トップリーグ2017-2018 第2節
NTTドコモ VS. クボタ
2017年8月26日(土) 16:30キックオフ グラウンド:パロマ瑞穂ラグビー場 | ||||
NTTドコモ | クボタ | |||
24 | FULL TIME | 45 | ||
17 | 前半 | 17 | ||
7 | 後半 | 28 | ||
詳細 (TL公式) |
マッチレポート
NTTドコモのキックオフでゲーム開始。
NTTドコモ、中盤から⑩リアンのハイパントで相手陣22m手前まで進入し、クボタのオフサイド。22m右側からNTTドコモ⑮才口のPG成功で、前半2分に3点を先制。
クボタは、前半14分、中盤からフェイズを重ねBKに展開し、⑫シオネがオフロードパスで⑬ライオネルにつなぎ、その後⑪マットに繋いでトライ、⑩森脇のG成功で、3-7とする。
前半17分、インテンショナルノックオンにより、クボタ⑪マットがシンビンで10分間退場。
NTTドコモは、前半18分、ゴール前右ラインアウトからモールを押し込み、①岡部がトライ、⑮才口のG成功で、10-7とする。
前半23分、NTTドコモ自陣ゴール前正面でオフサイドの反則、クボタ⑩森脇のPG成功し、10-10の同点。
同点から抜けだしたのは、NTTドコモ。
前半26分、NTTドコモは相手陣ゴール前でフェイズを重ね、⑬パエアが突破しトライ、⑩リアンのG成功で、17-10と三たびリードする。
前半31分、クボタ⑪マットから㉓望月に交代。
前半終了間際の39分、自陣ゴール前でNTTドコモが反則。クボタがクイックスタートで⑨井上から⑮合谷へ繋ぎトライ、⑩森脇のG成功し17-17の同点で前半が終了した。
後半、クボタのキックオフでゲーム開始。
NTTドコモ⑮才口から㉒佐藤に交代。
後半5分、中盤でクボタが展開するもノックオンし、そのままNTTドコモ⑤土屋がボールを拾い独走トライ。⑩リアンのG成功で、24-17と、NTTドコモがリードする。
後半10分、クボタ⑤アイブスから⑳末永に交代。クボタは相手陣ゴール前からBKに展開し、⑬ライオネルから⑮合谷に繋ぎトライ、⑩森脇のG成功で、24-24とこの試合3度目の同点となる。
この展開から抜け出したのは、クボタ。
後半16分、中盤から⑮合谷がカウンターを仕掛け、相手陣ゴール前まで進入、NTTドコモがオフサイドの反則で⑥大椙がシンビン。
後半21分、クボタは相手陣ゴール前ラックから⑩森脇⑫シオネと繋ぎトライ、⑩森脇のG成功で、24-31とする。
後半27分、クボタは手陣ゴール前でFWが再三アタックするも、NTTドコモが押し返し、ターンオーバーし、自陣脱出。
後半33分、NTTドコモは相手陣ゴール前スクラムからアタックするも、パスミス、そのボールをクボタに拾われ、クボタ⑭近藤がトライ。⑩森脇のG成功で、24-38とリードを拡げる。
さらに、後半41分には、クボタが相手陣22mラックから展開し、クボタ⑱才田がゴール右にトライ、⑩森脇のG成功、45-24のクボタ勝利で試合が終了した。
会見レポート
NTTドコモ
ダヴイーHC(ヘッドコーチ)
最初の60分は非常に良い内容だった。しかし、後半の最後の部分で、トップリーグでは細かいミスで差が出ることを実感した。
後半の残り10分のところで逆転を狙ったスクラムでもミスが出てしまい残念だった。
次節に向けて気持ちを切り替え、もう一度成果を上げたい。
ハインリッヒゲームキャプテン
選手はみなしっかりファイトし、体を張っていた。
トップリーグでは細かいミスが致命傷になってしまい、そのミスから後手に回ってしまった。
前節のゲームよりは内容が良かったので、もう一度修正して次節に臨みたい。
-前半の内容は良かったが、トップリーグで戦っていく上でチームに足りないものは?
ダヴイーHC
トップリーグではスキル・判断力がものをいう。
そして,プレッシャーがとても強いので、それにまだ対応できていない。
しかし、よく耐えたところもあったと思う。
そして今後戦っていく上では、冷静さやすばやい判断力が必要になってくる。今日も若手を多く使ったので、若手にどんどん経験をさせ、経験値を増やしていきたい。
クボタ
フランHC
勝利を挙げることができて、とても嬉しい。
最後の7分間はチャンスを生かすことができたし、最後の最後でボーナスポイントも獲得できたし選手の判断力の成長を実感できた。
NTTドコモはとても良いチームだったし、特に前半は向こうのペースでやられた。
杉本ゲームキャプテン
前半風下で苦しかったが、冷静に我慢して乗り切ることができて良かった。
ハーフタイム時に、後半は風上になるのでギアを上げようと呼びかけ、意思統一をすることができた。
PKは少しハプニングだったが、冷静に対応できた。
-春シーズンの結果,開幕戦の敗戦とよくない状況が続いていたが、チーム内での雰囲気は?
杉本ゲームキャプテン
チーム内の構築を大切にしてきた。そして,各リーダーがしっかりしていたことが今日の結果につながった。
-前半うまくいかなかった点で,後半に修正した点は?
杉本ゲームキャプテン
先ほども挙げたギアを上げようという点と、キックに対するリアクションを速くしようという点を修正した。
(文責 向山貴史 大林直之)