マッチサマリー
第二試合は昨年度準優勝の愛知教員クラブ(以下愛知)と全国大会初出場の大分ラグビーフットボールクラブ(以下大分)。
愛知は開始から優位にたち、6分7番中村、9分11番塚本、15分2番日紫喜とFW,BKが次々とトライを重ねる。個々のスピードが目立ち、大分のディフェンスが置いていかれるシーンが多かった。
それでも前半終了間際、大分も相手ゴールラインに迫り、フェーズを重ねる。しかし、愛知のディフェンスを破れず、前半は38-0で終了。
後半も、2分5番犬飼のトライで始まり、走力とスピートに勝る愛知が得点を重ねる。両WTBのトライで後半開始8分までに55-0。
しかし、ここから大分は意地をみせ、9分6番山村、11分14番瀧石がトライ。7番中島のゴールで14点をかえす。愛知はメンバー交替でディフェンスの連携がやや乱れたか。
その後は愛知が2トライで後半5トライの69点。大分も28分1トライをあげるが、69-19でノーサイド。
試合後、大分キャプテン村上が「フィジカルで圧倒され、思う通りのプレーができなかった」と悔しさをにじませながらも、「来年こそは」と決意を新たにしていた。
お互いにエールを交換した後は、両チームとも応援に来てくれた数少ない観客に丁寧に挨拶をしていたのが印象的であった。