7月7日(日) 京都産業大学vs関西学院大学 関西大学春季トーナメント


2024年07月07日 14:00 K.O.
入場者数:700人 天候:晴れ/無風
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:廣瀬 亮治(関西協会) / 立川 誠道(関西協会) / 松岡 実(関西協会)
京都産業大学 関西学院大学
73 FULL TIME 49
45 前半 21
28 後半 28
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LIVE配信


メンバー表

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京都産業大学
監督廣瀬 佳司
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR曽根 隆慎4174104石切中→大産大付属
2HO李 淳弘4171103大池中→大阪朝鮮
3PR川口 新太4186129宝塚RS→東海大大阪仰星
4LO日吉 健4180102寝屋川第三中→大産大付属
5LOソロモネ・フナキ4186110トンガカレッジ→目黒学院
6FL平野 龍3180100新生野中→札幌山の手
7FL松永 壮太朗4187100勧修中→京都工学院
8NO.8シオネ・ポルテレ3184112トンガカレッジ→目黒学院
9SH土永 旭417176西陵中→光泉カトリック
10SO吉本 大悟318488七条中→東海大大阪仰星
11WTB林 総大117173菫中→御所実業
12CTB藤本 凌聖417487鈴鹿RS→朝明
13CTBナブラギ・エロ二2187102Queen Victoria School→大分東明
14WTB西 浩斗417075熊本RFC→熊本西
FB辻野 隼大417887長吉西中→京都成章
16Re.平野 叶苑4174100四日市Jr.RFC→西陵
17Re.乳井 大士4168109名古屋RS→中部大春日丘
18Re.佐名木 風雅1182110吹田RS→関大北陽
19Re.シオネ・マへ1187100トンガカレッジ→高川学園
20Re.伊藤 森心317590明石JrRC→松山聖陵
21Re.西村 建哉416670神川中→京都成章
22Re.尾崎 恵大316580四条中学→光泉カトリック
23Re.神 拓実117880筑紫ヶ丘JrRS→東福岡
24Re.堤田 京弘417680枚岡中→大阪桐蔭
25Re.小林 修市317683勧修中→京都成章
関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR黄 世邏4180110愛知朝鮮中級→中部大春日丘
HO平生 翔大4174104関西学院中→関西学院
3PR市川 晃己4177109関西学院中→関西学院
4LO堤 保澄4180101洛南中→京都成章
5LO趙 勇来4181107東大阪朝鮮中級→大阪朝鮮
6FLホルス 陸人2176101兵庫県RS→石見智翠館
7FL稲垣 直希4178104帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
8NO.8小林 典大3185105上京中→京都成章
9SH川原 大317379鹿児島ジュニアRFC→大分舞鶴
10SO徳永 司也416775伏見中→京都成章
11WTB武藤 航生317484兵庫県RS→関西学院
12CTB松本 壮馬417386宇摩RS→石見智翠館
13CTB川村 祐太418195北海道バーバリアンズJr→関西学院
14WTB山本 快417786関西学院中→関西学院
15FB的場 天飛317084伊丹RS→石見智翠館
16Re.田中 健太2169100草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
17Re.中田 偲響3175102蹉跎中→東海大大阪仰星
18Re.小杉 太郎1183107茗溪学園中→茗溪学園
19Re.中村 翔太2187105菫中→大阪桐蔭
20Re.南川 祐大3183105三田RS→京都成章
21Re.甲斐 悠太郎416788関西学院中→関西学院
22Re.上村 陽輝217479枚方第三→関西学院
23Re.中 俊一朗317686東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星
24Re.金正 優作317589郡山中→天理
25Re.田中 暉真317283茨木RS→京都成章

春季トーナメント優勝決定戦。昨年秋リーグ優勝の京都産業大学と3位の関西学院大学の戦いとなった。今春も関西では強さが際立つ京産大に対し、関学大がどう挑むか楽しみな一戦。猛暑となりコンデションが厳しいなかでも、多くのファンに詰めかけていただいた。

関学大のキックオフで始まった。

開始早々1分、京産大が先制した。敵陣10M付近ラインアウトからNO8⑧シオネ・ポルテレとPR①曽根隆慎が強烈な当たりでゲイン、SO⑩吉本大悟からCTB⑫藤本凌聖にパス、そのまま30M走り抜けてゴールポスト下にトライ。ゴールはFB⑮辻野隼大が決めて先制。(7-0

あっさりと先制トライを奪われた関学大だが、すぐに反撃する。4分、ボールを左右に大きく動かしながら、WTB⑭山本快が強い体幹でゴール前までボールを運ぶ。ラックから左へ展開、CTB⑬川村祐太がインゴールへゴロパント、走り合いに勝ったWTB⑪武藤航生がボールを押さえトライ。左中間からのゴールを⑭山本が決めて、スコアを振り出しに戻す。(7-7

今度は京産大。9分、ゴール前で粘る関学大に対し、敵ボールゴール前5Mスクラムを一気に押し込みターンオーバー、⑧ポルテレが持ち出して押さえ込み(ゴール成功)逆転。(14-7

次も京産大。12分、敵陣22M付近ラインアウトからモールで押し込みプレッシャーをかける。オフサイドのアドパンテージを貰いながら、HO②李淳弘がモールをコントロールのあと飛び出し、最後はLO⑤ソロモネ・フナキが右中間にトライ。(19-7

引き離されたくない関学大。21分、ゴール前のラックから右に展開、CTB⑫松本壮馬から走り込んできた⑬川村へパス、そのまま走り抜けてトライ(ゴール成功)。(19-14

その後すぐの23分に、京産大⑧ポルテレがゴールポスト横に飛び込みトライ(ゴール成功)。(26-14

31分には、京産大WTB⑭西浩斗がインターセプトから40M走ってトライ(ゴール成功)。(33-14

35分にも京産大。ゴール前5Mラインアウトからサインプレーミスだったが、LO④日吉健がボールキャッチし、そのままトライ(ゴール成功)と引き離す。(40-14

このまま一方的なゲームになってしまうのかという場面であったが、40分に関学大NO8⑧小林典大がトライを返す(ゴール成功)。(40-21

だが、その後すぐの43分、関学大ゴール前のミスからWTB⑪林総太が右中間にトライを奪い、リードを広げて前半を終える。(45-21

猛暑の中、両チームとも集中力を保つのが難しく、何とか最後まで頑張ってほしいところだが、リカバリーもままならない中、後半を迎えた。

開始早々1分、京産大の絶好調⑧ポルテレがトライ(ゴール成功)。6分にも⑧ポルテレが、8分にも京産大FL⑦松永壮太朗がトライ(どちらもゴール成功)で、勝負としては決まった感。(64-21

だが、ここから関学大は切れることなく、13分にHO②平生翔大、16分にFB⑮的場天飛、19分にはSH⑨川原大がトライ(すべてゴール成功)し、意地を見せる。(66-42

この後、21分には京産大⑭西がトライ(ゴールSO㉒尾崎恵大が決める。)、36分には関学大⑫松本がトライ(ゴールはSO⑩徳永司也が決める。)、お互い1本ずつ決めてゲームセット。(73-49

京産大は3年連続で5度目の春の王者に輝いた。

酷暑と言っても過言ではない中でのゲームだったが、両チームともデフェンスはこのコンデションによるものと理解したい。ただ、攻撃力には魅せるものも多くあったのではないかと思う。

各校とも、秋のシーズンには、夏のハードワークを超えて一層たくましい姿を見せてほしい。

この(順位決定戦の)2日間、ラグビーというゲームをするのには相応しくないコンデションであったと思うが、どのチームも最後までいいプレーを魅せてくれた。お疲れさま。本当にご苦労さまでした。

 

会見レポート

関西学院大学

小樋山 樹監督
この暑い中で無事にゲームが開催できました、関係者の皆様に感謝申し上げます。
春からアタックに力を入れてやってきて、そこは一定の手ごたえを感じられましたが、点を取られすぎました、僕らの大事にしていることはデフェンスでしっかり身体を張るというところなので、そこを夏に鍛え上げて秋に向かいたいと思います。

平生 翔大キャプテン
アタックのところは自分たちの準備していたところが出た試合だったと思いますが、セットプレーやFWのバトル、デフェンスのところで受けてしまったのが今日の敗因だと思います、秋に向けてデフェンスのところをフォーカスしてやっていきます。

Q.アタックでは春からどんなところを具体的にやってきたのか?
小樋山監督
アタックのシステムとマインドのところです、今までチームとしてまずデフェンスを大事にしてきました、去年まではそれでエリアを取って戦うという手堅い形のゲームをしてきましたが、天理大さんや京産大さんにはトライを取れなかったという課題があり、今年はデフェンスをベースにアタックを変更しました。

Q.セットプレーでの相手のプレッシャーは?
平生キャプテン

スクラムのところで、間合いやバインドで合わないところがありました、スクラムをもっと組み込んでFWでチームを勢いづけられるようにやっていきます。

Q.春季リーグ2位という結果は秋に向けてどのようなものになっていくか?
小樋山監督
もちろん嬉しいし自信をもってやっていきたいですが、自分たちがやってきたことの成果と課題にしっかりフォーカスしないと、秋は各チームとも全く別のチームに仕上げてくるので、チャレンジャーという気持ちをもってやっていきます。

平生キャプテン
去年が3位で今年2位という結果は自分たちの自信になりますが、他のチームもこれから夏に向けて成長するだろうし、我々がチャレンジャーという気持ちを忘れたらここから成長できないので謙虚に取り組んでいけたらと思います。


京都産業大学

廣瀬 佳司監督
春からやってきたことを関学さん相手にどれだけできるかにチャレンジした試合でした、前半からアグレッシブに戦ってくれ、勝ち切ってくれて良かったと思っています。
優勝できましたけど他のチームもどんどん強化してくると思います、我々も合宿を含めて強化して、秋もタイトルを取れるように頑張っていきたいと思います。

辻野 隼大キャプテン
今日の試合は自分たちにフォーカスして取り組もうとのぞんだ試合でしたが、納得できる試合ではありませんでした、勝ちはしましたが、失点が多くて自分たちのラグビーが出来ませんでした、ただ課題であったセットプレーに関しては関西学院大学さんにファイトすることが出来たので、そこは今後の強みになっていけばと思います。

Q.1年生が4人出場しましたが評価は?
廣瀬監督
期待を込めて今回メンバーに入れたのですが、期待通りに活躍してくれました、彼らが決勝のフィールドに立てたということは、今後のチームの活性化につながりますので良かったと思います、またこのレベルを経験することで彼らも伸びてくれると思います、それがチームの強化につながると期待しています。

Q.今年のチームの春から今までの仕上がりは?
廣瀬監督
去年のメンバーが多く残っており、4回生がリーダシップを取ってチームを引っ張ってくれています、私は就任4年目ですが、今までで一番順調に来ていると思います。

Q.辻野キャプテンについて?
廣瀬監督
ラグビーの理解度が高いので、戦術・戦略の部分でフィールドでの視点で発言してくれるので非常に助かっています。


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■KRPU 渡辺隆夫


■KRPU 薮功也

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