1月19日(土) 神戸製鋼 28-33 東芝

トップリーグカップ総合順位決定トーナメント2回戦14-1-IMG_1279神戸製鋼 VS 東芝

2019年1月19日(土) 14:00キックオフ
グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場
レフリー:
アシスタントレフリー:
神戸製鋼 東芝
28 FULL TIME 33
21 前半 12
7 後半 21
詳細
(TL公式)

マッチレポート

穏やかな冬の日差しの下、神戸製鋼のキックオフで試合開始。
開始直後から東芝が相手陣で優位に試合を進める。
そして前半7分、ラインアウトから展開されたボールを東芝②森が見事にインターセプトし、そのまま中央へトライ(ゴール成功)、この試合最初の得点をあげる。
ここから神戸製鋼が怒涛の反撃に出る。
そして前半20分、相手ゴール前のラインアウトからモールを組んで押し込み、最後は②有田がインゴールでボールを押さえてトライ(ゴール成功)し、7−7と試合を振り出しに戻す。

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この後はお互いにミスが多く、決定的なチャンスが生まれないまま、前半は残り10分の攻防へ。
ここで得点をあげたのは神戸製鋼。
前半30分、FW・BK一体となった攻撃から、最後は⑨アンドリューがトライ(ゴール成功)し、14−7、この試合初のリードをする。
しかし前半35分、東芝はリターンパスを受け取った①橋本が20mほどを走りきってトライし、14−12、点差を2点に縮める。
このまま前半終了かと思われた終了直前に、神戸製鋼は鮮やかな攻撃から⑭正面がトライ(ゴール成功)し、21−12とリードして前半終了。

後半は、開始直後から東芝が神戸製鋼を自陣に釘付けにする。
そして4分、認定トライで、21−19と再度2点差に詰め寄る。
勢いづく東芝は、後半12分、相手ゴール前でできたラックのサイドを⑱深村がついてトライ(ゴール成功)し、21−26、試合をひっくり返す。


しかし神戸製鋼も後半19分、相手ゴール前のラインアウトからモールを組んで押し込み、最後は⑲安井がトライ(ゴール成功)し、28−26と2点のリードを奪う。
この後はお互いに一進一退の状態が続き、勝負の行方は残り5分の攻防へ。
ここで得点をあげたのは東芝。
後半37分、相手ゴール前での攻撃を執拗に繰り返し、最後は⑱深村が勝負を決定づけるトライ(ゴール成功)で、再逆転。
東芝が28−33の僅差で勝利をあげた。

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会見レポート

神戸製鋼
デーブ・ディロン ヘッドコーチ

今シーズン、素晴らしいシーズンを過ごせた。
今日敗戦で終えたのは残念。努力が足らなかったとは思っていない。
自分たちのミスで苦しくしてしまって、東芝にリードを許してしまった。

前川鐘平 キャプテン
結果は素直に残念。
今シーズンやってきたラグビーが出せたところもあったが、DFなど先週もそうだったが、うまくいかなかった。
来シーズンにつなげていきたい。


東芝
瀬川智広 監督
今シーズン、ありがとうございました。
今日はリーグチャンピオンの神戸製鋼と試合ができるというモチベーションで臨んだ。
昨シーズンは、神戸製鋼に負けてシーズンを終えていた。
最後に神戸製鋼に勝って、支えてくれていたファンや家族のためにも勝利をして喜ぼうと。その結果、選手が頑張ってくれて、勝てて嬉しく思う。

リチャード・カフィ キャプテン
トップリーグおよびカップ戦を主催していただき、感謝している。
去年とおなじ神戸製鋼との戦いだった。昨年は良い姿勢で望めず、勝てなかった。
今回は勝てると信じて戦い勝つことができた。

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Q.今日の勝利は来シーズンに向けてどういう意味があるか?
カフィ キャプテン
この試合に臨むにあたって東芝のラグビーはどういうラグビーかを考えることができた。今日の試合を来シーズンへのプラットフォームとして、来年に向けて良い準備をしていきたい。

(文責 大林直之、水野竜太)

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■撮影者:清水良枝