10月30日(土) JR西日本 52-0 ユニチカ

マッチレポート

季節外れの暑さが厳しい中、ユニチカの先蹴りで始まったゲームは、序盤探り合いから始まるも、JR西日本の当たり強さが目立つようになる。

8分ユニチカゴール前、FW周辺でのブレイクダウンを繰り返した後、大きな右展開から、WTB14小川がトライ（G成功7-0）。

積極的にボールを動かし、ユニチカを左右に振り回すJR西日本。13分にはフェイズを重ね、ユニチカDFを下げた末に、左へキックパス。

WTB11山中が巧みにキャッチ、技ありのトライで突き放す。

劣勢のユニチカも、新ルール‘50・22’を意識し、自陣からキックでゲインを試みるもダイレクトタッチでつながらない。

前半さらに2トライ、1ゴールを追加したJR西日本は、後半もペースを崩さずアタックを続ける。

ユニチカは攻勢に出る場面があるも、アタックが単調で、組織立っていない分、継続できない中、スクラム、ブレイクダウン、個々の強さで圧倒したJR西日本は後半26点をスコアし、52-0で完勝。

アタック、ディフェンスとも意思統一され、球際の強さが目立ったゲームだった。

（文責：廣島　治）