクラムの駆け引きのなかで、スクラムアゲインとなり3回目のスクラムで、関学がペナルティ。
すると、⑧パトリックがクイックスタートで右中間にトライ、㉒田中のコンバージョンも成功し、29-0とする。
その後、キックオフ再開も、ハンドリングエラーでフルタイム。
天理大学が3連勝、勝ち点15とした。

プレイヤーオブザマッチは、天理大学⑨藤原選手が選ばれた。


会見の様子

関西学院大学記者会見
・小樋山 樹監督
・坂原 春光キャプテン(以下 CP)

本日のゲームの感想
小樋山監督
本日はこの様な天候の中、開催して頂いた関係者の皆様には感謝しております。
本日の試合は天理大学と言う非常に強い大学に対して、失う物の無い我々としてはチャレンジャーとして思い切り挑もうと行ったのですが、やっぱり少しのミスがあったり、そこを得点に繋げられてしまい天理大学の強さを見せつけられた試合だったと感じている。

坂原CP
本日の試合はやはり連理大学の強みであるフォワードのセットプレイの所や、特に前半のブレイクダウンの所でプレッシャーを受けて後手に回ってしまい、前半の点差になってしまった。やはり全国でも毎年戦っている天理大学とのブレイクダウンの差を痛感させられる試合だった。

質疑応答
Q:今日の試合を観ていて非常に元気だと感じたが、何か士気を上げる様な事が有ったのか?
A:坂原CP
1戦負けてしまってから自分達のチームカラーとして明るさ、乗ってる時が良い所が出せていると言う所で、第1節の京都産業大戦では点を取られて段々と気持ちが沈んで行ってしまい、そう言った所も敗戦の原因では無いかと言う事で第2節から明るさと言うキーワードを持ち、どんなシチュエーションでも明るくゲームをやり続けようと言う意識は持つようにしていた。
負けてしまったがそこは常に意識しようと思っている。

Q:今日の試合攻め手が無かった様に見えたがどの様なプランを持っていたのか?
A:小樋山監督
今日のゲームプラン的にはハイボールやキックでエリアを取っていく、尚且つハイパンの所でしっかりと相手にプレッシャーを掛けて行くと言う所を大きなテーマとして持っていた。
しかし倒せてもブレイクダウンでは天理大学も帰りが早く強かった印象だった。

天理大学記者会見
・小松 節夫監督
・照井 悠一郎キャプテン(以下 CP)
・藤原 健之朗選手

本日のゲームの感想
小松監督
本日はありがとうございました。関西学院はディフェンスの良いチームで非常にプレッシャーを掛けられると思い、そこは体をしっかりと当てて接点で負けない様に試合に臨んだ。前半はセットプレイが安定していてスクラムとラインアウトで点を重ねることが出来たが、後半ラインアウトミスやハンドリングでもミスが出てなかなか得点する事が出来ず、関西学院のディフェンスが良かったと思う。無失点に抑えられた事が今日の良かった点だと思う。次戦も今日の課題を修正して臨みたいと思う。

照井CP
今日のゲームは前半特にフォワードのセットプレイで自分達の準備して来た事が出せて得点を重ねる事が出来たが、後半はそこに対して対応されて自分達も取り急いだり、スリッピーな状態でボールを動かそうとミスを重ねてしまい後半なかなか得点に繋げられなかったので、そこはしっかり修正しようと思う。
しかしディフェンスでは無失点に抑えることが出来たので、そこは自信を持って行きたい。

藤原選手
1節、2節より入りを良くしようとしていて、前半の入りは非常に良く、後半は相手のディフェンスに押されてしまったが、そこは次のゲームで修正して行きたい。

質疑応答

Q:藤原選手、今節初の先発だったがどの様に挑んだのか?

 A:藤原選手

   控えからずっと出ていたので、今年の先発は個々でレベルアップしていると思っているので去年よりは緊張無く楽しめている。

   先発と控えの役割があると思うので、先発は先発らしく落ち着いてやっていく、控えの場合は流れを変えると言う気持ちでやっていた。

Q:藤原選手について?
A:小松監督
流れを変えられる勢いのあるプレイヤーなので、先発で使ってどうなるかと思っていたが落ち着いてゲームを作ってくれたので合格点だと思う。

Q:今年の選手層で手応えや自信の持てる所は?
A:小松監督
沢山良いメンバーが居て常に良い競争をしてくれている、他のポジションではプロップが連続して傷んでいるので心配な部分は有るが、選手権まではまだ先なので、出場も決まっていませんがチーム全体の層を厚くする努力をして行きたい。


フォトギャラリー

■KRPU 萩原康夫

■KRPU 渡辺隆夫
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