7月2日(日) 関西学院大学vs天理大学 関西大学春季トーナメント


2023年07月02日 12:00 K.O.
入場者数:1000人 天候:晴れ/無風
レフリー:金城 学(関西協会)
アシスタントレフリー:米倉 陽平(関西協会) / 四辻 順一朗(関西協会) / 天羽 吾路(関西協会)
関西学院大学 天理大学
19 FULL TIME 47
7 前半 33
12 後半 14
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LIVE配信


メンバー表

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関西学院大学
監督小樋山 樹
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR前川 吏六4169102世田谷RS→関西学院
2HO平生 翔大3174104関西学院中→関西学院
3PR安達 朋樹4165102吹田RS→大阪桐蔭
4LO堤 保澄318098洛南中→京都成章
LO野矢 健太郎4178104豊中RS→石見智翠館
6FL木下 裕翔416486明石RS→関西学院
7FL稲垣 直希317797帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館
8NO.8田中 大瑚317798兵庫RS→関西学院
9SH金築 達也418179西宮甲東ジュニアRC→報徳学園
10SO齊藤 綜馬417083関西学院中→関西学院
11WTB山本 快317685関西学院中→関西学院
12CTB松本 壮馬317287宇摩RS→石見智翠館
13CTB冨岡 周417489芦屋RS→御所実業
14WTB須股 草太316872鈴鹿RS→御所実業
15FB野村 将大418085相生中→大阪桐蔭
16Re.相澤 亮介217888高崎RS→佐野日大
17Re.西村 優希4172108京都市立西陵中→京都成章
18Re.豊永 慎之佑4176113ヤングウェーブ北九州→大分舞鶴
19Re.藤井 崇弘318299堺RS→石見智翠館
20Re.國本 周亮417694三田RCジュニア→関西学院
21Re.ホルス 陸人117693兵庫RS→石見智翠館
22Re.川原 大217378鹿児島ジュニアRC→大分舞鶴
23Re.澤田 壮太郎317077北神戸RC→尾道
24Re.加藤 匠朗417490関西学院中→関西学院
25Re.佐藤 然417893名古屋市立守山東中→中部大春日丘
天理大学
監督小松 節夫
No.Pos.氏名学年身長体重出身中学・スクール→高校
1PR森 仁之輔2178104草ヶ江ヤングラガーズ→東福岡
2HO説 拓海4176102西神戸RS→報徳学園
3PR奈良 真弥4180106天王南中→秋田工業
4LO大西 一平2182100吹田RS→東福岡
5LO渡邉 完徒318298前橋RS→明和県央
6FL上ノ坊 悠馬318295三田RS→市立尼崎
7FL鄭 兆毅4186107正徳中→竹圍
8NO.8パトリック・ヴァカタ3189115トンガカレッジアテレ→日本航空石川
SH北條 拓郎417275南信州JrRS→天理
10SO筒口 允之317081長崎RS→長崎南山
11WTB藤原 竜之丞316872ノーサイドRS→日本航空石川
12CTB北野 太一316884田辺中→天理
13CTB上野 颯汰318087関RS→関商工
14WTB豊田 祐樹417277四條畷→天理
15FBフィリモネ・サイア118190トゥポウカレッジ→青森山田
16Re.稲嶺 翔太217097大正北→石見智翠館
17Re.宮田 悠暉4175103広島大学附属東雲中→広島工業
18Re.松野 楓舞3167100北条南→松山聖陵
19Re.堀北 和久417695アパッチJr→天理
20Re.岡崎 慶喜218092市立第四中→石見智翠館
21Re.朝倉 達弥216972筑紫丘ラグビーJrRS
22Re.福本 優斗417184八尾RS→上宮太子
23Re.マナセ・ハビリ4175101トゥポウカレッジ→高知中央
24Re.関口 大輔317296南信州JrRS→天理
25Re.本田 飛翔418190天理中→天理

マッチレポート

昨季の2位天理大学と4位関西学院大学の対戦、秋の本番に向けた夏の強化のためにお互いに今期の力量を探る貴重な一戦、天理大のキックオフで始まる。
3分、関学陣10ⅿ付近からの天理大ボールのラインアウトをキープし左右へ大きくゆさぶる中で4番大西一平がゴール前中央まで大きくゲインしてラックを形成、すかさず右へ展開し14番豊田祐樹が右中間にトライし5点先取する。
10分には関学大のキックからカウンターを仕掛け、8番パトリック・ヴァカタから2番説拓海が右中間にトライ、10番筒口允之のゴールも決まり12点差とする。
関学大は要所で鋭い出足のタックルで対抗するが、天理大のブレイクダウンからの速い攻撃にデフェンスが乱れたところをつながれてしまい、その後3トライを許してしまう。
またラインアウトでのミスが重なりリズムに乗れない中で35分に苦しんできたゴール前ラインアウトからモールを組み5番野矢健太郎が左隅にトライ、10番の齊藤綜馬が難しい角度からゴールを決め、7-33で前半を終える。

後半も天理大の攻撃が続く。8分に22ⅿラインアウトから左へ展開しラックからのセカンドフェイズでパスを受けた8番パトリックが強力な突進でデフェンスを跳ね飛ばしてゴールポスト左へトライ、10番筒口のゴールも決まり7-40、14分には9番の北條拓郎のトライで7-47とリードを広げる。
しかしここから暑さのせいかゲームが動かなくなり後半33分に関学大がゴール前スクラムから右へ展開し6番木下裕翔がポスト右へトライ、23番澤田壮太朗のゴールも決まって14-47、35分には24番加藤匠朗がトライし19-47と追い上げるが反撃もここまで。
両チームともフィジカルやスクラムでは互角で点差ほど力の差は感じられなかった。関学大はラインアウトのミスで自分たちのラグビーが出来ず、一方の天理大は後半の集中が切れたところを攻められた。互いに夏を乗り越えて力を付けて秋の本番に素晴らしいゲームを見せてくれることを期待したい。

会見レポート

関西学院大学
ー(春の最終戦という事で)春の総括を含めて、本日の感想をお願いします。
小樋山 樹 監督
(天理大とは)5月にも一度対戦していますがそのリベンジと、春の集大成という事でやって来たことを出し切ろうと、今日の試合に臨みました。しかしテンポの速いアタックや激しいブレークダウンなど要所要所で(天理大に)やられてしまい、かなり点差を開けられてしまいました。しかし春にやってきた事は出ていた部分もあったので、そこは自信にしながら夏合宿で課題を克服して秋を迎えたいと思います。

野矢 健太郎 キャプテン
近大さんに勝つ事ができて良い滑り出しは出来たのですが、そこから負ける試合が多くて(本日の)最終戦も負けてしまう結果になりました。春シーズンを通して得られたものも多かったのですが、課題であるブレークダウンやセットプレーで、負けた試合ではそんなところに甘さとして出たのではないかと思います。その点を、秋に向けて夏にしっかり仕上げて行きたいと思います。

ー春からやってきた事で出せた部分とは?
小樋山監督
1対1で負けないとか、フィジカルの部分で拘ってやって来た部分は、接点の部分である程度戦えていたと思います。セットプレーでは、スクラムに拘ってやってきて、(今日の試合でも)押し勝つ場面もあり、良かったと思います。しかし、ラインアウトは課題だと思っています。敵陣に入ってからのラインアウトで獲得できないという所が、試合の大きな敗因になっていると思いますので、夏はFWはその点を改善していきたい。BKでは
一人一人のスキルに拘ってやってきて、それが出せている場面では良いのですが、一つのキックミス、パスミス、タックルミスとか、しっかりと仕事ができないとこのような(今日の)結果になってしまうと思いました。

ー昨年から見ると(今日は)ディフェンスに綻びがあったようにみえましたが?
小樋山監督
(天理大の)アタックのブレークダウンへの寄りが早くてテンポを出されてしまい、ディフェンスラインが揃わないままバラバラに上がってしまっていました。秋に向けては、最初の接点で、1人目2人目でしっかりファイトして、時間を掛けさせて、次のディフェンスでしっかりと上がっていけるように、もう一度やり直します。

天理大学
ー(春の最終戦という事で)春の総括を含めて、本日の感想をお願いします。
小松 節夫 監督
同志社さんに負けて3位4位決定戦に回りましたが、しっかりと勝って3位を確保して、しっかりと夏合宿、秋のシーズンに向かっていこうとしっかりと準備してきました。(今日は)前半はボールがよく動いて点が取れたのですが、後半はセットが不安定になり、スクラムやラインアウトモールでなかなか点を取れないと、集中力が切れてきて反則やミスも多くなり、なかなか敵陣でボールを動かす展開に出来ませんでした。夏に向けていい課題が出たのでしっかりと鍛えて、良いシーズンを迎えられるように頑張って行きたいと思います。

北條 拓郎 キャプテン
同志社さんに負けて非常に悔しい思いをしましたが、この3位、4位決定戦にフォーカスしてしっかり準備してきました。前半はボールをしっかり動かせて良いゲームが出来ましたが、後半はフィットネス不足だったり自分達の弱い部分が出てしまいました。
夏に関東の強い大学と対戦しますが、このままだと勝てないと思いますので、夏に激しい練習をして、自分達を追い込んで、(関東と)良いゲームができるようにしたいと思います。

ー久しぶりに春3位という結果をどう捉えていますか
小松監督
春3位という結果を認めてやらなければいけない部分と、優勝を目指せるという部分もあると思います。同志社さんに負けてしまった事は、自分達を見つめ直す良い敗戦になったと思います。夏にしっかり鍛えてシーズンを迎えたいと思います。

北條キャプテン
同志社さんい負けた時は悔しかったのですが、負けてしまった事でチームが変われる良い機会にもなりました。そこから選手一人一人の意識も大きく変わって来て、成長は出来たかなと思います。3位という結果でしたが、まだまだ成長して、関西1位も狙えますし、日本一も狙えると思っています。


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■KRPU 新屋敷こずえ
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