2024年度ラグビースクール指導者講習会レポート

2025年2月15日(土)~16日(日)の2日間、大阪・近畿大学にて「2024ラグビースクール指導者講習会」を開催いたしました。
将来の日本ラグビーを担う小学生に「安心・安全」なラグビーを提供するためには、私たちは何をしなければならないのか。
昨今、危険なプレーの禁止や熱中症対策、重傷事故防止への認識は高まってきたと言えますが、これからは「安心」という観点から意識の向上を図っていく必要があります。また、タグラグビーについては、U8年代において導入された指導現場での課題を抽出し、実情にあった指導法を模索することで、更なる活性化を図る事も今回の目的としました。
ラグビースクール指導者講習会の開催は、コロナ禍により中断しておりましたが、2023年度より再開し今年度も開催することができ、今回も関東ラグビーフットボール協会からミニラグビー担当にもご参加いただき、地域交流も合わせて実施することができました。

講習会のスケジュール
2月15日(土)
①講義1 「ミニラグビーの大会に必要な3つの視点」
(日本ラグビーフットボール協会 小学生部門長 北畑幸二)
②講義2 「セーフガーディニングについて」
(日本ラグビーフットボール協会 小学生部門長 北畑幸二)
③グループ討議と発表

2月16日(日)
④実技 「U8タグラグビーの指導法」
(日本ラグビーフットボール協会 普及育成部門 向井陽)
⑤講義3 「2024年度JRFUラグビー教材の紹介」
(日本ラグビーフットボール協会 小学生部門長 北畑幸二)

本講習会は、指導者12名・役員12名での少数開催でしたが、受講生が一つとなった内容の濃い講習会となり、緊張感を持って2日間を過ごせたと実感しております。ご参加していただいた指導者の皆様には、各チームに戻り受講内容等を伝授しチーム活動に役立てていただくことをお願いいたします。
最後に、今回の講習会にご尽力いただいた皆様、会議室・宿泊施設等をご提供いただきました近畿大学様には、心より感謝とお礼を申し上げます。次回も開催すべく準備を進めて参ります。

(関西ラグビーフットボール協会U12普及育成委員会)