9月20日(土) 1st・第5節 豊田自動織機 10-35 東芝

20140920toshibaVSshokki トップリーグ 1stステージ・第5節 豊田自動織機 VS 東芝

2014年9月20日(土) 16:40キックオフ グラウンド:瑞穂 入場者数:5,101人 天候:くもり / 無風
レフリー:前田輔
アシスタントレフリー:町田裕一 / 杉戸大樹 / 吉田庸平
豊田自動織機 シャトルズ 東芝 ブレイブルーパス
10 FULL TIME 35
 0 前半 11
 10 後半 24

◎レポート
秋の気配が深まった涼しい夕刻、織機のキックオフで試合開始。お互いに序盤はなかなか突破口を見いだせずこう着状態が続く中、先制したのは東芝 。9分にPGで得点をあげ均衡を破る。その後は織機・東芝ともにPGを1本ずつ外し、なかなか得点が動かない状況が続いたところで、この試合の初トライをあげたのは東芝。26分にゴール前のラインアウトからモールを押し込んで点差を広げる 。その後はお互いに決定的なチャンスを奪えなかったが、前半終了直前に東芝がPGを加えて、0−11で前半終了。

後半はキックオフから東芝のFWがすばらしいプレッシャーをかけたことで、織機のPKを誘い、その後のラインアウトモールでトライをあげ、さらに点差を広げる。その後は東芝のペースで20分すぎまで試合が進み、さらに1トライ1ゴール1PGを加え、東芝の一方的な試合展開になる様相を見せたが、ここから織機の反撃が始まる。23分にキックのカウンターからFW・BKがつないでトライをあげ、この試合初の得点をとると、その後も勢いに乗った攻撃を繰り返し、35分に1トライを追加。得点差を縮めるが、東芝は終了直前にこの試合好調のラインアウトモールからサイド攻撃を繰り返し、最後は21番山口がインゴールにボールを押さえ、この試合4本目となるトライをあげて、10−35で試合終了。東芝の安定した試合運びが目立った内容であった。

記者会見レポート
豊田自動織機シャトルズ 丹生ヘッドコーチ
「本日はありがとうございました。東芝さん相手にディフェンスでもアタックでも前に出続けて、プレッシャーを与えようと挑みました。選手は頑張って前へ出てくれましたが、あと一つのところでプレッシャーをかけきれず、うちのペースに持ち込めませんでした。」
梅田紘一キャプテン
「全ての局面でフィジカルファイトしようというテーマで臨みました。概ねできたところもあったのですが、後半の最初でポンポンと取られてしまったところが全てだったと思います。愛知県での開催ということで、たくさんの方々が応援に来て下さったことに感謝したいです。」
(記者)相手SOのフランソワ・ステイン選手に50mのPGを決められ、反則に対する意識は変わったか。
梅田紘一キャプテン
「試合前からロングキックがあるというのは分かっていたので、ペナルティを無くそうと言っていましたが、レフリーの基準とも噛み合わず犯してしまいました。

東芝ブレイブルーパス 富岡ヘッドコーチ
「5連戦の最後の試合でしたが、チーム内ではしっかりとした準備をして臨むことができました。イレギュラーなこともありましたが、強いディフェンスを中心にしっかりとやりきってくれました。リザーブ選手も随所に持ち味を出してくれたので、5試合の中でも収穫の多い試合になりました。」
梶川喬介選手
「先週の試合で規律の部分で課題が出たので、そこを課題に臨みました。先週よりは良くなってきているがまだ完璧ではないので、次の試合までしっかりとトレーニングを積んでいきたいと思います。」
(記者)フランソワ・ステイン選手が初出場しましたが、パフォーマンスはどうでしたか。
富岡ヘッドコーチ
「向こうとは環境が違うので、体づくりからしっかりと準備をさせました。まだまだ30%くらいのパフォーマンスです。その中でも勝利を手繰り寄せるプレーがありました。こらからもうちのラグビーや日本語をしっかりと学んで準備をさせたいと思います。」
(記者)バックス出身のコーチとして、ステイン選手の良いところは。
富岡ヘッドコーチ
「キックは世界レベルです。サイズもありますし、足の長いパスもあります。」
(記者)PGでステイン選手と小川選手が蹴り分けていましたが。
富岡ヘッドコーチ
「距離のあるキックはステイン選手が蹴り、コントロールキックは小川選手が蹴っています。」

◎フォトギャラリー


(記事:大林直之 山下岳 広報担当:進藤剛)

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