11月7日(日) 摂南大学 vs 関西大学
メンバー表 | マッチレポート | フォトギャラリー |
レフリー:小出 兼司(関西協会)
アシスタントレフリー:阪本 浩助(関西協会) / 八木 聖也(関西協会) / 嵯峨 慶二(関西協会)
摂南大学 | 関西大学 | |||
17 | FULL TIME | 19 | ||
10 | 前半 | 12 | ||
7 | 後半 | 7 | ||
詳細(PDF) |
摂南大学 | ||||||
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監督 | 瀬川智広 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 梁 起繁 | 1 | 178 | 100 | 東大阪朝鮮中→大阪朝鮮 |
2 | HO | 米川 辰巳 | 4 | 170 | 95 | 大庄北中→新田 |
3 | PR | 戸高 寛康 | 4 | 176 | 106 | 市立尼崎 |
4 | LO | 森山 迅都 | 2 | 182 | 100 | 藤森中→京都工学院 |
5 | LO | 徳永リオ吉平 | 3 | 183 | 100 | 東住吉中→上宮 |
6 | FL | 坂口 竜太郎 | 3 | 170 | 90 | 中野中→大産大付属 |
7 | FL | 譲原 匠海 | 4 | 171 | 83 | 豊中RS→常翔学園 |
8 | NO.8 | ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノ | 3 | 187 | 110 | トンガカレッジ |
9 | SH | 藤谷 龍哉 | 3 | 162 | 66 | 藤森中→京都成章 |
10 | SO | 河波 風太 | 4 | 170 | 81 | 岩出RS→和歌山工業 |
11 | WTB | 前薗 斗真 | 2 | 172 | 82 | 東住吉中→東海大大阪仰星 |
12 | CTB | 東 将吾 | 3 | 176 | 90 | 淀中→芦屋学園 |
13 | CTB | テビタ・タイ | 4 | 185 | 100 | トゥポウカレッジ |
14 | WTB | 中来田 連 | 4 | 166 | 70 | 交野第三中→日本航空石川 |
⑮ | FB | ヴィリアミ・ツイドラキ | 4 | 185 | 100 | ラトゥナブラ |
16 | Re. | 正木 陸久 | 4 | 170 | 92 | アパッチRS→伏見工業 |
17 | Re. | 森山 正臣 | 3 | 175 | 95 | 藤森中→京都工学院 |
18 | Re. | 原渕 修人 | 2 | 177 | 106 | 摂津 |
19 | Re. | 西本 泰樹 | 4 | 180 | 93 | 奈良RS→上宮太子 |
20 | Re. | 隈元 添太 | 4 | 170 | 81 | 蹉跎中→京都成章 |
21 | Re. | 守山 虎二朗 | 4 | 164 | 67 | 中野中→大産大付属 |
22 | Re. | 大津 直人 | 1 | 168 | 75 | 常翔啓光学園中→常翔啓光学園 |
23 | Re. | 熊倉 拓海 | 4 | 173 | 90 | 神戸科学技術 |
関西大学 | ||||||
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監督 | 森 拓郎 | |||||
No. | Pos. | 氏名 | 学年 | 身長 | 体重 | 出身中学・スクール→高校 |
1 | PR | 宮内 慶大 | 1 | 175 | 105 | つくしヤングラガーズ→東福岡 |
2 | HO | 垣本 大斗 | 2 | 170 | 95 | 枚岡中→石見智翠館 |
③ | PR | 龍田 恭佑 | 4 | 174 | 105 | 瀬田北中→京都成章 |
4 | LO | 篠田 昂征 | 1 | 183 | 92 | 徳島城東 |
5 | LO | 栗本 勘司 | 4 | 181 | 96 | 報徳学園 |
6 | FL | 山本 大輝 | 4 | 171 | 90 | 菫中→常翔学園 |
7 | FL | 千原 拓真 | 4 | 176 | 88 | 長野市少年少女RS→中部大春日丘 |
8 | NO.8 | 池原 自恩 | 3 | 180 | 94 | 関大一 |
9 | SH | 溝渕 元気 | 2 | 169 | 74 | 蹉跎中→大産大附属 |
10 | SO | 高桑 基生 | 4 | 168 | 78 | 大阪RS→常翔学園 |
11 | WTB | 澤口 飛翔 | 2 | 175 | 83 | 御所中→御所実業 |
12 | CTB | 立石 和馬 | 1 | 175 | 85 | つくしヤングラガーズ→東福岡 |
13 | CTB | 藤原 悠 | 4 | 178 | 87 | 伊丹RS→大阪桐蔭 |
14 | WTB | 大坪 勇太 | 3 | 178 | 93 | 神奈川DAGSRS→國學院大久我山 |
15 | FB | 垣本 大誠 | 3 | 169 | 75 | 枚岡中→石見智翠館 |
16 | Re. | 今井 虎太郎 | 3 | 174 | 100 | 天理中→尾道 |
17 | Re. | 朝倉 貫太 | 4 | 177 | 102 | 國學院久我山中→國學院大久我山 |
18 | Re. | 細矢 一颯 | 2 | 173 | 102 | 蹉跎中→関大北陽 |
19 | Re. | 中薗 拓海 | 2 | 180 | 96 | 茨田北中→関大北陽 |
20 | Re. | 森 大起 | 2 | 177 | 81 | 勧修中→光泉 |
21 | Re. | 末井 健将 | 2 | 167 | 71 | 川西市RS→報徳学園 |
22 | Re. | 工藤 広和 | 4 | 170 | 80 | 原中→東福岡 |
23 | Re. | 石田 航希 | 3 | 171 | 75 | 関大一中→関大一 |
マッチレポート
第1試合はともに関西学院大学に勝利したものの他の3試合で勝ち星のない摂南大学と関西大学の一戦。秋の青空が広がった鶴見緑地球技場で行われた。試合は、有利なスクラムと縦攻撃での突破を図る摂南大と、正確なラインアウトとBK展開で試合を運ぶ関大と、対照的な内容で、非常に興味深い試合となった。両チームとも残り試合での勝ち越しを目指す。
先制したのは摂南大。7分、相手陣22m中央での関大のノットロールアウェイで得たペナルティーでショットを選択。WTB⑪前薗斗真が確実に決めた。なおも相手G前5m左中間のスクラムをワンプッシュ。そのままNo⑧ヴィリアミ・ルトゥア・アホフォノが持ち出しポスト右に押さえ、10-0。試合の主導権を握ったかに見えた。しかし関大は34分、相手G前5m右ラインアウトからモールを押し込み、最後はWTB⑪澤口飛翔がトライ。なおも相手22m左ラインアウトを起点に右展開、CTB⑬藤原悠が縦に切れ込んで押さえた。
前半半ばからBK展開でいいリズムをつくった関大が相手陣で試合を進め、後半もその流れが続いた。
摂南は反則が目立つようになり、流れをつかめない。逆に関大は前に出るディフェンスが光って反則を誘いターンオーバーに結びつけた。
12分、タックルでのターンオーバーからチャンスを掴み、相手G前5mラックからのNo⑧池原自恩が飛び込んだ。
ディフェンスでも自陣G前でWTB⑪澤口のタックルが摂南大FB⑮キャプテンのヴィリアミ・ツイドラキのトライを防ぐ一方、風上の摂南大は自陣22mライン付近からの縦へのキックが相手Gデッドボールラインを越え80m戻されるミスも出た。
33分、相手G前スクラムでの関大のアーリープッシュで得たFKから最後はFB⑮ツイドラキがトライを奪い、その後も必死に攻めたが及ばず惜敗となった。
POMにはチームの攻撃のリズムをつくったSH⑨溝渕元気が選ばれた。
会見レポート
摂南大学
瀬川智弘 監督
4連戦で疲れた状態ではあったが、勝ち点を取るという目標で臨んだ。関西大の激しいディフェンスの前に出ることができず破れたのは残念だった。一番残念だったのは、反則を繰り返し、それをゲームの中で修正できなかったことに尽きる。チームの実力はあると思っているので、もう一度自信を持って残り2試合、プレーしてほしい。
ヴィリアミ・ツイドラキ キャプテン
勝ちにいったが関大の方が気持ちがあった。いいゲームをしたが点をとれるまではいっていない。次も頑張りたい。
Q:反則が続いたが改善点は?
瀬川監督
オフサイドはオフサイドラインに立たないだけで、普段から意識してやるしかない。取られた反則はほとんどオフサイドだと思うので、レフリーとのコミュニケーションで苛立ちを感じていたが指示に従うことが大切で、もう一度ゲームの中でしっかり修正できるように、学生たちと話していきたい。
関西大学
森拓郎 監督
1週間いい準備ができたのと、先週、京都産業大学のフィジカルの強さを体験できたことが今日のゲームの入りから最後の粘りまでよく我慢できた要因だった。思っていたイメージと違った感じになったが、80分通してしっかりファイトできたところが勝ちにつながった。
瀧田恭佑 キャプテン
1年生のときに入れ替え戦で負けた経験をしたので雪辱の相手だった。4年生がかける思いは強く、リーグ戦では負けられない一戦で、1週間の準備期間でチーム全体が一つになりいい準備ができた結果が勝利につながった。
Q:イメージと違った点は?
森監督
ボールをキープして継続したアタックで4トライとりたいと思っていたがテンポのいいアタックができなかった点だ。
Q:藤原選手のトライが流れを変えたが?
森監督
準備していたプレー。前節はキックを使っていたので縦にアタックしようと今週取り組んできてうまく出た。
Q:今後の試合に向けて
森監督
試合ごとにチーム力が上がってきている状態なので、立命館大学にも近畿大学にもチャレンジしていい結果を出せるように準備したい。
瀧田キャプテン
立命館大学には昨年(0-38と)悔しい負けかたをしているので借りを返したい。残り2試合は、4年間やってきたものを表現できる最後の舞台なので1線1戦全力で勝ちにいきたい。
(文責 大阪府協会・丸井康充)
フォトギャラリー
KRPU 渡辺隆夫