6月22日(土) 豊田自動織機 14-36 リコー

トップリーグカップ2019 プール戦豊田自動織機 VS リコー

2019年6月22日(土) 13:00キックオフ
グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場
レフリー:
アシスタントレフリー:
豊田自動織機 リコー
14 FULL TIME 36
14 前半 12
0 後半 24
詳細
(TL公式)

マッチレポート

汗ばむ梅雨空の下、今シーズン初戦がブラックラムズのキックオフで開始された。
シャトルズはボールを保持して前進を図るも、ブラックラムズの防御を破れず相手陣へ進むことができない。

すると前半4分、ブラックラムズはカウンター攻撃から中盤を大きく前進、⑬牧田に渡り左中間にトライ、0-5と先制する。
シャトルズは直後のキックオフから攻め立てる。
前半16分、相手ラインアウトをスチールすると⑫ヴァカがバックス防御の隙をつき大きく前進、FWが攻撃を重ね最後は①渡邊彪が右中間にねじ込みトライ、コンバージョンも成功し7-5と逆転する。

対するブラックラムズは前半21分、じりじりと前進するとゴール前へ。
FWが攻撃を重ね、最後は⑫ロトアヘアが中央にトライ、コンバージョンも成功し7-12とする。
シーソーゲームの様相を呈した展開は続き、シャトルズは前半24分、⑨下平の巧みなキックを⑪シオシファが巧手し大きく前進、⑭松井に渡り中央にトライ、コンバージョンも成功し14-12と再逆転する。
その後は、つばぜり合いが続き、終了間際にシャトルズがPGの機会を得るが不成功、14-12とシャトルズのリードで前半が終了した。

後半早々もシャトルズペース、ブラックラムズのショートキックを⑪シオシファが受け取り前進、またカウンターから左サイドを力強く走り、スタンドを沸かせる。
それでもブラックラムズは粘り強く守り地域を押し戻す。

するとブラックラムズは後半11分、中盤スクラムから⑫ロトアヘアが抜け出し前進、FWが攻撃を継続し、再度⑫ロトアヘアが絶妙のコースを走り中央にトライ、コンバージョンも成功し14-19と逆転に成功する。
勢いのついたブラックラムズは後半17分、巧みにボールをつなぎ④柳川が中央にトライ、14-24とリードを広げる。

反撃を試みるシャトルズであるがブラックラムズの防御を破れず、後退を余儀なくされる。すると後半29分、ブラックラムズは相手陣ラインアウトから攻撃を継続すると右隅ゴール前へ、⑫ロトアヘアがタイミング良く受け取り右隅にトライ、14-29と勝利を決定づける。
反撃を試みるシャトルズであるがブラックラムズの防御が機能し寸断。
後半38分には、⑯芳野がトライを追加、コンバージョンも成功し14-36、ブラックラムズの快勝でゲームが終了した。

会見レポート

豊田自動織機シャトルズ
ロブ・ペニー ヘッドコーチ

前半40分は努力をしてきたことが戦いに出せ、選手を誇りに思うし褒めてやりたい。後半はラインアウトやスクラムで相手の圧力を受け、自信を失ったようだった。
リコーはラインアウトなどの防御の圧力があり良いチームだった。
さらに頑張らなければならないし、今後上がっていくファーストステップだった。

渡邊友哉 ゲームキャプテン
自分たちのやってきたことをぶつけようと一丸となってゲームに入り、やってきたプレーでトライができ前半は良いラグビーができた。
後半はラインアウトやディフェンスが崩れ、やりたいプレーができなかった。
次戦に向けてトップリーグのチームと戦えるので修正していきたい。


リコーブラックラムズ
神鳥裕之 監督
久しぶりの公式戦だったが準備してきたことをしっかりでき、我慢強く戦うことができて選手を誇りに思う。
初戦をしっかり戦えたので、次のNEC戦に向けて良い準備をしたい。

ボーク コリン雷神 ゲームキャプテン
プライドを持ってハードでタフなゲームに望んだ。
暑いコンディションだったが、最後の20分に差が出た。

(早坂 一成)

フォトギャラリー

■撮影者:清水良枝