7月6日(土) 同志社大学vs摂南大学 関西大学春季トーナメント
レフリー:山本 篤志(日本協会)
アシスタントレフリー:稲西 輝紀(関西協会) / 椿原 歩(関西協会) / 田村 智章(関西協会)
同志社大学 | 摂南大学 | |||
36 | FULL TIME | 57 | ||
24 | 前半 | 19 | ||
12 | 後半 | 38 | ||
詳細(PDF) |
メンバー表(48時間前)
同志社大学 | ||||||
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監督 | 中尾 晃 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 前田 卓耶 | 2 | 177 | 106 | 報徳学園中→報徳学園 |
2 | HO | 荒川 駿 | 2 | 178 | 105 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
3 | PR | 小西 雄斗 | 3 | 177 | 110 | 同志社香里中→同志社香里 |
④ | LO | 寺北 亘佑 | 4 | 182 | 106 | 宝塚RS→常翔学園 |
5 | LO | 木村 圭佑 | 4 | 180 | 102 | 奈良RS→大分舞鶴 |
6 | FL | 吉田 慧悟 | 2 | 184 | 92 | 百道中→筑紫 |
7 | FL | 柏村 一喜 | 2 | 184 | 96 | 尼崎RS→報徳学園 |
8 | NO.8 | 林 慶音 | 3 | 180 | 103 | 楠葉中→大阪桐蔭 |
9 | SH | 石田 太陽 | 3 | 167 | 70 | 木本中→東海大大阪仰星 |
10 | SO | 野村 成 | 4 | 174 | 80 | 同志社香里中→同志社香里 |
11 | WTB | ファイアラガ 義信 ダビデ | 2 | 174 | 88 | 高槻RS→常翔学園 |
12 | CTB | 大島 泰真 | 3 | 170 | 75 | 藤森中→京都成章 |
13 | CTB | 岩本 総司 | 3 | 176 | 85 | 四條畷RS→常翔学園 |
14 | WTB | 中村 大洋 | 3 | 176 | 83 | 國學院久我山中→國學院久我山 |
15 | FB | 上嶋 友也 | 2 | 180 | 90 | 玉名中→東福岡 |
16 | Re. | 潰田 祥紀 | 4 | 168 | 100 | 兵庫RS→石見智翠館 |
17 | Re. | 長島 幸汰 | 3 | 175 | 100 | 西陵中→京都成章 |
18 | Re. | 是枝 駿佑 | 1 | 177 | 103 | 長岡第二中→洛北 |
19 | Re. | 山﨑 暖人 | 3 | 181 | 105 | 小金井RS→國學院久我山 |
20 | Re. | 中谷 陸人 | 1 | 182 | 101 | 大阪桐蔭 |
21 | Re. | 藤田 海元 | 4 | 170 | 70 | 文の里中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 田中 勘太 | 4 | 173 | 85 | ゆきのRS→長崎北陽台 |
23 | Re. | 山本 希 | 4 | 168 | 76 | 四條畷中→石見智翠館 |
24 | Re. | 桃田 涼平 | 3 | 173 | 78 | 明石ジュニアRS→報徳学園 |
25 | Re. | 永住 健琉 | 4 | 180 | 101 | 帆柱ヤングラガーズ→東福岡 |
摂南大学 | ||||||
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監督 | 瀬川 智広 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 加覧 和成 | 4 | 173 | 98 | 四条畷中→大産大附属 |
2 | HO | 三羽 了 | 2 | 170 | 92 | 伊丹RS→報徳学園 |
3 | PR | 門田 雄之助 | 2 | 180 | 111 | 報徳学園中→報徳学園 |
4 | LO | ショー・アミニアシ | 4 | 185 | 111 | マリストブラザーズ |
5 | LO | レンズ・モルンガ | 1 | 192 | 112 | マヌレワハイスクール |
6 | FL | 遠藤 偉央 | 2 | 168 | 86 | 東海大大阪仰星中→東海大大阪仰星 |
7 | FL | 角谷 宏大 | 4 | 176 | 93 | 菫中→常翔学園 |
8 | NO.8 | 川北 陽太 | 2 | 171 | 87 | 堺RS→石見智翠館 |
9 | SH | 松下 宇宙 | 4 | 170 | 70 | 英田中→日本航空石川 |
10 | SO | 川上 凌空 | 2 | 175 | 82 | 長吉西中→京都成章 |
11 | WTB | カストン・マイケルズ | 3 | 166 | 80 | アウテニクワスクール |
⑫ | CTB | 池田 翔太 | 4 | 176 | 81 | 大阪RS→常翔学園 |
13 | CTB | 公文 毅京 | 3 | 174 | 86 | 神川中→洛北 |
14 | WTB | 郡司 啓輝 | 3 | 164 | 69 | 青森山田中→青森山田 |
15 | FB | 木田 匡哉 | 4 | 175 | 80 | 枚方三中→常翔啓光学園 |
16 | Re. | 秋本 一喜 | 3 | 175 | 96 | 藤森中→京都工学院 |
17 | Re. | 米田 悠海 | 4 | 173 | 100 | 住吉中→関大北陽 |
18 | Re. | 昇 幹太 | 4 | 171 | 93 | 住道中→天理 |
19 | Re. | 神野 康生 | 2 | 187 | 100 | 田島中→大阪桐蔭 |
20 | Re. | 田中 翔馬 | 4 | 180 | 98 | 南部中→徳島城南 |
21 | Re. | 恩田 慶吾 | 3 | 165 | 82 | 滋賀学園中→滋賀学園 |
22 | Re. | 村上 剛琉 | 3 | 164 | 75 | 蹉跎中→京都成章 |
23 | Re. | 北口 絃太 | 3 | 178 | 85 | 四条畷中→大商大付属 |
24 | Re. | ジョシュア・ナレヴェア | 3 | 180 | 87 | Andrews Primary school→ウエストパックランドハイスクール |
25 | Re. | 前田 晃明 | 2 | 180 | 85 | 天理中→天理 |
2024関西大学春季トーナメント7・8位決定戦は快晴、無風、真夏日の天理親里ラグビー場で同志社大学VS摂南大学が対戦する。昨年の関西大学Aリーグでは僅差で摂南大が勝利しており、楽しみな一戦である。
摂南大のSO⑩川上凌空のキックで試合開始。
開始6分、最初にチャンスを掴んだのは同志社大、ペナルティからキックで蹴り出しゴール前5m左ラインアウトからモールを形成し最後はHO②荒川駿が左中間に先制トライ。GK不成功。5-0
12分には摂南大が自陣から攻め続け最後はWTB⑪カストン・マイケルズがゴールポスト下にトライ。GKもWTB⑭郡司啓輝が成功。5-7
18分、今度は同志社大がゴール前20m右中間のペラルティをFB⑮上嶋友也がタップキックからそのまま走り込み右中間にトライ。GKもCTB⑫大島泰真が成功。12-7
22分、再び同志社大がゴール前15m中央からのペナルティからスクラムを選択しSH⑨石田太陽からSO⑩ 野村成に渡りWTB⑭中村大洋が右中間にトライ。GKもCTB⑫大島が成功。19-7
25分、今度は摂南大が自陣から攻め続けパスを繋ぎ最後はLO④ショー・アミニアシが右中間トライ。GK不成功。19-12
33分、再び摂南大が自陣からパスを繋ぎ最後はCTB⑫ゲームキャプテン池田翔太が右中間にトライ。GKもWTB⑭郡司が成功、同点とする。19-19
38分、同志社大がゴール前8m左ラインアウトからモールを形成しサイドを攻め最後はLO④キャプテン寺北亘佑が左中間にトライ。GK不成功。24-19と同志社大がリードして前半が終了。
同志社大WTB⑭中村のキックで後半開始。
開始1分、摂南大が自陣からLO④ショーが中央を突破しパスを繋ぎ最後はWTB⑪カストンがゴールポスト下にトライ。GKもWTB⑭郡司が成功。24-26
2分、4分にも摂南大WTB⑪カストンが連続トライ。GK不成功。リードを広げる。24-36
11分、同志社大が8m左中間スクラムから展開しCTB⑫大島がゲインラインを突破しパスを受けたSO⑩野村が右中間にトライ。GKもCTB⑫大島が成功。31-36
14分、摂南大が8m左ラインアウトから右に展開しCTB⑬公文毅京が中央を突破し最後は途中出場のPR ⑱昇幹太がゴールポスト右にトライ。GKも途中出場のCTB㉔ジョシュア・ナレヴェアが成功。31-43
20分、再び摂南大が ゴール前18m左ラインアウトからパスを繋ぎ最後はPR⑱昇が左中間にトライ。GKもCTB㉔ジョシュアが成功。31-50
30分、同志社大が自陣から攻めWTB⑭中村がキックで敵陣まで進み自らボールを拾い右隅にトライ。GK不成功。36-50
34分、摂南大が中央右ラインアウトからパスを繋ぎ最後はCTB㉔ジョシュアがゴールポスト下にトライ。GKもCTB㉔ジョシュアが成功。36-57
最後まで諦めない同志社大はゴール前まで攻め込むが得点を奪えずノーサイド。過酷な条件での試合であったが互いに得点を奪い合う試合に会場から惜しみない拍手が送られた。
2024関西大学春季トーナメントは摂南大学が7位、同志社大学が8位の結果となった。
会見レポート
同志社大学
中尾 晃 監督
最初から、相手に(相手の)一番強いところを自由に出させてしまった事が(敗因の)一番の原因だと思います。ゲームの組み立てもやミスも含めて、こういった部分で今日のような展開になってしまいました。
寺北 亘佑 キャプテン(以下、C)
ゲームの入りでは、セットプレーでFWとしては良い感触があったので、良い流れに持って行きたいと思いましたが、ラックサイドなど相手の強い部分を出させてしまい、流れを掴み切れませんでした。後半は、スコアもあまり開いていなかったので、もう一度ゼロからと気持ちを切り替えて入ったつもりでしたが、コミュニケーションミスから連続で失点して、流れを(相手に)渡してしまいあせってしまった事が、今日の結果になってしまったと思います。
Q.春からやってきた事で、手応えを感じる部分は
中尾監督
正直、今日の試合は、春で一番悪いゲームををしてしまいました。昨年の結果からのスタートで、もっと泥臭く基本的なプレーをしっかりやっていこうとしていました。春シーズンを通しては、ある程度見えていた試合もありましたが、今日はメンタルも含めて後手後手に回ってしまいました。先程も(選手と)話しましたが、もう一度やり直していきます。
Q.バックスのポジションの変更が多いようですが
中尾監督
いろいろ試そうとはしています。岩本(選手)とかセブンスで抜ける事が多かったので、彼らが帰ってきて、どのポジションが良いか、どの組み合わせが良いかというところで、組み替えはしています。
摂南大学
Q.今日の試合を振り返って
瀬川 智広 監督
春の公式戦としては最終戦でしたが、(同志社さんも同じですが)怪我人が多い中で出場する選手たちがどれだけパフォーマンスしてくれるかを楽しみに試合に臨みました。結果的には、ミスも多く、修正する部分はたくさんありますが、今日のゲームプランの一つである前に出るディフェンスが出来た事はプラスの材料です。しかし、まだまだ課題はたくさんありますので、夏に向けて修正していきます。
池田 翔太 キャプテン(以下、C)
チームとして最後までやり切るという事を掲げてきました。それを最後の試合で出来た事は良かったと思います。しかし、まだまだ課題が見つかったので、これから修正していきたいと思います。
Q.怪我人が多いのは、春シーズンかなりハードにやって来たからでしょうか
瀬川監督
ハードにはやりました。(逆に)学生自身が体力的にもまだまだ追いついてこれない部分もありましたが、摂南大学は伝統的に練習はしっかりやります。摂南は、選手が4年間で成長して育っていくという様なチームを目指してやってきています。朝練も毎日やっていますし、きつい練習はしていると思います。
Q.瀬川監督4年目で攻撃面でかなり監督の考えが浸透している印象ですが
瀬川監督
私がどうこうと言うよりも、どの大学も同じようなラグビーをする中で、摂南らしさをテーマに、学生たちと一緒に考えています。(摂南らしは)正直模索している段階ではありますが、今日は良いパスがつながった部分もありましたし、継続できるのに継続できなかったという課題もありました。ただ、成功体験がなかなか少ないチームで(春シーズンを)勝って終われた事は、来週から夏合宿に向けて一つの良いきっかけになると思っています。
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