12月23日(土) 大学選手権 東海大学 33-7 天理大学

2017-12-23-2-sakata-site (9)第54回 全国大学ラグビーフットボール選手権大会 3回戦
東海大学 VS. 天理大学

2017年12月23日(土) 14:05キックオフ グラウンド:金鳥スタジアム 入場者数:-人 天候:-/-
東海大学 天理大学
33 FULL TIME 7
14 前半 0
19 後半 7
詳細
(PDF)

マッチレポート

第2試合は、関西大学Aリーグの覇者・天理大学と大東文化大学に屈したとはいえ関東大学リーグ戦2位で選手権出場を獲得した東海大学の対戦。東海は早稲田大学を破っての、天理大は初戦の戦いになった。会場には約8500人の観客が詰めかけた。

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試合は東海のすばらしいディフェンスが機能。この試合はこの東海のディフェンスの勝利と言っても過言ではないだろう。東海は天理の8番No8ファウアル・マキシや13番CTBシオサイア・フィフィタの強烈な前進を何度も低いタックルで止めた場面が目についた。
風上の天理のKOで始まった。開始早々の5分、東海8番NO8アタアタ・モエアキオラがゴール前ラックから持ち出し先制。No8モエアキオラらの力強い縦攻撃を絡めて攻め、30分にも相手ペナルティーからのタッチでモール。ラックから更にモールを形成、最後は2番HO大塚憂也が押さえて前半14-0で終了した。東海は風下での数少ないチャンスを確実に得点に結びつけた。

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後半も先手を取ったのは東海。いきなりの3分、やはりNO8モエアキオラの突進からBKSの展開力を生かして15番FB野口竜司がトライした。このままでは引き下がれない天理は直後の6分、PKで得たラインアウトからモールを押し込み最後は、9番SH藤原忍が押さえた。天理は攻撃するものの、肝心な所でのミスで天理らしいリズムに乗った攻撃に結びつけられなかった。それを封じたのも東海の好ディフェンスだったといえる。

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東海はいよいよ準決勝では8連覇中の帝京大学と対戦する。この日のディフェンスを土台に、反則とミスを極力少なくし、攻撃時間を増やした試合を期待したい。

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会見ダイジェスト

天理大学 小松節夫監督
天理大学としては関西のチャンピオンチームとして、また常に日本一を目指しているクラブに相応しく今日の試合に臨もうと話していた。東海大のディフェンスが想像以上に素晴らしく、天理大らしくボールを動かしてプレイしようと準備してきたにもかかわらず、最終的にフィニッシュのところで東海大のディフェンスに阻まれて得点することができなかった。スクラムやモールは意図したとおり優位に立てていたが、ボールを動かして取り切れなかった部分と東海大の両外国人を中心としたフィジカルの部分で失点を重ねたことが敗因である。東海大に優勝してもらうと共に、天理大学としては日本一という目標に向けぶれることなく努力していきたい。

天理大学 王子拓也キャプテン
準備してきたアタックと、相手のキーマンである両外国人選手に仕事をさせないということを鍵に臨んだが、留学生2人に良いプレイをさせてしまい、さらに自分たちのアタックを継続する部分ではなかなかトライに結びつけることができないなど東海大のプレッシャーを打ち破れなかったことが敗因である。その中で今日、東海大のディフェンスを目の当たりにして、ここを越えてさらにこのディフェンスからトライを取らないと日本一という目標には届かないと実感した。後輩たちには今日の試合を忘れずにまたここに戻ってきてほしい。

―東海大学のディフェンスのプレッシャーの感覚は?
王子キャプテン
一人ひとりのタックルも強烈だったし、どれだけアタックを継続しても組織的なディフェンスでゲインライン突破後もしっかり止められたりしていた

―試合後、選手を迎え入れる際の笑顔の意味は?
小松監督
選手たちは精一杯、良いプレイをしてくれたと思う。その中でも目標を達成するためにはミスをなくしたり考え方の部分が伸ばしたりして行ければと考えた。今年のこのチームに関しては一所懸命やってくれたと思ったから笑顔になった

―関西のチームが4強以上に残るために必要な点は?
小松監督
日本一になるようなチームと対戦して、実感としてそのレベル差を感じる。それを打ち破るためには一人ひとりのそつのないプレイや揃っているディフェンスを打ち破る力など、単純にこうすればこうなるといった点を超えた部分が必要だと感じる

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東海大学 木村季由監督
久しぶりの関西での試合と言うことで、前週の早稲田戦から一週間、集中して良い準備ができたと思っている。天理大学という関西チャンピオンチームにチャレンジするという立場だったので、このゲームに向けてやってきた事を全部出し切ろうという気持ちで臨んだ。非常にディフェンスの時間が長かったが要所要所でしっかり守り切って、やろうとしたことがきっちりできる頻度は多くなってきた。まだまだ課題はあるし修正点もあるが、次の1月2日に向けてしっかり準備をしていきたい。

東海大学 野口竜司キャプテン
この一週間、天理大戦に向けて良い準備をしようとする中、練習中にはミスが多かったがそれも修正もでき、この試合に向けて良い準備はしてきた。自信のあった今日のディフェンスは前に出続けてプレッシャーをかけ続けることができた。後ろから見ていて前のディフェンスはすごく頼もしく見えた。さらにその中の小さな穴がなくなるように後ろから声をかけ続けて行きたい。あとアタックの部分ではもっと圧力がかけられるよう、前にでることをもう一度考えてやっていきたい。

―今日の試合は事前に想定したとおりだったのか?
木村季由監督
天理大の強みは大体わかっていた。スクラムでもう少し押し切れると言う部分はあったが少し組み負けたシーンや当たり切れていない所もあり、そういった点が修正点である。しかし全体的に、天理大の展開に対するディフェンス面ではしっかりと規律をもって守り切れた時間が多く、そこから攻撃に結びつけるなど想定していた内容であった。

―今日の試合のチームの点数は?
野口キャプテン
チームとしては70点くらいかなと思う。前の試合に比べるとミスも減り、コミュニケーションをずっと維持できている。ディフェンスは安心できたがアタックではまだミスもあり、そこが修正の余地である

木村監督
ディフェンスは粘ってターンオーバーも取れていたので80点くらいつけても良いと思う。その代わりにアタックは30点程度である(笑)

―1月2日の帝京大に向けての想いは?
木村監督
過剰には意識はしていない。毎年当然立ちはだかる相手なので、今回も準決勝で当たる相手に過ぎない。その中で自分たちのベストゲームをし、力を出し切ることに焦点を絞って臨みたい

野口キャプテン
東海大は大学日本一を目標に掲げているので、一戦一戦に賭けていきたい思いはある。次の帝京大戦に向けて良い準備をしてベストに持っていきたい

―帝京大へのスクラム以外の修正点は?
木村監督
試合巧者である帝京大との戦いでは嫌と言うほど経験しているので、いかにして自分たちの時間を増やすことができるかが重要なポイントである。まだ無くせるペナルティも散見しているので、しっかり直していきたい。また守る時間が長くなると苦しい場面も多くなるので、ポジションを上げて攻める時間も増やして行きたい。簡単なミスをなくすなどはゲームの中でしか成功させることができないので、しっかりコミュニケーションのとれたプレイを心がけていきたい

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(文責:大阪府協会 石川悟、丸井康充)

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 野口美保

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫

■撮影者:KRPU 若林衛

■撮影者:KRPU 坂田勇三

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主要試合日程

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6月16日(土)
日本代表
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天理大学
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大学春季T 2回戦
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