11月25日(土) 第7節 同志社大学 12−31 天理大学

DSC_89482017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第7節
同志社大学 VS. 天理大学

2017年11月25日(土) 14:05キックオフ グラウンド:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 入場者数:3050人 天候:晴れ/弱風
レフリー:大槻卓(日本協会A)
アシスタントレフリー:木俣俊祐(関西協会) / 勝木龍樹(京都府協会) / 村上拓平(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学 8ファウルア・マキシ
同志社大学 天理大学
12 FULL TIME 31
7 前半 5
5 後半 26
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マッチレポート

最終節を迎え、戦前の予想通リ圧倒的な強さで関西大学Aリーグを制した天理大学、3勝3敗と期待を裏切る結果となったが何としても勝利し、大学選手権出場資格のチャンスを掴む為にも負けられない同志社大学。

快晴の西京極球技場で天理大SO松永のキックでゲームが開始、お互いにチャンスを生かすことが出来ず主導権を握ることが出来なかったが、最初にスタンドを湧かせたのは同志社大、29分ゴール前5mスクラムからサイド攻撃を繰り返し、最後はNO8キャプテン野中がゴールポスト下に先制トライ、GKもFB光部が成功し、7-0
リードを許した天理大は徐々にリズムを掴み始めた36分、右ゴール前5mラインアウトモールからLO由良が右中間に押し込みトライ、GK不成功、7-5と追い上げて前半が終了。

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後半最初にチャンスを掴んだのは天理大12分、右10mラインアウトモールからサイド攻撃を繰り返し最後はFL島根が右中間にトライ、GKもSO松永が成功し、7-12と天理大が逆転。
15分、再び天理大が10m付近の中央ラックからSH藤原からSO松永と渡り、FB井関が止められたが、フォローに入ったWTB久保が左隅にトライ、GKは不成功、7-17とする。

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同志社大もチャンスを掴み攻め込むが、天理大の粘り強いデフェンスの前に得点が出来ない。
34分、天理大15m中央スクラムから途中出場21番小畑からCTBフィフィタに渡りWTB中野が左隅にトライ、GKも難しい角度からのキックをSO松永が成功、7-24。
42分、天理大が自陣ゴール前で同志社大のミスから21番小畑がセンターまで走り込み、ラックから22番池永からWTB中野に渡り、パスを受けたCTBフィフィタが回り込み右中間にトライ、GKもSO松永が成功し、7-31。

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47分、最後まで諦めない同志社大は、自陣25mからフェーズを繰り返し、ゴール前5mラックから途中出場21番人羅からNO8野中に渡りFB光部からライン沿いから走り込んだ22番鶴田が左隅にトライ、GK不成功、12-31でノーサイド。
天理大の2年連続9回目の優勝となった。
大学選手権では、関西優勝チームとして、日本一を目指し関西のラグビーファンを楽しませる試合を期待したい。
MOMには、天理大学NO8ファウルア・マキシが選ばれた。

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(文責:玉川育夫)

監督・キャプテンコメント

天理大学 小松 節夫監督
「今日は同志社大の勢が全面に出ていたので、上手く行かず受けていたと思う。
何とか後半はマイボールを得点に結びつけることができ、結果は勝つことができた。最後まで同志社大の攻める気持ちが切れていなかったので、この様なファイトなゲームが出来たと思う。今日の様な試合が出来たので、もう一度修正して、大学選手権に向けて臨みたい。」

天理大学 王子 拓也主将
「今日は同志社大のプレシャーを受けて、自分達のラグビーが出来なかったが、強みであるフォワードのスクラムとデフェンスで挽回できた。このプレシャーを良い収穫として受け止めて次に臨みたい。関西リーグで優勝が出来たのは、沢山の応援と支援のお陰と思っていますので、大学選手権では日本一を目指して頑張りたい。」

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 坂田勇三

■撮影者:KRPU 渡辺隆夫

■撮影者:KRPU 野口美保