マッチレポート
昨日までの寒波とはうって変わった好天候の中、松山大学のキックオフで試合が開始された。
中盤での攻防後、チャンスを得たのは鹿児島大学。前半4分、ラインアウトからBKに展開すると⑫中島が中央を突破、そのまま走り切り中央にトライ、コンバージョンも成功し0−7と先行する。
対する松山大学はスペースを有効に見つけ前進、ラインアウトから工夫されたサインプレーでゴール前に進む。すると前半10分、FWのゴール前連続攻撃から⑨長崎が抜け出し左中間にトライ、コンバージョンも成功し7−7と追いつく。
さらに松山大学はインターセプトで大きく地域を前進、対する鹿児島大学はブレイクダウンで圧力をかけ地域を押し戻す。
スコアが動いたのは前半20分。鹿児島大学は相手陣スクラムから力強い前進を見せ、最後は⑧成富が中央にトライ、コンバージョンも成功し7−14と再度リードする。
勢いのついた鹿児島大学は前半24分、③中嶋が巧みなでステップ抜け出し、中央にトライ、コンバージョンも成功し7−21と引き離す。
対する松山大学は地域前進を試みるが、細かいミスと鹿児島大学の堅守で相手陣に進めない。
終始ゲームを支配した鹿児島大学は前半40分、キックカウンターの連続攻撃から⑫中島が抜け出しトライ、コンバージョンも成功し7−28として前半が終了した。
後半も開始早々から、鹿児島大学が主導権を握る。
後半7分、キックカウンターから攻撃をすると⑭小池が走り切り中央にトライ、コンバージョンも成功し7−35とさらに引き離す。
対する松山大学はラインアウトから圧力をかけペナルティーを獲得、相手陣22mまで地域を進める。
しかしラインアウトが安定せず後退、リズムを作れない。
選手を入れ替えてテンポアップを図る鹿児島大学は後半22分、ラインアウトからフェイズを重ねるとアドバンテージを得たままキックパス、⑭小池がキャッチしトライ、コンバージョンも成功し7−42とする。
反撃を試みたい松山大学は、相手陣でペナルティーを得ると22m内ラインアウトのチャンスを得るがミスがあり生かしきれない。
チャンスを伺う鹿児島大学は後半32分、中盤の攻撃から⑨畑田が抜け出し中央にトライ、コンバージョンも成功し7−49とする。
後半一矢報いたい松山大学だが、鹿児島大学が我慢強く防御する。
最後は後半41分、鹿児島大学⑬岩崎が走り切りトライ、コンバージョンも成功し7−56としノーサイド、鹿児島大学の快勝でゲームが終了した。
(文責 品野いっせい)
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