10月25日(日) 第4節 天理大学 40-14 立命館大学

関西大学Aリーグ 第4節 天理大学 VS 立命館大学

2015年10月25日(日) 12:00キックオフ グラウンド:天理親里競技場 入場者数:1845人 天候:晴れ
レフリー:真継丈友紀 (日本協会A1)
アシスタントレフリー:丸山智一/飯田真治/佐藤祥仁
MOM:天理大学 12番 金丸勇人
天理大学 立命館大学
40 FULL TIME 14
19 前半 7
21 後半 7
詳細
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マッチサマリー

今年初めて関西大学Aリーグを快晴の天理親里ラグビー場で開催される。

関西大学Aリーグの優勝候補として苦戦はしているが危なげない勝ちっぷりで唯一の連勝で4節を迎える天理大学。

黒星スタートから波に乗れず、前節ではスタートメンバーを変えて臨んだが、今一歩のところまで追い込みながら勝ち切れず痛い敗戦となった立命館大学。

体を張ったデフェンスからの切り返しで勝機を掴みたい。

風下から攻める立命館大の10番・大城のキックでゲームが始まる。

先制したのは立命館大、3分にモールでサイド攻撃を繰り返しゴールポスト左に7番・キャプテン小原がトライ、ゴールも10番・大城が成功し0-7とする。

先制された天理大は9分にゴール前ラックから8番・マキシがラックの上を乗り越えゴールポスト右にトライ、ゴールも13番・トンガが成功し7-7と同点とする。

攻撃のリズムを掴んだ天理大は25分にハーフウェイから9番・藤原から10番・王子に渡り12番金丸が巧みなステップで敵陣を切り裂き左隅にトライ、ゴールも13番・トンガが成功し14-7とする。

攻撃に手を緩めない天理大は32分にゴール前ラックから9番・藤原から6番・李とボールを繋ぎ11番・井関が抜け出し左中間にトライ、ゴールは不成功、19-7とリードを広げて前半が終了。

後半も走力が衰えない天理大は8分にスクラムからモールになったボールを奪い9番・藤原から10番・王子繋ぎ再び12番・金丸がゴールポスト下にトライ、ゴールも13番・トンガが成功し、26-7。

攻め込みながら得点を奪えなかった立命館大は22分にゴール前ラックから9番・高島からパスを受けた10番・大城が抜け出し左中間にトライ、ゴールも10番・大城が成功し26―14と追い上げる。

フォワードも安定した天理大は32分、自陣10mのラックのボールをターンオーバーすると9番・藤原が抜き出し、14番・久保に渡り右隅に独走のトライ、キックも途中出場した23番ケレビが難しい角度を決め、33-14。

ロスタイムになっても入れ替えした選手が元気よく動く天理大は22m付近のラックから22番・後藤から23番・ケレビに渡り左中間にトライ、ゴールも22番後藤が成功し、40-14としてノーサイド。

マン・オブ・ザ・マッチには、突破力を遺憾なく発揮した12番・金丸選手が選ばれた。

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監督&キャプテンコメント

【天理大学 小松節夫監督】

立命館大は良いチームですのでこの様な点差が開くと思っていなかった。

ゴール前でのフォワードのデフェンスも良かったし、セットも安定していた。

金丸が大活躍してくれた、3試合観ていてインサイドセンターに変えて良かった。もともとウイングですので、スピードも有り、デフェンスの突破力もあるので合っていると思う。ブレイクダウンのところで食い込まれていたのでここを修正したい。

3年前のチームと比べると爆発力の差はあるが、チームワークがあるチームだと思う。まだまだこれからだと思いますので、最後まできっちりと良いところを引き出してやって行きたい。

【天理大学 東口剛士キャプテン】

立命館大もゴール前でフォワードが強かったがこちらも負けずフォワードで勝負しようと言っていたので獲り切れて良かった。

今日は金丸も頑張ってくれたし、両ウイングも良かったと思う。

開幕から連勝しているが、関西はどことも力の差がないので、気を引き締めて次の試合に臨みたい。

(記事:関西ラグビーフットボール協会広報委員会)

フォトギャラリー

2015年10月25日(日) 天理大学対立命館大学 ■撮影:前田寛文

2015年10月25日(日) 天理大学対立命館大学 ■撮影:山口勝一