2月8日(日) 第52回日本選手権 東芝 59−12 東海大学

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2月8日(日) 第52回日本選手権 東芝 対 東海大学

2015年2月8日(日) 14:05キックオフ グラウンド:名古屋市瑞穂公園ラグビー場
レフリー:谷口かずひと
アシスタントレフリー:藤内有己 / 浅田幸臣 / 木村正彦
東芝
ブレイブルーパス
東海大学
59 FULL TIME 12
28 前半 0
31 後半 12
詳細(TL公式)

◎レポート
午前からの小雨はあがり、多少の日差しも出てきた午後、東海大のキックオフから試合がスタート。

試合開始1分,東芝FB⑮豊島がラインブレイクしそのままトライ、ゴールも成功させ7-0と先制した。東芝は、前半15分、スクラムを押し込みトライ、ゴールも成功させ14-0とし、前半24分には、FWがパワープレーで前進しそのままトライ、ゴールも成功させ21-0とした。前半36分には、東芝が素早いラックからボールを動かし⑫フランソワ・ステインがトライ、ゴールも成功させ28-0となる。東芝がコンタクト場面で圧倒する事もあったが、小さなミスも続き、トライの少ない前半となった。

後半7分までは、細かなミスもあり拮抗した状態が続いたが、東芝がスクラムからブラインドを攻め、WTBがDFをブレイク、ショートパスをつないでビックゲイン後、大きく展開して⑥山本がトライ、ゴールも成功させ35-0とした。後半14分、東芝がスクラムを圧倒し、⑧リーチ・マイケルから攻撃、素早く展開し⑭松延がトライ、40-0とした。東芝は、後半21分、東海大のインテンショナルノックオンからラインアウトモールでじりじりと前進、BKに展開して⑪大島がトライ、45-0とした。

東海大は、後半24分、BKの大きな展開から東芝の反則を誘い、ラインアウトを選択、クリーンキャッチはできなかったが上手く処理しFWが押し込み、5-45と1トライを返した。後半31分、東芝は強いボールキャリーでDFをブレイクし、素早い展開で⑨小川がトライ、ゴールも成功させ52-5とすると、さらに、後半34分、長短のパスを上手く使い、⑰森がトライ、ゴールも成功させ59-5とした。東海大は、後半37分、東芝のミスによるスクラムからプレッシャーを受ける前に早くボールを使いNO8⑳村松がそのまま抜けてトライ、ゴールも成功させ12-59とした。前後半通して東芝のフィジカルなプレーが目立った試合となった。

(会見ダイジェスト)
東芝ブレイブルーパス 冨岡 ヘッドコーチ
日本選手権まで2週間あったがチームを修正できた。闘うという気持ちとプライドをしっかり持って挑むことができた。チームとしてどのように闘っていくのかが明確になったことが大きい。目の前の試合をアグレッシブに戦っていきたい。今日の課題を修正して、帝京大にもトップリーグのチームと同様に分析して準備をしたい。

リーチ・マイケル キャプテン
新しくやろうとしていることを試すこともできた。チームとして新しいチャレンジをしていきたい。東海大はタックルもブレイクダウンも素晴らしかった。次に向けて今日の反省を修正していきたい。

東海大学 木村 監督
日本選手権に向けての時間はとても大切な時間だった。1年間やってきたことの確認と覚悟を持って挑むことができた。小手先だけで通用するわけのない社会人チーム相手にチャレンジできたことは来年にもつながる。東芝さんが本気で闘ってくれたことが東海大の財産になった。

松島 キャプテン
大学選手権が終わってからの1か月間にチームはレベルアップできたと思う。4年生にとっては最後のゲームになるかもしれないという気持ちはあった。80分間、仲間のために楽しくチャレンジして、悔いを残さないでおこうと思った。後輩のためにも大きなものを残すことができたと思う。

(記事:竹腰浩司 写真:清水良枝 広報担当:進藤剛)