トップリーグ 1stステージ・第5節 トヨタ自動車 VS 近鉄
2014年9月20日(土) 19:00キックオフ グラウンド:名古屋市瑞穂公園ラグビー場 入場者数:7,524人 天候:くもり / 無風 | ||||
レフリー:谷口かずひと (日本協会A1) アシスタントレフリー:家近賀壽夫 / 宮本昌樹 / 飯田真規 |
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トヨタ自動車 ヴェルブリッツ |
近鉄 ライナーズ |
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31 | FULL TIME | 38 | ||
17 | 前半 | 17 | ||
14 | 後半 | 21 | ||
◎レポート
秋の虫の声が響き渡る静かな夜、近鉄のキックオフで試合開始。お互いに序盤からボールを積極的に動かす中、先制したのは近鉄。7分にPGでこの試合最初の得点をあげる。その後、12分にトヨタがこぼれ球を⑭彦坂(匡)が拾い上げて独走トライをあげ逆転するが、近鉄の速いリズムの連続攻撃が一際目立つ。それが17分の近鉄のトライにつながるが、それに対するトヨタはチャンスに確実に得点をあげるラグビーで、25分にPKからトライとゴール、33分にPGで得点を重ね、7点のリードで前半終了間際を迎える。このまま前半終了と思われた38分、近鉄がラインアウトのこぼれ球から攻撃を継続しトライをあげ、17−17の同点で前半終了。
後半は、トヨタが開始から積極的に攻撃を仕掛けるも、近鉄が激しいディフェンスで前進を許さない。その勢いのまま、4分にPG、9分にトライとゴールを加え、突き放しにかかる。しかしトヨタも16分に、相手のノックオンのアドバンテージを有効に使ってトライを返し、反撃開始かと思われたが,近鉄の勢いはとどまるところを知らず、18分にPGを成功させてトヨタのペースに持ち込ませない。そして29分、近鉄はゴール前のラインアウトモールに執拗にこだわり、最後は認定トライをあげ、勝利にまた一歩近づく。その後トヨタに1トライを許すも、終了直前にだめ押しの1PGを加え、31-38で勝利をあげた。近鉄の80分間切れない集中力が印象に残る試合だった。
記者会見レポート
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
廣瀬監督
「今日はありがとうございました。勝って順位を上げたかったですが、近鉄さんの気迫とFWの縦攻撃にやられました。もっとテンポ良く攻撃したかったですが、ディフェンスが多く後手にまわってしまいました。攻めた時はトライが取れたのですが、その回数が少なかったので、もう少しボールをキープしたかったです。勝ち点を2つ取れたことはポジティブにとらえて、残り2試合に望みを繋げたいです。」
文字隆也選手
「本日はありがとうございました。1対1の場面で食い込まれてしまい、ディフェンスでしっかり守らなければならないところで苦しい試合になってしまいました。テンポ良く出せればスペースもあったのですが、近鉄さんのフィジカルが強くうまくいきませんでした。次の試合では修正して臨みたいと思います。」
近鉄ライナーズ
前田監督
「名古屋まで応援に来て下さったサポーターの方々に本当に感謝したいです。ゲームは総じてペナルティが多く、少しのミスから得点に結びつけられてしまいましたので、まだまだ反省の多い内容でした。ただ、勝たせていただいて次に繋げられましたので、しっかりと準備をしてサントリーさんに臨みたいと思います。」
豊田大樹キャプテン
「本来なら名古屋はトヨタさんのホームですが、近鉄のファンの方々も負けないくらい来ていただいて心強かったです。今週はBチームがすごく良い準備をしてくれて、チーム全体でも良い準備ができたので、勝ててすごく嬉しく思っています。試合はミスが多かったですが、最後まで前へ出ようという気持ちが勝因だったと思います。
◎フォトギャラリー
(記事:大林直之 山下岳 広報担当:進藤剛)
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