1月13日(日) トヨタ自動車 22-15 パナソニック

トップリーグカップ総合順位決定トーナメント1回戦20190113-DSC_2106トヨタ自動車 VS パナソニック

2019年1月13日(日) 11:45キックオフ
グラウンド:東大阪市花園ラグビー場
レフリー:
アシスタントレフリー:
トヨタ自動車 パナソニック
22 FULL TIME 15
3 前半 5
19 後半 10
詳細
(TL公式)

マッチレポート

昨年11月のウィンドウズマンス中に行われたプール戦に引き続き実施される総合順位決定トーナメントの1回戦。プールB1位のパナソニックとプールD1位のトヨタ自動車の一戦は優勝を目指す1-4位をかけた一戦。両チームとも選手層の厚さを誇るだけに、リーグ戦に見劣りしない有望選手も数多く出場する見ごたえのある布陣で、晴天の東大阪市花園ラグビー場で6,000人近い大観衆に見守られ、パナソニックのキックオフで開始された。

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若手を主体とする準レギュラーメンバー中心の試合は二転三転するシーソーゲーム。ゲーム出場機会の乏しいメンバーがケガを恐れない積極果敢なプレイを展開する。前回のRWC戦士WTB14番藤田慶和の貫禄のトライで先制したパナソニックに対し、トヨタ自動車も応戦して後半14、30分に2度同点に追いつき、終了間際の33分、LO20番藤井諒のトライで22-15と接戦に終止符を打った。

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勝利を収めたトヨタ自動車は次週の決勝戦に駒を進めた。敗れたパナソニックは3位決定戦に回る。トップリーグ2018-2019もいよいよ最終、両チームには来るRWC2019に繋がる好ゲームを期待したい。

会見レポート

トヨタ自動車ヴェルブリッツ
ジェイク・ホワイト ヘッドコーチ(以下 HC)

今回の勝利に関しては非常に嬉しく思う。今シーズンパナソニックと2回戦って2回とも勝てたこと、その中で選手達が最後まで闘志を出し切った事が良かった。

ジオ・アプロン ゲームキャプテン
監督も言っていたが2回戦い、2回とも勝てたことを嬉しく思う。パナソニックは非常に強く、タフな試合であったがメンバーが最後まで闘志を表してくれた事を嬉しく思う。今日の勝利はエンジョイした。次の試合に向けて謙虚に地に足つけて臨みたい。

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Q:リーグ戦とは違ったメンバーが活躍した事について
ホワイトHC
メンバーを大幅に変えて臨んだが、素晴らしいパフォーマンスをこのチームでしてくれたことを嬉しく思う。リザーブ選手も非常にインパクトがあったと思う。北川に関しては今回の試合が最後になると思うが、非常に良いパフォーマンスをしてくれた。


パナソニック
ロビー・ディーンズ ヘッドコーチ(以下 HC)
今日戦った彼らが今シーズンやってきたことを非常に誇りに思う。現在、選手たちは今日の敗戦を残念に受け止めているが、試合の中では素晴らしいパフォーマンスをして成長を見せてくれた。彼らは残念に思うことは無い。この1年間の成長は素晴らしい。結果を振り返ると成長を評価しており、今後が楽しみで日本のラグビーに貢献するメンバーが育っていると思う。このカップ戦はその為の位置づけと確信している。

ベン・ガンター ゲームキャプテン(以下 CP)
個人の見解としては勝てなかったが、チームの成長には満足している。我々パナソニックは若いチームだが、非常に速いスピードで成長していると思う。

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Q:どういった所に成長を感じているか?
ディーンズHC
ディフェンス面は良かった、アタックも良かったのだが最後取り切れなかった。しかし多くのチャンスをつく出す事が出来たのは、個人のスキルもあるがトレーニングが基礎になっていると思う。

Q:リーグ戦で敗れたトヨタに再度負けたがどの様なモチベーションで臨んだか?
ディーンズHC
若い選手達がこの様なプレーオフを経験できることは非常に需要なことであり、ほとんどの選手が初めて大舞台を経験できた。今後、この経験が個人としてもチームとしても反省し、成長できると思っている。

Q:本日のメンバーに選ばれた気持ちとどの様なパフォーマンスを見せようと思ったか?
ベン・ガンターCP
私の本日唯一の目的はパナソニックの為にと言うことだけである。愛するパナソニックの為、全てのメンバーの為にプレイする事だけを考えていた。サンウルブズや日本代表の事は終わってから考えることである。

(文責 大阪府協会・中村弘人、石川 悟)

フォトギャラリー

■撮影者:山口勝一

■撮影者:前田寛文

■撮影者:野口美保