9月30日(土) 第1節 立命館大学 8-49 天理大学

2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第1節
立命館大学 VS. 天理大学

2017年9月30日(土) 14:00キックオフ グラウンド:京都市宝が池公園運動施設球技場 入場者数:3039人 天候:晴れ/無風
レフリー:橋脇正典(関西協会)
アシスタントレフリー:丸山智一(関西協会) / 谷口博一(関西協会) / 木俣俊祐(関西協会)
ムロオ マン・オブ・ザ・マッチ:天理大学6岡山仙治
立命館大学 天理大学
8 FULL TIME 49
3 前半 21
5 後半 28
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マッチレポート

2017年度ムロオ関西大学Aリーグの京都での開幕試合2試合目。昨年度優勝そして大学選手権ベスト4に駒を進めた優勝候補筆頭の天理大学と、昨年は本来の実力が発揮できず5位という結果に甘んじた立命館大学との一戦。

立命大のキックオフで始まった。
夏の交流試合でも関東の強豪大学相手にスクラムの強さを見せつけていた天理大であるが、立命大もしっかり鍛えられた大型FWで互角以上にスクラムで対抗する。

最初にスコアしたのは立命大。前半10分から敵陣でプレーを継続し、13分に22M中央付近からSO藤高将が冷静にドロップゴールを決め3-0と先攻する。

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天理大も直後のリスタートから敵陣に入りこみ、17分にゴール前5Mラインアウトから右に展開、ラックを一つはさみ1年生SH藤原忍からこちらも1年生CTBのシオサイア・フィフィタにフラットパスを繋ぎ右中間にトライ。GKはこれも1年生松永拓郎が入れ、3-7と逆転に成功する。

この後、天理大の力強いアタックに対し、立命大は粘り強くディフェンスし、スコアは暫らく動かなかったが、36分に天理大がフェーズを重ねてディフェンスを崩し、最後はFB井関信介が中央にトライ。GKも決まり3-14。43分にも、フィフィタが2本目のトライを決め、前半を3-21で終える。

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後半は、天理大が風下で、立命大が風上で追い上げたいという構図。
ノーホイッスルの1分、天理大NO8ファウルア・マキシが強烈なタックルから敵ボールをもぎ取る。走りこんできたFL岡山仙治にパス、そのまま50Mを走り切り左中間にトライを決め、3-28とリードを広げる。

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立命大は7分に、敵陣10MのラインアウトからSH伊佐次崇宏がハイパント、22M付近でWTB片岡涼介がチェイスしたボールを、1年生FL野村雅大が足に引っ掛けインゴールにボールを運び自ら押えてトライ。8-28とするが、これが立命大の唯一のトライとなった。

この後、天理大は23分にFB井関が、26分は入替で入ったSH小畑拓也が、ロスタイムの43分にはWTB中野豪が、BK陣がそれぞれトライを決め、終わってみれば8-49でゲームオーバーとなった。

前評判どおり天理大の強さが際立ったゲームであったが、スコアは開いたが、立命大のフィジカルやスクラムの強さも十分発揮に見せた試合であった。
MOMには、攻守にハードワークが光ったFL岡山仙治が選ばれた。

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監督・キャプテンコメント

天理大学 小松 節夫監督
いつも開幕の試合が悪いと思いながらの試合だった。点差は開いたが、フォワードのセットを含めて、自分達がやろうとしたことが、出来なかった。
スクラムが上手く組めなかった印象があった。
上手く組めた時は、アゲインで、落ちた時はペナルティ、レフリーは、立命館大に有利な印象がある様に思った。
前半はラインアウトも悪かったし、来週は関学戦ですので、今日出来なかったことをしっかり修正して臨みたい。

天理大学 王子拓也主将
自分達のラグビーはアタックの継続です。流れの悪い時にデフェンスからの攻めに時間がかかったことが課題です。
今日はスクラムとモールが上手く機能していなかったが、いつもは、フォワードに助けられているので、今日は、バックスが良かったと思う。
一年生はこの舞台で良く頑張っています。彼らが伸び伸びするプレーを臨んでいますので、彼らを助けるプレーをしたい。
目標は日本一ですが、一戦一戦の戦いですので、アタックにもデフェンスにも課題はあるので、修正して次戦の関学戦に臨みたい。

フォトギャラリー

■撮影者:KRPU 萩原康夫

■撮影者:KRPU 坂田勇三