7月7日(日) 京都産業大学vs関西学院大学 関西大学春季トーナメント
レフリー:米倉 陽平(関西協会)
アシスタントレフリー:廣瀬 亮治(関西協会) / 立川 誠道(関西協会) / 松岡 実(関西協会)
京都産業大学 | 関西学院大学 | |||
73 | FULL TIME | 49 | ||
45 | 前半 | 21 | ||
28 | 後半 | 28 | ||
詳細(PDF) |
メンバー表
京都産業大学 | ||||||
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監督 | 廣瀬 佳司 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 曽根 隆慎 | 4 | 174 | 104 | 石切中→大産大付属 |
2 | HO | 李 淳弘 | 4 | 171 | 103 | 大池中→大阪朝鮮 |
3 | PR | 川口 新太 | 4 | 186 | 129 | 宝塚RS→東海大大阪仰星 |
4 | LO | 日吉 健 | 4 | 180 | 102 | 寝屋川第三中→大産大付属 |
5 | LO | ソロモネ・フナキ | 4 | 186 | 110 | トンガカレッジ→目黒学院 |
6 | FL | 平野 龍 | 3 | 180 | 100 | 新生野中→札幌山の手 |
7 | FL | 松永 壮太朗 | 4 | 187 | 100 | 勧修中→京都工学院 |
8 | NO.8 | シオネ・ポルテレ | 3 | 184 | 112 | トンガカレッジ→目黒学院 |
9 | SH | 土永 旭 | 4 | 171 | 76 | 西陵中→光泉カトリック |
10 | SO | 吉本 大悟 | 3 | 184 | 88 | 七条中→東海大大阪仰星 |
11 | WTB | 林 総大 | 1 | 171 | 73 | 菫中→御所実業 |
12 | CTB | 藤本 凌聖 | 4 | 174 | 87 | 鈴鹿RS→朝明 |
13 | CTB | ナブラギ・エロ二 | 2 | 187 | 102 | Queen Victoria School→大分東明 |
14 | WTB | 西 浩斗 | 4 | 170 | 75 | 熊本RFC→熊本西 |
⑮ | FB | 辻野 隼大 | 4 | 178 | 87 | 長吉西中→京都成章 |
16 | Re. | 平野 叶苑 | 4 | 174 | 100 | 四日市Jr.RFC→西陵 |
17 | Re. | 乳井 大士 | 4 | 168 | 109 | 名古屋RS→中部大春日丘 |
18 | Re. | 佐名木 風雅 | 1 | 182 | 110 | 吹田RS→関大北陽 |
19 | Re. | シオネ・マへ | 1 | 187 | 100 | トンガカレッジ→高川学園 |
20 | Re. | 伊藤 森心 | 3 | 175 | 90 | 明石JrRC→松山聖陵 |
21 | Re. | 西村 建哉 | 4 | 166 | 70 | 神川中→京都成章 |
22 | Re. | 尾崎 恵大 | 3 | 165 | 80 | 四条中学→光泉カトリック |
23 | Re. | 神 拓実 | 1 | 178 | 80 | 筑紫ヶ丘JrRS→東福岡 |
24 | Re. | 堤田 京弘 | 4 | 176 | 80 | 枚岡中→大阪桐蔭 |
25 | Re. | 小林 修市 | 3 | 176 | 83 | 勧修中→京都成章 |
関西学院大学 | ||||||
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監督 | 小樋山 樹 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 黄 世邏 | 4 | 180 | 110 | 愛知朝鮮中級→中部大春日丘 |
② | HO | 平生 翔大 | 4 | 174 | 104 | 関西学院中→関西学院 |
3 | PR | 市川 晃己 | 4 | 177 | 109 | 関西学院中→関西学院 |
4 | LO | 堤 保澄 | 4 | 180 | 101 | 洛南中→京都成章 |
5 | LO | 趙 勇来 | 4 | 181 | 107 | 東大阪朝鮮中級→大阪朝鮮 |
6 | FL | ホルス 陸人 | 2 | 176 | 101 | 兵庫県RS→石見智翠館 |
7 | FL | 稲垣 直希 | 4 | 178 | 104 | 帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館 |
8 | NO.8 | 小林 典大 | 3 | 185 | 105 | 上京中→京都成章 |
9 | SH | 川原 大 | 3 | 173 | 79 | 鹿児島ジュニアRFC→大分舞鶴 |
10 | SO | 徳永 司也 | 4 | 167 | 75 | 伏見中→京都成章 |
11 | WTB | 武藤 航生 | 3 | 174 | 84 | 兵庫県RS→関西学院 |
12 | CTB | 松本 壮馬 | 4 | 173 | 86 | 宇摩RS→石見智翠館 |
13 | CTB | 川村 祐太 | 4 | 181 | 95 | 北海道バーバリアンズJr→関西学院 |
14 | WTB | 山本 快 | 4 | 177 | 86 | 関西学院中→関西学院 |
15 | FB | 的場 天飛 | 3 | 170 | 84 | 伊丹RS→石見智翠館 |
16 | Re. | 田中 健太 | 2 | 169 | 100 | 草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡 |
17 | Re. | 中田 偲響 | 3 | 175 | 102 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
18 | Re. | 小杉 太郎 | 1 | 183 | 107 | 茗溪学園中→茗溪学園 |
19 | Re. | 中村 翔太 | 2 | 187 | 105 | 菫中→大阪桐蔭 |
20 | Re. | 南川 祐大 | 3 | 183 | 105 | 三田RS→京都成章 |
21 | Re. | 甲斐 悠太郎 | 4 | 167 | 88 | 関西学院中→関西学院 |
22 | Re. | 上村 陽輝 | 2 | 174 | 79 | 枚方第三→関西学院 |
23 | Re. | 中 俊一朗 | 3 | 176 | 86 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
24 | Re. | 金正 優作 | 3 | 175 | 89 | 郡山中→天理 |
25 | Re. | 田中 暉真 | 3 | 172 | 83 | 茨木RS→京都成章 |
春季トーナメント優勝決定戦。昨年秋リーグ優勝の京都産業大学と3位の関西学院大学の戦いとなった。今春も関西では強さが際立つ京産大に対し、関学大がどう挑むか楽しみな一戦。猛暑となりコンデションが厳しいなかでも、多くのファンに詰めかけていただいた。
関学大のキックオフで始まった。
開始早々1分、京産大が先制した。敵陣10M付近ラインアウトからNO8⑧シオネ・ポルテレとPR①曽根隆慎が強烈な当たりでゲイン、SO⑩吉本大悟からCTB⑫藤本凌聖にパス、そのまま30M走り抜けてゴールポスト下にトライ。ゴールはFB⑮辻野隼大が決めて先制。(7-0)
あっさりと先制トライを奪われた関学大だが、すぐに反撃する。4分、ボールを左右に大きく動かしながら、WTB⑭山本快が強い体幹でゴール前までボールを運ぶ。ラックから左へ展開、CTB⑬川村祐太がインゴールへゴロパント、走り合いに勝ったWTB⑪武藤航生がボールを押さえトライ。左中間からのゴールを⑭山本が決めて、スコアを振り出しに戻す。(7-7)
今度は京産大。9分、ゴール前で粘る関学大に対し、敵ボールゴール前5Mスクラムを一気に押し込みターンオーバー、⑧ポルテレが持ち出して押さえ込み(ゴール成功)逆転。(14-7)
次も京産大。12分、敵陣22M付近ラインアウトからモールで押し込みプレッシャーをかける。オフサイドのアドパンテージを貰いながら、HO②李淳弘がモールをコントロールのあと飛び出し、最後はLO⑤ソロモネ・フナキが右中間にトライ。(19-7)
引き離されたくない関学大。21分、ゴール前のラックから右に展開、CTB⑫松本壮馬から走り込んできた⑬川村へパス、そのまま走り抜けてトライ(ゴール成功)。(19-14)
その後すぐの23分に、京産大⑧ポルテレがゴールポスト横に飛び込みトライ(ゴール成功)。(26-14)
31分には、京産大WTB⑭西浩斗がインターセプトから40M走ってトライ(ゴール成功)。(33-14)
35分にも京産大。ゴール前5Mラインアウトからサインプレーミスだったが、LO④日吉健がボールキャッチし、そのままトライ(ゴール成功)と引き離す。(40-14)
このまま一方的なゲームになってしまうのかという場面であったが、40分に関学大NO8⑧小林典大がトライを返す(ゴール成功)。(40-21)
だが、その後すぐの43分、関学大ゴール前のミスからWTB⑪林総太が右中間にトライを奪い、リードを広げて前半を終える。(45-21)
猛暑の中、両チームとも集中力を保つのが難しく、何とか最後まで頑張ってほしいところだが、リカバリーもままならない中、後半を迎えた。
開始早々1分、京産大の絶好調⑧ポルテレがトライ(ゴール成功)。6分にも⑧ポルテレが、8分にも京産大FL⑦松永壮太朗がトライ(どちらもゴール成功)で、勝負としては決まった感。(64-21)
だが、ここから関学大は切れることなく、13分にHO②平生翔大、16分にFB⑮的場天飛、19分にはSH⑨川原大がトライ(すべてゴール成功)し、意地を見せる。(66-42)
この後、21分には京産大⑭西がトライ(ゴールSO㉒尾崎恵大が決める。)、36分には関学大⑫松本がトライ(ゴールはSO⑩徳永司也が決める。)、お互い1本ずつ決めてゲームセット。(73-49)
京産大は3年連続で5度目の春の王者に輝いた。
酷暑と言っても過言ではない中でのゲームだったが、両チームともデフェンスはこのコンデションによるものと理解したい。ただ、攻撃力には魅せるものも多くあったのではないかと思う。
各校とも、秋のシーズンには、夏のハードワークを超えて一層たくましい姿を見せてほしい。
この(順位決定戦の)2日間、ラグビーというゲームをするのには相応しくないコンデションであったと思うが、どのチームも最後までいいプレーを魅せてくれた。お疲れさま。本当にご苦労さまでした。
会見レポート
関西学院大学
小樋山 樹監督
この暑い中で無事にゲームが開催できました、関係者の皆様に感謝申し上げます。
春からアタックに力を入れてやってきて、そこは一定の手ごたえを感じられましたが、点を取られすぎました、僕らの大事にしていることはデフェンスでしっかり身体を張るというところなので、そこを夏に鍛え上げて秋に向かいたいと思います。
平生 翔大キャプテン
アタックのところは自分たちの準備していたところが出た試合だったと思いますが、セットプレーやFWのバトル、デフェンスのところで受けてしまったのが今日の敗因だと思います、秋に向けてデフェンスのところをフォーカスしてやっていきます。
Q.アタックでは春からどんなところを具体的にやってきたのか?
小樋山監督
アタックのシステムとマインドのところです、今までチームとしてまずデフェンスを大事にしてきました、去年まではそれでエリアを取って戦うという手堅い形のゲームをしてきましたが、天理大さんや京産大さんにはトライを取れなかったという課題があり、今年はデフェンスをベースにアタックを変更しました。
Q.セットプレーでの相手のプレッシャーは?
平生キャプテン
スクラムのところで、間合いやバインドで合わないところがありました、スクラムをもっと組み込んでFWでチームを勢いづけられるようにやっていきます。
Q.春季リーグ2位という結果は秋に向けてどのようなものになっていくか?
小樋山監督
もちろん嬉しいし自信をもってやっていきたいですが、自分たちがやってきたことの成果と課題にしっかりフォーカスしないと、秋は各チームとも全く別のチームに仕上げてくるので、チャレンジャーという気持ちをもってやっていきます。
平生キャプテン
去年が3位で今年2位という結果は自分たちの自信になりますが、他のチームもこれから夏に向けて成長するだろうし、我々がチャレンジャーという気持ちを忘れたらここから成長できないので謙虚に取り組んでいけたらと思います。
京都産業大学
廣瀬 佳司監督
春からやってきたことを関学さん相手にどれだけできるかにチャレンジした試合でした、前半からアグレッシブに戦ってくれ、勝ち切ってくれて良かったと思っています。
優勝できましたけど他のチームもどんどん強化してくると思います、我々も合宿を含めて強化して、秋もタイトルを取れるように頑張っていきたいと思います。
辻野 隼大キャプテン
今日の試合は自分たちにフォーカスして取り組もうとのぞんだ試合でしたが、納得できる試合ではありませんでした、勝ちはしましたが、失点が多くて自分たちのラグビーが出来ませんでした、ただ課題であったセットプレーに関しては関西学院大学さんにファイトすることが出来たので、そこは今後の強みになっていけばと思います。
Q.1年生が4人出場しましたが評価は?
廣瀬監督
期待を込めて今回メンバーに入れたのですが、期待通りに活躍してくれました、彼らが決勝のフィールドに立てたということは、今後のチームの活性化につながりますので良かったと思います、またこのレベルを経験することで彼らも伸びてくれると思います、それがチームの強化につながると期待しています。
Q.今年のチームの春から今までの仕上がりは?
廣瀬監督
去年のメンバーが多く残っており、4回生がリーダシップを取ってチームを引っ張ってくれています、私は就任4年目ですが、今までで一番順調に来ていると思います。
Q.辻野キャプテンについて?
廣瀬監督
ラグビーの理解度が高いので、戦術・戦略の部分でフィールドでの視点で発言してくれるので非常に助かっています。
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