1月11日(土) 豊田自動織機 26-20 清水建設

トップチャレンジリーグ 第6節豊田自動織機 VS 清水建設

2020年1月11日(土) 11:30キックオフ
グラウンド:ヤンマースタジアム⻑居
入場者数:3213人
天候:晴れ/無風
レフリー:橋脇正典 (⽇本協会A2)
アシスタントレフリー:佐々⽊裕司 (⽇本協会A1)/飯⽥真治 (関⻄協会)/真鍋翔太 (関⻄協会)
豊田自動織機 清水建設
26 FULL TIME 20
7 前半 3
19 後半 17
詳細
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マッチレポート

正月休みをはさんで迎えたトップチャレンジリーグ第6節は4勝1敗で2位の豊田自動織機シャトルズと、前節惜しくも初勝利を逃して全敗の清水建設ブルーシャークスの対戦。ヤンマースタジアムで行われた。今冬は異常な暖かさ。汗ばむほどの小春日和の中、試合は豊田自動織機のキックオフで始まった。


前半、攻め込んではいるものの、なかなか得点に結びつけられない豊田自動織機は27分、ペナルティーから右ゴール前10mラインアウト。このラインアウトから左へ展開、FWがフェイズを重ねて最後は8番ソシセニ・トコキオが右ポスト横に先制のトライをねじ込んだ。GKも10番トゥシ・ピシが決めて7-0と先制。


一方、清水建設は前半終了間際に敵陣10mL中央で得たPGを10番石田一貴が見事に決めて7-3となり、僅差で折り返しとなった。

後半開始早々の2分、清水建設は敵陣右10mL付近の相手ノッコンを素早くラックにして、パスを受けた14番森谷直貴が巧みに抜け出し中央ゴール前10mまで運ぶと、右にゴロパント。走り込んできた10番石田が拾い上げ右中間に逆転のトライを押さえた。Gも石田が決めて7-10。

逆転された豊田自動織機は7分に得たペナルティーから右ゴール前10mラインアウトにし、モールを形成。ゴール前まで運ぶ。右ゴール直前ラックから7番スコット・フグリストーラーが右ポスト横に再逆転トライを押さえ、GKも10番ピシが決めて14-10。
しかし直後の10分に清水建設は右中間10mL付近からのPGをまたも10番石田が決めて14-13と詰め寄る。

追い上げられた豊田自動織機は20分に左中間ゴール前5mラックから5番ケイデン・ネヴィルが持ち出し、2番キャプテン渡邊友哉が左ポスト横にトライを挙げ、ここも10番ピシがGKを決めて21-13と突き放す。26分にも左ゴール前10mラインアウトよりモールで進むと6番タレニ・セウが持ち出して左中間にトライ、GKは外れて26-13となった。開き直った清水建設がここから猛攻を開始。何度も相手ゴール前に襲いかかる。

迎えた36分、右中間ゴール前5mラックから左に展開し最後は13番野田涼太が左中間に飛び込んでトライ、GKも10番石田が慎重に決めて26-20と1トライ1ゴールで逆転勝ちとなる状況に持ち込んだ。

勢いを得た清水建設はキックオフからボールを繋いでフェイズを重ね、ゴール前まで攻め込む。ところがここで痛恨のノッコン。勝負は決した。清水建設の攻撃を凌ぎ切った豊田自動織機が4トライのボーナスポイントも勝ち取った。

監督コメント

豊田自動織機 徳野洋一ヘッドコーチ
清水建設さんが80分通してタイトなデフェンスをしてきて、少しリズムを崩した点が反省点。ただ豊田自動織機としてはこれまで出場機会が少なかった若い選手がタイトなゲームを経験でき、成長できる試合だった。次節は最終戦。昨年ともにトップリーグから降格したコカ・コーラレッドスパークス戦であり、負けられない戦いになる。我々が今年一年間歩んできた成長を披露することにフォーカスしていきたい。

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 吉川千春

■撮影者:KRPU 吉川真希