12月11日(土) 関西学院大学 vs 大阪体育大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:木村 陽介(日本協会)
アシスタントレフリー:大内 想太(関西協会) / 新久 飛鳥(関西協会) / 土田 豊(関西協会)
関西学院大学 | 大阪体育大学 | |||
48 | FULL TIME | 17 | ||
19 | 前半 | 5 | ||
29 | 後半 | 12 | ||
詳細(PDF) |
関西学院大学 | ||||||
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監督 | 小樋山 樹 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 坂野 龍太郎 | 4 | 174 | 104 | 宝塚RS→関西学院 |
2 | HO | 山田 哲平 | 3 | 166 | 99 | 東海大附属仰星高等学校中→東海大大阪仰星 |
3 | PR | 安達 朋樹 | 2 | 165 | 103 | 吹田RS→大阪桐蔭 |
4 | LO | 入江 元気 | 3 | 182 | 101 | 八幡 |
5 | LO | 藤井 崇弘 | 1 | 182 | 96 | 堺RS→石見智翠館 |
6 | FL | 兪 瑛士 | 2 | 170 | 87 | 兵庫県RS→関西学院 |
⑦ | FL | 魚谷 勇波 | 4 | 168 | 84 | 勝山中→東海大仰星 |
8 | NO.8 | 松田 進太郎 | 4 | 175 | 98 | 瀬田北中→京都成章 |
9 | SH | 橋詰 学 | 4 | 169 | 76 | 天理中学校→天理 |
10 | SO | 齊藤 綜馬 | 2 | 170 | 81 | 関西学院中→関西学院 |
11 | WTB | 加藤 匠朗 | 2 | 173 | 87 | 関西学院中→関西学院 |
12 | CTB | 松本 壮馬 | 1 | 173 | 87 | 宇摩RS→石見智翠館 |
13 | CTB | 塩谷 大稀 | 4 | 175 | 88 | 箕面RS→京都成章 |
14 | WTB | 後藤 多輝 | 4 | 168 | 74 | 伊丹RS→報徳学園 |
15 | FB | 奥谷 友規 | 4 | 167 | 72 | 伏見中→京都成章 |
16 | Re. | 平生 翔大 | 1 | 173 | 103 | 関西学院中→関西学院 |
17 | Re. | 浅井 海翔 | 3 | 168 | 109 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
18 | Re. | 齊藤 遼太 | 4 | 183 | 112 | 関西学院中→関西学院 |
19 | Re. | 野矢 健太郎 | 2 | 178 | 103 | 豊中RS→石見智翠館 |
20 | Re. | 稲垣 直希 | 1 | 178 | 92 | 帆柱ヤングラガーズ→石見智翠館 |
21 | Re. | 坂原 春光 | 3 | 163 | 73 | 蹉跎中→東海大大阪仰星 |
22 | Re. | 佐藤 然 | 2 | 178 | 90 | 守山東中→中部大春日丘 |
23 | Re. | 伍々 拓也 | 3 | 165 | 72 | 西宮ラグビー少年団→京都成章 |
大阪体育大学 | ||||||
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監督 | 中谷 誠 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 柳川 正秀 | 4 | 182 | 110 | 東生野中→石見智翠館 |
2 | HO | 河野 圭太朗 | 4 | 170 | 92 | 緑中→大阪桐蔭 |
3 | PR | 角丸 献之心 | 3 | 185 | 130 | 京都RS→京都外大西 |
4 | LO | 村上 元康 | 4 | 178 | 92 | 摂津第四中→石見智翠館 |
5 | LO | ツポウ・マヘ | 2 | 180 | 107 | トゥポウカレッジ→高知中央 |
6 | FL | 原 透和 | 2 | 174 | 80 | 奈良県JrRS→常翔学園 |
⑦ | FL | 吉田 海 | 4 | 173 | 88 | 住道中→大産大附属 |
8 | NO.8 | マウ・シオネ | 1 | 180 | 120 | トゥポウカレッジ→高知中央 |
9 | SH | 三浦 裕次郎 | 3 | 165 | 65 | 寝屋川RC→御所実業 |
10 | SO | 宮城 拓 | 3 | 169 | 80 | 名護中→名護 |
11 | WTB | 竹林 珠夏 | 1 | 169 | 75 | 兵庫県RS→石見智翠館 |
12 | CTB | 越智 幸久 | 4 | 177 | 84 | 住道中→大産大附属 |
13 | CTB | 戸羽 勇登 | 4 | 173 | 76 | 瑞光中→興國 |
14 | WTB | 岡本 滉海 | 3 | 173 | 76 | 勝山中→関西大学北陽 |
15 | FB | 生駒 創大郎 | 2 | 174 | 80 | 大桐中→常翔学園 |
16 | Re. | 清水 頼仁 | 3 | 169 | 92 | 伏見中→京都成章 |
17 | Re. | 西尾 陵佑 | 3 | 175 | 108 | 春日LRC→東海大付属福岡 |
18 | Re. | 竹永 涼哉 | 2 | 177 | 115 | 大正北中→関西大学北陽 |
19 | Re. | 五十野 海大 | 3 | 182 | 106 | 八幡工業 |
20 | Re. | 堀田 凌永 | 1 | 180 | 82 | 京都アパッチRCJr→京都成章 |
21 | Re. | 生駒 海一 | 1 | 167 | 72 | 住之江中→大阪桐蔭 |
22 | Re. | 田口 睦人 | 2 | 170 | 77 | 四日市JrRFC→朝明 |
23 | Re. | 岩本 晃伸 | 3 | 173 | 86 | 東生野中→常翔学園 |
マッチレポート
2年ぶりに開催された関西大学ラグビー入れ替え戦。第1試合は、リーグ戦では勝ち星を上げられなかったものの、最終節で優勝した京都産業大学を相手に、「関学らしさ」を取り戻したA8位の関西学院大学と、Bリーグでは格の違いを見せつけ順調に勝ち上がってきたB1位大阪体育大学の対戦。
11時45分、やや風下の大体大15番FB生駒創太郎のキックで前半が開始された。
最初に相手陣22mL内に入ったのは大体大であったが、ノックオンでチャンスを逃すと、7分、関学が最初のチャンスをものにする。大体大の反則からタッチを選択。22mLから少し入ったラインアウトからモールを作り、最後は5番LO藤井宗弘が中央付近にトライ、15番FB奥谷友規のゴールも決まり、7ー0と先制した。
関学は12分にも相手陣左10mL付近のラインアウトから6番FL稲垣直希が中央をブレイク、フォローした11番WTB加藤匠郎が2人をかわし中央にトライし追加点を上げた。(15番G成功、14−0)
次は大体大.。相手ラインアウトの乱れをついて9番SH三浦裕次郎が関学陣内深くまで入り込むと、左22mL入ったところのマイボールラインアウトからモール、FWのサイドアタックでGLに迫り、8番NO8マウ・シオネが左中間にトライし点差をつめた。(18分、12番G不成功、14−5)
しかし、関学は25分に、1本目同様に大体大の反則、ラインアウト、モールプッシュから5番藤井が右中間に飛び込んでトライ、点差を広げた。(15番G不成功、19−5)
その後、終始関学がボールを支配するも自らのミスでなかなか敵陣深くまでは入れないという時間帯が続き、そのまま前半が終了した。
後半は、関学10番SO斉藤総馬のキックでリスタートした。大体大は関学の2つの反則からペースをつかみかけたが、ラインアウトでミスをして関学にボールを渡してしまう。中央HLのスクラムから9番SH橋詰が相手陣内深くまで入り込みオフサイドの反則からPGを選択、15番奥谷が中央22mLのPGを冷静に決めて、後半最初の得点を上げた。(10分、22−5)
続く15分にも関学は12番CTB松本壮馬、13番CTB塩谷大稀で突破すると、最後は左中間ラックサイドの右を9番橋詰が飛び込んでトライ、点差を広げた。(15番G成功、29−5)
関学は攻撃の手を緩めない。22分、敵陣ゴール前ラックから再び4番LO藤井が右中間にトライ。(15番G成功、36−5)
その後も関学ペースのまま終始大体大陣内でゲームは進められ、33分、22番佐藤然のラインブレイクから19番野矢健太郎が右隅にトライ(15番G不成功、41−5)し、試合の大勢を決めた。
大体大は35分に、ラインアウトモールから右サイドを突いて行き16番清水頼仁が左ポスト横にねじ込み(12番CTB越智幸久G成功、41−12)ようやく後半最初の得点をあげたが遅すぎた。
関学はロスタイムに8番No8松田進太郎のトライ(15番G成功)。大体大も最後の最後、モールをほぼ全員で押し込み16番清水が意地のトライを上げたがここで試合終了。48−17で関学がAリーグ残留を決めた。
関学は京産大戦に続き気持ちの入ったプレーを見せただけでなく、終始主導権を握り危なげないゲーム運びであった。大体大はゴール前の決定力では関学をうわ回るものがあっただけに、そこまで入り込むことがもう少し多く出来ていればチャンスはあったはず。3年生以下の選手も多く今日の経験を生かして、来年再びこの場(入れ替え戦)に戻ってくることだと思う。
会見レポート
大阪体育大学
中谷 誠 監督
コロナ禍でこの試合を開催していただきありがとうございました。
スコアが物語っている通り完敗でした。関学さんの勢いに圧倒される形となって我々が準備してきたことが出来なかったことが今日の大きな敗因になったと思います。
吉田 海 キャプテン
昨年は入れ替え戦がなくて、今年はコロナ禍の中でも開催していただいてチャンレジ出来たことに感謝しています。試合はしっかり準備して来たのですが、(相手のプレッシャーで)封じられてしまいました。相手が全てで上でした。
関西学院大学
小樋山 樹 監督
公式戦の機会をいただきありがとうございます。
選手たちはすごくプレッシャーがかかっていたと思います。4年生を中心に体を張ってくれて、コンタクトエリアで優位に立てたのが勝因だったと思います。大体大さんのプレーシャーにもそこそこやられてしまっていたので、(そこは)来年無くしていきたいと思います。
魚谷 勇波 キャプテン
ありがとうございました。入れ替え戦ということで(選手は)より一層プレッシャーを感じていたと思います。下級生が多くいるメンバーですが本当によくやってくれたと思います。先週の試合同様、接点で絶対に負けないことを一番(の目標)としてそれを80分間出来たことが良かったと思っています。
Q.(キャプテンとして)重圧はありましたか?
魚谷キャプテン
負けてしまいましたが京産戦で自分達を示すことができたことで、自分たちでできると自信を持つ事が出来ました。
Q.今日の入れ替え戦、リーグ戦を通じて、ミスがなければもっと楽な試合運びが出来たんじゃないか?
小樋山監督
言われる通りです。もっと簡単にトライを取れたシーンはたくさんあり、それが取れていれば勝てた試合もあったと思います。そこで落としてしまったところが今年全敗してしまった大きな要因でした。そこは来年改善していきたいと思います。
Q.下級生にどのような言葉を残したいですか?
魚谷キャプテン
(下級生は)本当によくやってくれました。初戦から最終戦にかけてどんどん成長は出来たと思います。しかし、初戦からピークをもっていけたらもっと強くなれると思いましたし、下級生も感じていると思います。(コロナの状況もありますが)来年は初戦にピークをもっていけるようにしてほしいと思います。
Q.今年最後の試合で勝ち星を上げましたが、感想は?
魚谷キャプテン
最後の入れ替え戦ではありますが、勝ち切ったという所は来年に繋げてほしいと思います。初戦からこれが出来たらという後悔は正直ありますが、最後、最低限はやり切れたという所は胸を張りたいと思います。